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これはいいエンタメ。致死率100%の感染症によるパンデミック・パニックものからの超能力SFへと突入するというのはありそうな設定だが、それが起こったら、という現実味と説得力を持たせて、尚且つここまでの面白さを持たすのはさすがの手腕。数百人が犠牲になった中でのたった4人の生還者に共通するのは不思議な力の獲得。念動力、透視、若返り+取り憑き。ある展開が落ち着いたら、次の展開へという感じで全く飽きさせない。上巻のラストはこれまでの不可解な「現象」が一気に噴出する形で起こった悲劇。衝撃に包まれたまま下巻。
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最悪の伝染病。物語は凄まじい勢いで拡大・死亡するパンデミックシミュレーションから始まる。その後、ミステリー、アクションなど趣旨を転々としながら進んでいるが、話の繋がりにはあまり無理を感じることなく引き込まれる(展開の激しさから引きずられるが正しい?)
上巻では伝染病拡大時の妙なリアルさが印象に残った(読んでる最中はちょっと凹んだ)
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面白い面白い。
わっかり易い展開で、スピード感あって、
ガンガン読める。
読んでて楽し~。
ガダラの豚思いだした。
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まだ上巻だけど、なかなかに面白かった。
これといった山場があるわけではないんだけれど、なんとなく、次のシーンはどうなるんだろうというところが気になる。
人の動き方とか、違和感を覚えるようなところもあるけれど、多分題材が好きなんだろう。
下巻に期待。
150704
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何気なく読んでみたのだが面白い!SFというかファンタジー物かな。タイトルの魔法使いの弟子たちというとライトノベル的な雰囲気も漂っていますが、中身は案外骨太。ぐいぐい引き込まれます。上巻が終わると、すぐに下巻に手を伸ばしました。
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あらすじ(裏表紙より)
山梨県内で発生した致死率百パーセント近い新興感染症。週刊誌記者の仲屋京介は取材中に感染してしまう。感染者は400名近くに膨れ上がり、死者も続出。結果、“竜脳炎”感染者で、意識が戻ったのは京介を含めた三名だけだった。隔離生活を続けるうち、三人は不思議な「後遺症」を身につけていることに気づく。
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2016年48冊目。
正直SFは苦手分野。でも井上夢人氏作品だから読んでる。何だろ、この先どうなるの?ってことしか書けない。
でも三者三様ドラゴンウィルスと折り合いつけてくさまはとても興味深かった。明日にでも下巻購入せねば。
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あらすじ読まずに購入。
タイトルから想像して「the TEAM」のようなコンゲーム系かと思いきや!
表紙は旧デザイン版を購入。
ささ、次巻へ。
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2015/8/28久しぶりの井上夢人さんの作品。災禍については殆ど描かれず生き残って魔法使いの弟子たちとなった3人を中心に描かれる。退屈かと思ったら終盤、ぐいぐいよまされる。さすが。しかしあの漫画の第二表紙はやめてほしいね。★4甘
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山梨県で未知のウイルスが突如病院で発生。感染者はほぼ全員死亡。
致死率は違えど現在のコロナとリンクし読んでみた。
主人公の京介が感染した所から一気に楽しくなり特に中盤からは一気読み。
下巻も3時間程で読み終わってしまった!
感染源の一人めぐみに対する世間の扱いが、現在のコロナに感染した一人の扱いと類似する部分もあり現実でも物語の中でも人間は変わらないのやと。。
お家が燃やされるのは居た堪れない。
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何だこれは、めちゃくちゃ面白い!
致死率が非常に高い感染症が流行り沢山の人が死んでいく中、奇跡的に助かった3人に不思議な後遺症が残る。
とにかく読みやすい。そして止まらなくなる。
昏睡状態が続いているめぐみの婚約者が気になるなぁ。
急いで下巻へ。
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寡作すぎる井上夢人の作品。上下まとめて。
山梨県内で発生した致死率百パーセント近い新興感染症。
生還者のウィルスから有効なワクチンが作られ拡大を防ぐが、発生当初の“竜脳炎”感染者で意識が戻ったのは、三名だけだった。
病院内での隔離生活を続ける彼ら三名は、「後遺症」として不思議な能力を身につけていることに気づき始める…。
井上夢人らしいSF小説。
「竜脳炎」から生還した主人公・仲屋京介、落合めぐみ、興津繁の3名がそれぞれ
・「千里眼」(あらゆるモノにフォーカスすることでその過去と未来が見える):京介
・「念動力」(重量を問わず、手を触れずにモノを自在に動かせる):めぐみ
・「若返り」(90歳を超えていたのに日々若返る):興津
・「完全防御」(ドラゴンウィルスは宿主に対するいかなる攻撃をも受け付けず、反射する):全員
という能力を身に付けてしまうのだが、“それを使って悪を倒す”的な内容ではなく
現実世界でどうやって生きていけばいいのかを考えていく、というのが前半部分の主なところ。
「若返り」だけ何か異色だが、これは実は能力じゃなさそうっていう前振りでもある。
リーダビリティの高さはさすがに井上夢人、といったところで
イメージとしては宮部みゆきの『龍は眠る』とか『クロスファイア』に近いかも。
(超能力=龍/竜/ドラゴンみたいなのは不思議な共通点)
単なるSFの枠に留まらず、最初の方はパンデミック(後半も)的な要素もあるし、
vs警察とか、被害者と加害者の問題とか、面倒な相手との派手な戦いとか、色々な要素が詰め込まれているので
どんな人にもおすすめできそうな内容である。
ただ…、あのラストはやっぱり腑に落ちない。
ラストに近付くにつれてどんどんと話が大きくなって、やたら雑多な情報だらけになってきたなと思ったら。。。
まぁ話の収め方としてはベターというか、若干やむを得ないのかなとも思うけれども。
謎のまま残ってるものもあるし。興津さんのもう一つの能力とか、落合めぐみの恋人のこととか。
ドラゴンウィルスの目的とかがわかるともっと楽しかったのかなぁ、と。
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100冊ビブリオバトル@オンライン第23ゲームで紹介された本です。オンライン開催。
2020.08.22〜23
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著者の井上夢人さんのプラスチックが本屋大賞発掘本として選出されていたので、いきなり手に入れていきなり読んでみた。
パンデミック、超能力系の話ということで、読む前からワクワクしていたが、とにかく読みやすくて2日で上巻を読み終えてしまった。
下巻も楽しみ。