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#読了。数々のスクープをものにした報道番組の遊軍記者布施は、警視庁捜査一課の黒田とともに、1年前に起きた未解決の「美容学生バラバラ殺人事件」の犯人を追う。未読だが「スクープ」の続編とのこと。
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記者と警察官シリーズ第二弾。長編で、さらに記者の不思議な交友関係と仕事に対する姿勢が面白い。主人公の心理描写がほぼなく、主人公へ対する描写で読ませるのがいい。
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久しぶりの今野敏。
小説面白いなと感じる瞬間。
やっぱり小説はやめられないね。
事件を追いかけるTV番組記者に担当刑事や、新聞記者がついていく。
主人公の周りには、いろいろな人が集まってくる。
CIAまで。
カルト教団が引き起こしたバラバラ殺人事件の本当の真相がスクープとして報道される。
しかし肝心の記者は飄々として気負うところがない。
今野敏らしい展開。
ヘッドライン
今野 敏
集英社文庫
ISBN978-4-08-745054-5
680円(図書館)
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報道番組「ヘッドライン」の記者・布施は、1年前のある事件を調べ直していた。
専門学校生が殺害され、遺体はバラバラにされた状態で発見された。犯人はまだ見つかっていない。デスクから「なぜそんな事件を追いかけるのか」と問われるが、彼自身にも「気になるから」としか答えられない。
そして。その捜査を担当する警視庁の刑事・黒田は捜査の行き詰まりに頭を抱えていた。布施が自分たちも知らない事実を握っているのでは、と感づいた黒田は。布施の情報を引き出そうと彼に張り付くと宣言する。
2014年9月11日読了。
物語はもちろんですが、掴み所のない布施に振り回されるデスクや黒田の変化が面白いですね。
結局、彼を認めるしかない。けど、なんだかしゃくに障る。こういう人間くささ、好きなんです。
殺害の動機と真犯人を探るミステリーとしても楽しめますが、それだけではないところが今野さんの作品の面白さだと思います。
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報道番組「ニュースイレブン」の遊軍記者がいつもスクープをものにできるのは、夜の盛り場活動あってこそ。
解説を読んだらシリーズものだったということが判ったんですが、初出本はなんと20年近く前(1997/10/31、読了)でした。全く記憶にありませんでしたね。
(2014/9/17)
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肩の力が抜けていて、それでもどんどん友達ができるなんて、うらやましい限り。
やはり、自分のやりたいことや考え方がしっかりしていて人に振り回されない人物って魅力的だ。
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遊軍記者の布施と刑事の黒田が事件を解決する。何気ない人物だけど、どれもがきちっと存在感を示している!
2014年12月25日
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「ありえない」と読むのではない。「なるほど」と読むのだ。それが小説だ。登場人物等をおさらいしながら進んで行くので解りやすいのは、よろしい。遊軍記者、布施さんの奥さんに会いたい。きっとすごい美人だぞ。キキキリンの様な・・・・
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「スクープ」の続編
テレビ局の遊軍記者 VS 刑事 (+新聞記者)、(+CIA)、…
今回は長編で読み応えありました。
池上さんの解説も面白かったです。
シリーズ 次の3作目は、図書館の予約数が結構多く、しばらく待ち。
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相変わらず面白い。信頼のおける作家の一人、今野敏。
のめり込んで現実忘れて楽しみたい!という時にはとっても適している作家だと思っている。
スクープシリーズの2作目。前回、この二作目が売っていなかったため、三作目を先に読んだのだが、あら、ここに谷口くんいたんや!と思うと、やっぱり二作目を先に読んでおけばよかった。とか思う。
隠蔽捜査しかり、とても魅力的な主人公と、人間的な脇役たち。
特に今回もデスクの鳩村さんがとても素敵。
映像化するなら絶対生瀬さんだな、と思う。
また読みたい。今野敏。
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スクープシリーズ 2作目。テレビのニュース番組布施記者と警視庁の黒田刑事がそれぞれの立場と役割の中で事件を解決していく。この2人はもちろん、まわりの脇役まで登場人物がとても魅力的。布施記者と隠蔽捜査シリーズの戸高刑事が重なる
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『スクープ』の布施、黒田らが出てくる、こちらは長編。面白かった。ただもっと布施が葛藤している姿を見てみたいような、でもやっぱりサラッとやり遂げたように見えるのが布施なような…。
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スクープシリーズ第二弾。東都放送ネットワークTBNの番組ニュースイレブンの記者布施京一が主人公、その上司のデスク鳩村昭夫、ベテランのメインキャスター鳥飼行雄、女性キャスター香山恵利子、警視庁のクセのあるベテラン刑事黒田などが主な登場人物。いつも自然体で飄々としていながら鳩村がびっくりするようなスクープをすくいあげてくる、というのがこのシリーズのパターンのよう。当時ホットな話題だったカルトな宗教団体の問題行動なども絡めてまぁまぁ面白かった。
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今回の本は、報道番組の記者 布施京一と、警視庁捜査一課第二係 黒田裕介と2人の活躍の本である。
運もツキもあるのだけれど、感の鋭さと、交友関係の広さで、沢山のスクープをものにしている主人公布施が、興味を引いたのが、未解決のバラバラ事件が、発端である。
ドラッグ販売、拉致事件、そして、オカルト教団の逮捕へとつながって行く。
ついこの間読んだ安積班シリーズ物も、良かったけど、報道関係面からの見た取材の取り合いも、興味深かった。
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布施というテレビ記者がスクープ報道の手柄を立てる、その周りの黒田刑事や鳩村デスクなんかの物語の2作目。まだ1作目は読んでないんだけど、なかなか面白い。報道番組がどう作られるのかってとことか。ドラッグと行方不明になる若者と新興宗教と1年前のバラバラ殺人が繋がっていく。