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具体的な装備の話が素人には有難い…いつか歩いてみたい道を等身大で、しかし豊かな感受性をもって表現してある。
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自分と同年代の作者だから、リアルに読める。
旅行本と同等(それ以上?)の情報量と普通の旅行本にはない面白さがある。
来月末熊野を歩くので、本当に参考になった。
旅にこの本を一緒に連れて行こうと思う。
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同年代の女性がひとりで熊野古道を歩く。
しかも、ミーハーな行程でなくて、かなりディープなところを。
等身大でリアルで、正直な感想や意見が面白く、迷いや決断の瞬間がはっきり書かれているから、場面が想像しやすく参考になった。
道具はあまり難しくなく、山に行く人なら持っているものばかり。
やっぱり行きたいな、熊野古道。
付録の地図を持って。
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伊勢のゲストハウスで発見。
歩くことによってなんかパーッと悟りが開けてきたり
人生定まったりするんかなと期待してたけど
書いてあったのは
歩いているときに考えていたのは、
今日のお宿どんなかなとか時間通りに着くかなとか
そういうことだったってかいてあって、なんかすごく納得した
それよりも、
嫌な感じのおばさんがいたお宿のエピソードから、意識は自分でスイッチを変えるとよいと気づいたとか
ガイドさんやらお宿やら行きたい神社とか必要なときに必要なものがもたらされる具体的な感動的なエピソードとか
嫌な予感がするときは無理して歩かずエスケープ(電車乗るとか)してもよいとか(無理して歩くと怪我とか事故に会う恐れもあるとか)
自分ではあれ?と思ったのに地図を信じたら道に迷ったから、自分の勘、直感にもっと従っていいんだとか
そういうエピソードがすごくいいなと思った
道を歩かなきゃ気づけないことではけしてないけど
道を歩くという全然見通しつきにくいことをやると
気づけることっていっぱいあるんだなーとしみじみ。。
いつか私も歩くつもり。
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〈目次〉
お伊勢まいり編
伊勢路編
中辺路編
〈内容〉
30代になり、一人でスペイン歩き旅をした女性の熊野古道伊勢路(伊勢神宮~熊野速玉神社)歩き(無論一人旅)紀行とその旅で出会った人とのふれ合い、て出版社の案内みたいですが、日本なのにビビりすぎ(「鬼」という名前の峠というだけで、モチベーションが下がったり)。たださまざまな場所での奇跡的な出逢いが、この本のミソかも…。ガイドもしっかりしてるので、マイナーな伊勢路をしっかり歩けますね!
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☆2つってのも気の毒なくらい、一生懸命歩いて、一生懸命書いているなという、まぁ若い方の日記程度の内容だった。
伊勢から熊野というコースの選択がよく、心温まるエピソードに溢れているが、感動し過ぎというか、まだまだ人生経験が浅いのか。スペインのあの巡礼の道を歩いた経験がある割には、”歩き”に熟練度が乏しい。
いや、ま、些細なことでも感動できる若い感性を羨ましく思って本を置いた。
そこそこリアル、そこそこ現地情報、そこそこ歴史知識。そこそこの感受性で描く旅日記。
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書き方に対してはいろいろと思うことはあるが一度伊勢路を歩きたくなるように仕向けられてしまった。
付録のイラストマップはよくできているこれをもって歩けば迷わないことであろう。
ただ、この本だけで完結するものではなくこれでは実際に歩かなければ何一つわからない。工程記録に写真がついているわけではないので実際に歩いた気分にはならないだろう。同調できないのが残念。
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行ったことのある場所があり、そこに著者の心情や体験が綴られており情景が浮かんだ。私も歩き旅をしたい。
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口絵の写真に、一枚も、伊勢路がない!!!
本文229頁中183頁は伊勢路について書いているのに。
伊勢路はいまいちだったのか?
【伊勢路】p30
江戸時代に最も栄えた庶民の道
険しい山はないが、もっとも峠が多い。「ひとつ峠を越えるごとにひとつ罪業が消滅すると信じられていたらしい」
「一番人気は、中辺路、滝尻王子~本宮37.7㌔」
【ツヅラト峠】p96★著者お気に入り?
「昔はここが伊勢の国と紀伊の国との境」
もののけ姫にでてきそう/とても気持ちがよい/歩くごとにエネルギーが湧いてくる/「きれい」「気もちいい」だけでない、神聖な感じ/温かく見守られているような/怖がりの私でも怖くない‥清らかでよい土地なのだと思う/頂上からは海
【巡礼者心得?】p114~
「どんなに不機嫌そうにぶっぎらぼうに対応してきても感謝モードで接し続けていた」→→「優しい言葉」「笑顔」「おにぎり」!
【馬越峠】p122
明るく、怖くない
「地面にはつるつるに光る大きな黒い石が綺麗に敷き詰められ、道の両側には朝露に濡れたシダがみっしりと生えている。」
とても綺麗/道幅も広く「昔の街道」という感じ/ツヅラト峠のほうが神秘的
【0番札所】p134(※本当?)
八鬼山頂「八鬼山日輪寺三宝荒神堂」
1300年の歴史.昔は西国三十三所の【前札所】だった.かつてはここのお札がないと1番札が1番の意味をなさなかった
【つののない鬼】p143
つののない鬼=神様
「紀州」は「鬼州」で「キ州」≒神の国
【仁木島峠.逢神坂峠】p156★著者お気に入り?
事前情報〈史跡が少なく、特徴がなく、バスツアーでもスキップされがち。淡々と登が続く。退屈〉
⇔
筆舌に尽くしがたい美しい道.苔.静寂.程よい角度の坂
「坂を上りきったところには、あたり一面に緑の苔が、花畑のようにびっしりと広がっていた」「まさに幽玄の美」
【松本峠】p160
展望台から見る熊野灘が絶景