投稿元:
レビューを見る
角田さんや宮下さんが書いているとあったので手にとったけどちょっと個人的にはあまり惹かれるものがなく、期待外れだった。とはいうものの、あまり音楽に詳しくないからだと思う。様々なジャンルの人が寄せているので毎度面白い企画ですけどね。
投稿元:
レビューを見る
私のような成人であれば本書をよんで昔を思い出すことができる素敵な本である。あの時私の心を掴んだあの歌は今はもう昔のそれではないけれど、あのときはいきる上での呼吸のように必要不可欠であったというどなたかの記述に心動かされた。ありがたい!
投稿元:
レビューを見る
「14歳の世渡り術」シリーズ。たまたま目について読んでみた。ついクラシック曲のところ優先で読んでしまったけど、どの執筆者の文章にも、心揺さぶる「何か」を感じた。こういう本を14歳の息子・娘と読んで言葉を交わすのは、とても楽しいだろうなぁと思った。
投稿元:
レビューを見る
26人もの人が書いているので、当然共感できるもの、文章が合わないもの、期待通りに泣かせてくれるものなど色々あって楽しかった。個人的には又吉さんの文章を初めて読んで、不覚にも(何の先入観も、心の準備も無かったから)泣いてしまったのに驚いた。
投稿元:
レビューを見る
よかったです!めっちゃよかったです!!
嘘だと思ったら、ぜひ読んでみてくださいw
きっと、「あの時の、あの音楽」を思い出したりもしますよ♪
投稿元:
レビューを見る
多くの方の「人生を変える(変えた)音楽」の紹介があるのですが、その中でも角田光代氏が実にいいことを言っています。
あのとき私が切実に聴いていた音楽は、私にとっての本物だった。聴く人が本物だと思えば、それは本物で、しかも、ずーっと本物であり続ける。あなたや私が、三十代になっても、五十代になっても、かつてしびれた音楽は、いつまでも本物だ。そうでないものは、何年も経つと、好きだったころがちょっと恥ずかしくなったりする。若かったな、自分、と苦笑してしまったりする。でも、本物は違う。ずーっと色あせない。
その音楽は、書物より何よりも実際的に、あなたを助ける。困難なときに救ってくれる。そうしてあなたの一部になる。強く、へこたれない、うつくしい一部になる。
投稿元:
レビューを見る
音楽のことを書くのは難しい。音楽が伝えるものを書けるなら、それは音楽である必要はないからだ。音楽でなければならない理由があるはずで、それを知りたければ聴くしかない。
という前提の上で音楽を読んだり書いたりするとすれば、音楽が人というフィルタを通って言葉になるその過程を楽しむしかない。フィルタを通ってきた言葉はフィルタたるその人の形や香りを残しているので、それを読むのは面白い。
というわけで、ぼくはこの本を読んで、この音楽を聴いてみたいとはほとんど思わなかった。その代わりに、この人の書いたものとか、作ったものに触れてみたいと思った。又吉直樹とか、池谷裕二とか、桜井進とか。
投稿元:
レビューを見る
Lou Reed「Walk on the Wild Side」が選曲されており、何かとつなかっているぞと考え、先日読み終えた江國香織さんの「ちょうちんそで」だと気付きました。小説の中にも登場します。ドュドュドュドュドュドュドゥル…
投稿元:
レビューを見る
副題に「学校では教えてくれない」とある『14歳の世渡り術』シリーズの中の一冊。アンチ教科書派の姿勢を貫く社会派教育とでもいうべき内容か。
現代日本の売れっ子作家を始め、音楽家、科学者それに芸人まで、各界26名の豪華執筆陣を起用。人生の転機に出会った音楽について語ってもらうという企画。
