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家計の節約プロ(ファイナンシャルプランナー、社労士、税理士等)の合計12名の方々が、どのように家計をコントロールして、お金を節約すべきかを述べています。
また住宅ローン・保険・年金・教育・医療についてまで幅広く注意点が書かれています。各分野の専門家が分担して書かれていて、また読者層も取り上げている項目から、幅広い年齢層が対象になっているようです。読む人の環境に応じて、注意をしながら、各アドバイスを取り入れていく必要があると思いました。
以下は気になったポイントです。
・ローンを組んでいいのはマイホームを買うときだけ、ボーナス払いも併用して返済期間をできる限り短くする(p21)
・お金を貯めやすい「貯め時」は人生に3回ある、独身のころ・結婚して子供デキるまで・子供の独立後リタイヤまで(p27)
・住宅購入は、まず1000万円貯めてから考える、頭金に回せるのは半分程度なので(p51)
・新築物件なら年利回り5%、中古なら6%を基準にする、つまり近隣にある類似要件の物件賃料が15万円(年間180万円)なら、販売価格6000万円として利回り3%、4500万円なら4%ということ(p53)
・銀行が「貸してもいい」金額は、利用者にとって「借りても良い」金額ではない、退職時にどの程度、借金が残るかを考えてローンを組む(p55)
・毎年返済できる金額から、借入額を考える、金利3%とすると、年120万円返せる人は、返済期間35年間で2590万円(p59)
・妻は購入資金だしていないのに名義は半分持っている場合は、購入資金の半分は夫から妻への贈与とみなされて、贈与税の対象となる(p67)
・資産運用に回せるお金は、6か月分の生活費と、5年以内に取り崩す予定の教育費・リフォーム費など(p70)
・2012.4から、年金定期便は、インターネットの「ねんきんネット」でも、年金定期便に記載してある「アクセスキー:有効期限3か月」で見れるようになった(p123)
・老後の生活設計は、60-64歳、65-74歳、75歳以降の3段階にわけて考える(p126)
・年金の受給期間を1か月繰り上げるごとに月間支給額は0.5%ずつ減額する、65歳を60歳にすると、30%減少する(p132)
2013年9月22日作成