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ビジネス書や新書のようなタイトル。このところタイトルに騙され続けているので警戒しつつも、先送りが大好きな僕としてはどうしても気になる。
何かを行うときにコスト(カネじゃないよ)を先送りして、持てる能力をつかって対応する。恋愛もF16でのドッグファイトも同じで、あるタイミングを待ってそこに判断技術を集約する。
僕は先送りどころか、何もしないことも大好きなのですが、ずいぶんと自信がついてしまった。とはいえグウタラな人を肯定するための本ではない。
先送った時間をどこにツケるか。その順番や長さで、人生はあまりにもガラっと変わるんだ。怖いね。
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レビューはブログにて
http://ameblo.jp/w92-3/entry-11536760343.html
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「反応」すると失敗するので、「いったん考えてから」「行動する」
「社会的割引率」
これらが得られたことか。
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行動を取る際のやり方についての本。テニスのレシーブから経営判断まで様々な時間軸でがあるが、一流の人は、その制限の中で最大限の時間を状況の見極めに当てて、実際の行動時間は極小化している。
例えば一流バッターはトレーニングによりバットスピードをトレーニングで短縮化し、ピッチャーから伝わる情報をギリギリまで咀嚼して行動を微修正していき最後のインパクトの確度をライバルよりも高める。
一方、もう少し長い時間があるものの場合。現代では情報が多すぎて早すぎる行動をとってしまうが、状況次第でFMAがあるとは限らない。
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第1章 人は「先送り」で進化した
第2章 一流のアスリートはみんな先送りのプロフェッショナル
第3章 「先送り」は利益を生む
第4章 この世は急かすものばかり
第5章 直感が導く最悪の決断
第6章 専門家であればあるほどかかる病「シン・スライシング」
第7章 パニックを制するものは、会話と決断を制す
第8章 恋も戦闘も「見た目」でダマされるな!
第9章 いつカラスを食らうべきか?
第10章 ジョージ・アカロフが抱えた「スティグリッツの箱」
第11章 最高の投資戦略は、何もしないこと?
第12章 時計を外して、減速を
第13章 イノベーションは一瞬のひらめきだけでは生まれない
第14章 急がば回れ
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「第1感」に代表される、早すぎる判断への警鐘。
「善は急げ」であり「待てば海路の日和あり」でもあるという、ごく常識的な結論になる。
どちらか片方だけを、最新の理論でござい、と、自分の都合の良い結論のために使用する輩に注意せよ、ということだ。
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判断にかけるべき時間の感覚がつかめたら、基本的には最後の最後まで決断の瞬間を遅らすべきだ。
先送りというと悪いイメージだけど、人間にしかできない、がまんできる力とか、未来予測でもあるわけだ。
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全国怠け者友の会理事長として、福音ともいえる素晴らしい書が出ました!と喜び勇んで読んでみると、なに、なに、この本は意志を持った「先送り」についてであって、怠惰な「先延ばし」ではないとのこと。なあ〜んだ。道理で全然話が解らなかったわけだ。それぞれのエピソード、たとえばポストイット開発秘話、などはそれなりに面白いのだけど、統一感に欠けていて、結局何が言いたいのかまったく解りませんでした。「今でしょ型」の人で戦略的「先送り型」に進化したければ、おすすめの書かも。怠け者には無縁の本です。
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「先送り」して「待て」ば、かなりのことはうまくいくとの主張であるが、問題はどこまで待てるかだ。計画のグレシャムの法則からもわかるように、目先のことが気になると長期的な視野に立てない。やはり短期と長期のバランス、すなわち「両ぎき」が必要になる。ぎりぎりまで待ったほうがいいのはわかるが、タイミングを逃すと取り返しがつかない。プロのテニスプレーヤーもタイミングを逃して、ミスしてしまう。それならば、少し早め早めに手を打ったほうがよい。目下の禍に対して、待ちすぎたことによる失敗から失うものは多すぎる。
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人には向き不向きがあって、さきおくりが向いている人とそうでない人がいる、それはわかっている。でも、自分が先送り型なのかそうでないかのものさしとしてこの本を読むべき。自分を俯瞰する材料としては良書。ただ、もうちょっとコンパクトにまとめられたのではないか無駄に長い。
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著者フランク・パートノイが意思決定とタイミングを科学する。
先送りというより、タイミングをどう図るか、いつ意思決定するのか、そういうことが大切なんだなと感じた。
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残念ながら(?)やらなければいけないことを先延ばしにすることを正当化してくれるような本ではなかった。
原題は”The art and science of delay" とあるように、直感的な判断に従うことの危険性を論じたもの。プロの手にスプレイヤーでは数ミリ秒の余裕を持てるだけでパフォーマンスが劇的に改善するし、マシュマロ・テストのように先延ばしの能力の重要性を物語っているものもある。
私達の判断の多くはプライミングのように瞬間的な思考(カーネマンのファスト&スロウでいうType1)によって決められており、それはだいたい正しいのだが、少し取り掛かるのを待って熟考したほうがよいこともある。ToDoリストは戦略的に先延ばしするものと、すぐ処理するものの2つに分けたほうがよいのだ。
ポピュラー・サイエンス本のお手本のような書きぶりで、アカロフとスティグリッツの箱の話やシン・スライシングなど、興味深いエピソードをたくさん挙げつつ脳科学の結果も引用するなどスタンダードな構成で読みやすい。
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世の中即断即決が尊ばれているが、そんな傾向に一石を投じる本。邦題の先送りというよりも、原題のWait(待て)のほうがしっくりくる。ちょっと立ち止まって考えてみれば、良いこともあるよということだ。ただ、考え過ぎもだめだと言おうとしているところもあり、論旨の統一という点でどうかと思う。いろいろなデータを提示して、あんなこともある、こんなこともあると、提示しており、辞書的な読み方をすると良いかと思った。
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期待していた内容と少し違う。科学的分析の要素が強い。
すぐに反応して打ち返すのが良いとは限らない。
ギリギリまで決断を遅らせることで、より最適な解が得られる、
というのが主旨か。
どこまでギリギリ粘れるかが分からないから難しいのであるが。
http://shachiku-life.com/sakiokuri-umakuiku/
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ちょっとの先送りでうまく回ることは割と実感としてある。
急ぎでって頼まれたことをすぐやると、変更が入ってまたやり直しになることとか、割とあるあるだったので、科学的にも根拠あるってことで、これからも少しだけ寝かせてやることにしよう。