わずか数ページの中に、それぞれの人生を変えるきっかけとなった音楽との出会いがキラ星のごとく集めれており、なんと贅沢な企画だなあと感動。こういう内容の本は、私も14歳の頃に出会いたかったものだよ。
投稿元:
レビューを見る
各人が影響を受けた音楽を、基準も価値観もバラバラに紹介するという、面白い企画。
なんでその基準で選んだか、首を傾げる選定もあったが、そこが本書の面白い所かもしれない。まったく縁の内ジャンルの音楽もあったし。
投稿元:
レビューを見る
14歳の世渡り術シリーズ。
各界の26人が、それぞれ自分の人生を変えた楽曲やアルバムを、エピソードやメッセージと共に紹介。
伝えるターゲットは14歳・・という前提で語られています。
楽曲のジャンルは偏ることなく様々。クラッシックあり、ロックあり。
楽曲を紹介する筆者も、各界多方面にわたっていてバランス良かった。
それぞれ紹介されている音楽を、(可能な限り)聴きながら読んでみました。
紹介されていた楽曲。紹介者と楽曲との出合いエピソード。紹介者自身。・・と、いろんな角度から楽しめました。
ピースの又吉の文章表現が綺麗だったのに驚く。
桜井進氏の数学と音楽の出合いが素敵。
伊福部昭 作曲の「ゴジラ」、最後まで聞き、今更ながらに凄い曲だと感動。
AKIRA氏の「PUZZLE」、素敵な曲と出合えた。
などなど
読者ターゲットは、思春期真っ只中、青春の入口、14歳!・・ですが、大人も、あの頃の純粋な感受性が呼び覚まされ、何らかの感動や新しい出合いがもらえる本だと思います。
現在14歳、かつて14歳だった全ての方にお勧めの一冊。
投稿元:
レビューを見る
ENCORE/久石譲(松井咲子)
Where is love?/Irene Kral(西研/1,3)
スコットランド幻想曲/ブルック(アンネゾフィームター)高嶋ちさ子
ザビートルズオンバロック/池辺晋一郎
牧神の午後への前奏曲,海/ドビュッシー(池谷裕二)
アニマエテルナ(オーケストラ)インマゼール指揮
歌う生物学 必修編/本川達雄
交響曲第5番/マーラー(清塚信也)
モオツアルト/小林秀雄
意味がなければスイングはない/村上春樹
弦楽のためのアダージョ/バーバー
カヴァレリアルスティカーナ(間奏曲)/マスカーニ
ジャズ組曲/ショスタコーヴィチ
熱情/ベートーベン
月の光/ドビュッシー
TheFattestCatinNewYork/及部恭子(小手鞠るい)
The Other Side, Cookin’at Smalls
投稿元:
レビューを見る
人生において大事な音楽がある。自分の場合は何の曲だろう。その曲を聞くと思い出す時代がある。初めて買ったレコード「ルパン三世のテーマ」とか、中学校のときに大きな影響を受けた春祭とか、3年間の自由曲(A.リード)とか、小学生のころに好きだった「春なのに」とか。
投稿元:
レビューを見る
見た目とタイトルは少し安っぽい気がするけど、中身がとっても良かった。
音楽を語るとは、について考えさせられた。
知識や理論をつかったレビューが良いとつい思ってしまうけど、
こういう個人的な話のほうが、根拠がなくてもグッとくる。
投稿元:
レビューを見る
自分がブルハ好きだからってのもあるかもしらんけど、本書の中では、角田光代の推薦文が圧巻。さすが純粋に文章で食べている人!っていう以上に、説得力が抜きん出ている。おかげで、その他の方たちは全て吹っ飛びました。
ところで、小学生で虜になって以来、オールタイムナンバーワンであり続けるのはサザンなんだけど、人生を変える音楽となると、自分にとってもブルハかも。TRAIN2で頭どつき回されて、そこから遡ってデビュー作まで聞きまくった小学高学年時代。『少年の詩』の歌詞にノックダウンされた記憶が、今に至るまで鮮やかに残る。いまだに思い出したように聴きたくなる、叫びたくなる。