投稿元:
レビューを見る
家族にもらった。谷川俊太郎ファンなのに佐野洋子著作は初かも。予備知識がなさ過ぎてキャラをつかみきれなかった。
投稿元:
レビューを見る
元夫・谷川俊太郎、小沢昭一、河合隼雄、山田詠美、阿川佐和子、岸田今日子、明石家さんま、大竹しのぶ、おすぎというバラエティに富んだ人たちとの対談集。自然体で歯に衣着せぬ佐野さんのおしゃべりはとても痛快。特におすぎさんとはめちゃくちゃお互いをこきおろしてたりするけどすごくウマが合ってる感じが伝わってくる。さんま&しのぶのご両人はご夫婦だった頃の対談なので読み手としてはちょっと切ないけれど二人とも『100万回いきたねこ』を愛読しているというのが印象深かった。
投稿元:
レビューを見る
佐野洋子さんの対談集。
これまでどこかに載っていた対談を集めたものだったので、そこはちょっと拍子抜けでした。
けっこうむずかしい内容が多くて、あまり何の話をしているのか伝わってこなかった…。ときどき、いい言葉が出てくるくらい。
佐野洋子さんの著書が読んだことがないので、それ読んでからじゃないとたぶん楽しめない。
投稿元:
レビューを見る
近頃、絵本でもお気に入りの佐野洋子さん。
対談をしていらっしゃいます。
「ほんとのこと言えば」ではなくて「ほんとのこと言えば?」ですので相手に言っておられるのですね。
佐野さんの辛口はある程度想像できるのですが、対談の相手によって対応がビミョウに変わるのがおもしろいです。
例えば、大竹しのぶさんや、阿川佐和子さんの時と、谷川俊太郎さんや、おすぎさんの時と・・・まあ想像がつくとは思いますが、おすぎさんの対談が最高におもしろかったです。
投稿元:
レビューを見る
亡くなって3年たっても佐野洋子さん人気は衰えないのがすごい。佐野さんは自分に正直で飾らない本音が、対談でも発揮される。
結婚していた頃、谷川俊太郎と一緒に取材を受けている。一番よかったのは阿川佐和子さんとの「石井桃子さん」に関する話題。これは本当に両者の自然で優しく良いものを観ている眼が感じられる。
投稿元:
レビューを見る
佐野洋子さんが亡くなって、もう3年。あの震災を知らずに亡くなったのだ。
佐野さんはいつでも、どんなときでも佐野さんで在り続けた。その潔さが、私にとってときに驚愕であったり、尊敬であったり、嫌悪であったりした。でも、佐野さんは変わることがない。亡くなった後でも・・・。
タイトルどおり、正直に、ほんとうのことを言ってきた佐野さんが、相手にもそうすれば?というタイトルなのかもしれないが、応えるのはなかなか容易ではない。
猫の話から女を語らせる小沢昭一さん、うまくかわしながら佐野さんの本音を引き出す河合隼雄先生はさすが。おすぎとピーコは、佐野さんに親しい存在なので、話は面白いかもしれないけど、やはり雑談以上ではない。
岸田今日子さんは、母親としての佐野さんの、意外な面を引き出していて面白かった。
投稿元:
レビューを見る
今日は仕事を中断して、この本、一気に読んでしまいました。河合隼雄氏の対談、感じ方の違いで微妙にかみ合っていなくて面白い。佐野さんも感じていたでしょうね。その点、山田詠美や阿川佐和子との対談は抜群に面白い。
「世の中でお洒落って思われていること、ゼーンブ大嫌いなのよね」って、お洒落な雑誌を作りたいと思っていた編集者にカチンと来て電話を切った話など、佐野さんの魅力満載。おすぎとの本音トークも最高!
投稿元:
レビューを見る
佐野洋子さんの対談集。
『100万回生きたねこ』が泣くほど大好きなので、この対談集も図書館でつい手に取ってしまいました。
実際読んだのは数人分だけど、面白かった!
すごく、大人の女の人。
なるほど、こういう成熟した人からああいう絵本はうまれるんだなあ、と。
投稿元:
レビューを見る
佐野洋子さんってこんなにサバサバした、人なんだと初めはびっくりしたけど、なかなかはっきりといろんなこと言う方で楽しかった。一人息子さんとの関係について、話していたところがとても興味深かった。母親の愛は難しいというような。
息子さんが思春期に少しぐれてしまったようだが、佐野さんが、私は子を飲み込むくらいの母親だから、よくもあんな程度のぐれ具合で育って良かった。と言ってたところは忘れられない。
阿川佐和子と石井桃子さんのすごさを話しているのが印象に残っている。
投稿元:
レビューを見る
「どんな馬鹿でも生きていけるっていうことが平和の尊さね。」
佐野さんの「ほんとのこと言えば?」って真意があちこちのページに散りばめられてて、凄すぎました。笑
きっと人によっては見向きもされなさそうな文庫ですが、佐野さんを知ってれば知ってる程、大切な一冊になること請け合いですね!
対談をしている人たちもステキ過ぎる面々なので、内容が濃くなってるのもありますが、「本音だけ」が故に、すえ怖ろし過ぎて笑えました。笑
投稿元:
レビューを見る
何気なく手にとった対談集だけれども、対談相手はすごいメンバー。
小沢昭一、河合隼雄、明石家さんま、谷川俊太郎、大竹しのぶ、岸田今日子、おすぎ、山田詠美、阿川佐和子。
結婚期間中の谷川俊太郎との対談もなかなか面白かったけれども、一番凄かったのは、おすぎとの対談。おすぎとの対談は2回行われ、2回収載されているが、特に2回目の対談。
お二人の歯に衣を着せない、率直な発言も面白いが、その感性と知性と頭の回転の速さに驚いた。一読の価値あり。