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アマゾンカスタマーレビューで「四柱推命をリビルド(再構築)した本」と書かれている方がいて、うまい表現だと感心。私も何かうまい表現を考えなければ、と考えて、「守破離」という言葉を思い付きました。
中国における四柱推命の古典に始まり日本の四柱推命の各派にかけて広く学び、破った後に打ち立てた新解釈、とでもいうのでしょうか。
雑干の取り方で解釈が変わるのは枝葉末節だと、本書の四柱推命では、雑干を取らずに8つの干支だけで見ていきます。
算命学でいうと、陽占を見ずに陰占だけで見るというイメージか。
私の命式を算命学の陽占で見ると、牽牛(正官)を漏星と印星が2つづつ取り囲むというもので、これが自分をよく表していると実感しています。
一方、本書の命式の出し方で見ると、自星印星突出型だそうです。
自星印星突出型の説明を読むと、確かによく当てはまっています。
ついでに漏星印星突出型の説明を読むと、こちらの方がよく当てはまっているような。
実はどれを読んでも自分のことを言われているような気がしたり。
ところで、通変星は陰陽の区別はしないのでしょうか。
「あまり重要ではありません」と書かれていますが、例えば同じ漏星でも、陰と陽では大きく違うと思うのですが。
私の漏星は2つとも陰ですが、まさしく性格は陰の漏星そのもので、しかも悪い面ばかり強く出ています。神経質でマイナス思考というか最悪思考、明日にでも大災害や戦争や言論弾圧が起こるのでは、と本気で心配しています。食神の伸び伸びした性格が羨ましく思うというか、ノーテンキさにイライラします。
それはともかく、今まで読んだ四柱推命の本では、枝葉末節のようなことが多過ぎて結局どう鑑定したらいいのか分かりにくかったのですが、本書では大運まで一気に出して、鑑定に必要な素材が一通り揃います。
後は、本書で得られた命式や行運をどう解釈するかです。
本書では徳川家康の例が簡単に出ていましたが、10を聞いて1を知るタイプの私にはこれだけではよくわかりません。
本書には、初級編のdvd講座について書かれていましたが、今はもうやられていないのでしょうか。
http://iching.seesaa.net/article/428499464.html