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副題は、『かつて絶望を味わったJリーガーたちの物語』。
U17とはいえ、世界大会でベスト8に入ったチームのイレブン……
ある者は日本代表の中心選手に……
ある者はJリーガーにさえなれずに……
ある者は怪我と闘いながら選手生命を全う……
プロスポーツ選手のセカンドキャリアについて、等身大の目線で語られた本作は、スポーツファンや、プロスポーツ選手を目指す若者たちに、広く読まれるべきかも、と思った。
ベガルタ時代のプレイしか見たことは無いけれど……、財前選手がもし、度重なる怪我に見舞われずに済んだならば…?という想像が、どうしても思い浮かんでしまう。
★3つ、7ポイント半。
2013.11.05.了。
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1993年のU-17選手権なんて見たことなかったから興味深かった。
財前選手の存在くらいは知っていたけど、ユースからの流れとか知らなかったので面白かった。
ZAI NIGHTとかやっぱりヴェルディはヴェルディなんだなw
磯貝節炸裂で面白いw
サッカー改革論も面白かった。
菊地直哉についても切り込んでて読み応えあった。
Jリーガーや日本代表というのはピラミッドの最上層であり
そこに至れない能力のある選手がいっぱいいるという
当たり前のことを改めて思い出させてくれた。
圧倒的な個、自分の軸、熱意、そして運を持った選手が
第一線で活躍し、そこに届かなかった選手はとても多いのだと。
アンダー世代で応援していた選手が
今もトップで活躍しているのは本当に一握りだ。
あんなにすごいと思っていたのに…
でもそこに残れなかったからといって
不幸せであるのかというと、一概にはそうでもないんだな。
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あまりにも短いJリーガーの寿命。彼らはその僅かな期間に最高のパフォーマンスをし、我々を魅力させる。しかし、我々が無意識に何かを託した彼らのその後を知る人は少ない。英のように旅人にまでなり得て成功したJリーガーなどは稀有な例。ここでは1993年U-17日本代表のその後を中心に興味深い話が続く。高校サッカーでも大活躍した磯貝の話は面白かった。
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読み物としては面白い。
飽きずに読めた。
サッカーを終えた人はどのような生活をしているのか。
あの人は今。のサッカー選手版。
それぞれの章の最後にうまいことを言おうとして外しているのは気になった。
ふつうに書いてくれればいいのに。