紙の本
100円のコーラを1000円で売る方法3
2013/07/08 12:50
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投稿者:山野 - この投稿者のレビュー一覧を見る
パート3も期待通りの内容で一気に読む事ができました。
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新たなライバルはかつての仲間であり仕事上の師だった―。大人気シリーズの第3弾です。ここで扱われている主なテーマは『イノベーション』についてです。グローバル市場の熾烈な戦いと生き残りが展開されています。50万部を突破したシリーズの第3弾です。ここで扱われているテーマは『イノベーション』です。読み終えたあとには
『成功体験が足を引っ張るというのはよくあることだけれど、いざ自分の立場になってみないとその実感はないんだ』
ということでした。
物語は会計ソフトの販売とシェア争いで国内大手企業であるバリューマックス社とその実務を取り仕切るライバル、内山明日香との戦いに何とか勝利を収めたヒロイン・宮前久美とその所属企業である駒沢商会ですが、今度、新たにライバルとして立ちはだかるのは内山、宮前のかつての『メンター』である与田誠であり、彼が率いる外資系大手企業、ガンジーネットの日本法人であるガンジーネット・ジャパンでした。
グローバル競争ということで強大なライバルは突然、国外からやってくるという話や、ここではかつて、駒沢商会のセールス部隊を率いていた清水氏がソーシャルメディアを駆使して『男清水』として宣伝に大きく貢献していく姿や、ガンジーネットに対抗するために『不倶戴天の敵』同士であった駒沢商会とバリューマックス社がM&Aをするという場面も出てくるのですが、会社の規模的に大きなほうが必ずしも有利ではない、ということなどが物語り形式でつづられていて、本当に面白かったです。
『リスクを背負って果敢にチャレンジする』
『過去の成功体験にとらわれず、場合によってはそれすら捨て去って新しいものを生み出す』
言葉にすると簡単ですが、いざ実行となるとさまざまな葛藤が会社の中にも、また個人の中にも生じるということが本当によくわかりました。しかし、それができないものは確実に淘汰されていく…。改めてそういう社会に生きているのだということを突きつけられた思いがいたしました。
物語のラストは与田と久美がそれぞれ新天地へと旅立つというところで終わっているのですが、まだまだその先があるような気がしてなりません。
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いよいよシリーズ3作目、イノベーションを主軸にソーシャルメディアマーケティング、ターゲティング広告、フリーミアム、M&A、海外進出そしてビッグデータなどを織り交ぜ、宮前久美を始めとした登場人物も今までにも増して躍動的です。
イノベーションに関して、ソニーがミニディスクを使ったウオークマンに拘っている間にアップルがiPodを作ってしまった話はつと有名ですが、本書で書かれている、その後のアップルがiPhoneやiPadで自社が生み出したイノベーションを更に否定したことや音質の悪いソニーのトランジスタラジオがなぜ売れたのかなど、興味深い事例も多く勉強になります。
完結編とありますが、宮前久美のこれからの活躍がとても気になります。ぜひ続編を^^/
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シリーズ第3作目で 、イノベーション理論を解説している本。内容は非常に分かりやすく、現状維持は破滅であり、生き残るためには 新しいポートフォリオでビジネスをする必要がある。初心者の人間には分かりやすく 、興味を深めるためには最適。
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頼りになる上司が競合する企業の社長になるという、まさかのムネアツ展開。一応ビジネス本のつもりで読んでいた本シリーズでしたが、主人公がこの逆境をどのように跳ね返すかがとても気になり、純粋にお話を楽しんでしまいました。
しかし、今回はその逆境ぶりが半端ない状況に思えて仕方ありませんでした。有料があたりまえだった市場を席巻した基本無料の、まさにイノベーティブなサービス。しかも機能も決して劣るものではないライバル社の製品。どうあがいても勝ち目がなさそうな状況…
様々な戦略を駆使し、(運よく?)ライバル企業にない付加価値を手に入れますが、結局は逆転まではいかず、何とか互角の勝負を演じられるまで持ち直したという印象。
裏を返せば、理論に裏打ちされた革新的な商品・サービスをもって市場を掌握することは、恐ろしいほどの“強み”になるということでしょうか。本作でもいろんな概念や戦略がいくつも盛り込まれていましたが、その凄さが一番印象に残りました。
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いつもの登場人物が会計ソフト販売を題材に、リポジショニングと破壊的イノベーションによって、外資系無料ソフトと対決する。既存価値を無料化、すなわち付加価値のないものとするビジネスモデルへの対抗策が読み物調で展開されていく。内容が単純化されているので非常に読みやすい。
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特殊な市場はない。あるいは、どこも特殊な市場である。特殊な市場に個別に答えるとグローバル化できない。
カスタマイズされた仕様は作らない
フリーミアム=入り口は無料でも、別の所でお金を儲けるビジネスモデル。
イノベーションのジレンマ=今の顧客の要望に答えていてもイノベーションは生まれない。
隙間の領域に強みを持つ商品を作る
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シリーズ第3弾。
相変わらず読みやすくてわかりやすい。
今回のテーマはイノベーション。
学術的なこと、というよりは自分の身の回りにどれだけ置き換えられるか、そしてそれを生かしていくことができるかどうか、かなー。
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ビジネスモデルの変革と、未知のユーザー層、市場開拓の重要性。
「いったんイノベーションを実現した企業が自分たちの顧客に真面目に対応しているだけだと、次のイノベーションの波に乗り損なってしまう。」
という文が、ドキリとした。
動き出すのは、今。
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この本の設定の中で良く3冊目が書けたな。内容的には前作、前々作の方が良かったかな。
BATNAを覚えた。
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ストーリー仕立てでイノベーションが描かれている本です。最新の発想、サービスが登場して、単純に読んで面白かったです。少し前ブームになったイノベーションについて、理解を深めることができたように思えます。書中に出てくる「現状維持は破滅」という言葉が印象に残りました。ヒト、モノ、カネ、情報+時間と言われる現在のビジネス資源。より良く変わり続ける事を肝に命じたいと思います。
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イノベーションを中心に書かれた本で、ストーリー仕立てで読みやすい。社会人若手から中堅向けの本。イノベーションのジレンマを読む読書力がある方にはつまらないかもしれません。
「ローカライズしなくてもすむような製品力をつける」が印象に残りました。
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買収される側=不利だとばかり思っていたが、
買収する側もそれなりに切羽詰っていて、
他の案があまりない場合がある。故に、買収される側の方が選択肢が多い場合もある。交渉が一方的なものではない。
もし、自分が新しく入ってきた社員ならば、この事業をやるか
という視点をいつまでも持ち続けたい。
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もちろん①と②も読破しました。
①と②に比べるとイノベーションだったりグローバル...だったり難解な言葉が多く難しかったように思えます。
ラストもストーリー的に理解できなかった。。。
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◆現状維持は破滅。◆世の中に、流れている情報の0.004%しか認識されない。企業が消費者に、情報を流しても、99.996%はスルー。一方、信頼する人の情報は聞く。◆目の前の既存のお客様だけでなく、背後のお客様になるかもしれない人にも目を向ける。