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日本教育は確かに「正解を求める」に重きを置いた教育だったかも、と気づかせてくれた。
意見を持つというよりは、多視点で考え熟考しようという本。
前半・中盤は、これから企画を作り始める人には大変参考になる。
後半は意見が強くなり過ぎないように注意点を記載しているが、少し慎重すぎる記載で冗長な感じがする。
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理解があいまいな状態で、放っておかないこと。どこまでわかっているのか、わかっていないのかを知る、そしてそれを調べる。
理解していないところから、考えることはできず、ましてや自分の意見は出ない。
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考える力=いい意見を作る力
この本では、いい意見の作り方の他、その意見を交換するためのルールについて書かれている。
いい意見とは、根拠が明確であり、多くの人が納得できる内容である。
この本では下記tipが書かれている。
⚫︎意見を作る前に、あることを理解する方法
⚫︎根拠力をつける方法
⚫︎意見が独りよがりにならないようにする方法
⚫︎根拠のロジカル性をチェックする方法
感想
なんとなくの理解で出てきた意見はいい意見でない。ってのに、ドキッとした。自分はいつも何となくの理解だったから。。。
あとはまあ、自分で自分の意見をブラッシュアップする方法論が中心だな
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クリティカルシンキングについて、他の専門書よりも分かりやすく、易しく書かれている。
自分の考えを根拠あるものにするためにはどうすればいいか、考え方の基本が学べる。
考えるのが苦手なので、とても勉強になった。
まず自分が理解している事、していない事を把握し、理解していない事については自分なりに調べ、理解を深める。そうすることによって、意見にもしっかりとした根拠が出来る。基本的なことだが出来ていないと気づいたので、今後実践していきたい。
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○大学教授である狩野氏の著作。
○日本とアメリカの教育の違いをベースに、「考えること」を教える重要性、欧米人が持っていて日本人が持っていない「当たり前」の思考法について、解説したもの。
○本書を読んで、今まで思いもしなかった考え方の違いについて、再考した。
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じっくり考えながら読むことができるビジネス書です。
というか、考え方に関するHow-to本。
根拠をもって語ることのできる思考法「クリティカル・シンキング」について説いた本。
システム設計やプロジェクトマネジメントのような考えや意識の「曖昧」さが、プロジェクトの正否を分けるような職業にはぴったりだと思う。
定期的に読み直すことで自分のレベルと比較できそう。
とかく自分は相手の話を遮る聞き方をしたりするので、否定的な考えを持たず、聞く。
そして、自分の意見と相手の意見を重ねて「何故?何のため?」を反芻しより良いアイデアを目指すのが理想。
【ココメモポイント】
・クリティカル・シンキングは、簡単に言うと「じっくりと主体的に考えるための思考法」
P.2
・「自分の意見の作り方」3ステップ
1.<あること>について自分はどれだけ理解しているのか、確認する
2.<あること>について理解できてい
ないことは何か把握し、「理解できていないこと」を解決するために、調べる
3.自分の意見を持つ
・「比較」が人間の考えを深めてくれる、というのは、考え抜く力の常識でもあります。
P.35
・「平易な言葉で説明できなければ、十分に理解しているとは言えない」
アインシュタイン
P.45
・日頃から「理解できていないことは何か」と意識するクセをつける
→なぜそう言えるのか
P.59
・「よい質問」の多くは「相手が聞かれたくないと思っている質問」、「キツい質問」
P.65
・「今はAということを自分は当たり前のように感じているけれど、時代や場所、文化が変わったら、Aは当たり前といえるのか」
P.91
・「実行しないと本当に困るのか」、必然性から行動を見直す
P.134
・釈然としない部分に「暗黙の前提」が隠れている
P.144
・「人間って興味深いなぁ」という、いい意味での人間観察の姿勢が大事
P.201
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物事を考えるとき、多面的に考えろとはよく言われることだ。しかし、多面的と言っても、どうすればそれができるのか、イマイチはっきりしない。せいぜい相手の立場になって考えるくらいしか思いつかない、という人も少なくないはずだ。
この本は、多面的に考えるときの具体的な視点や方法を教えてくれる本だ。
読み終わって一番感じたことは、私たち日本人は、根拠が曖昧なまま議論をしているか、あるいは議論すらしていないことが多いという事実だ。それはどうも、海外から見ると異質のことらしい。
日本的な文化をいっぺんに変えることはできないだろうが、まずはこの本を読んで、自分の周りの人たちと意見交換を始めてみてはどうだろうか。
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日常生活から根拠を付ける習慣を身に着ける。それにより、考える力が養われる。根拠を付けることができるようになると、意見を述べるさいに説得力が増す。また、相手の意見に対して根拠を求めるようになる。
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lesson1 自分の意見の作り方
日常的なことから自分の行動、選択の根拠を考える
lesson2 理解を深める
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本を読み始めクリティカルシンキングって批判的思考と一緒という発見がありました(まあ、直訳ちゃ直訳なのですが^^;)。たちどまり、少し引いて眺め様々な角度から考え直す。なんとなく、今まで「批判的」という言葉に踊らされてたな〜
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基本的なことをわかりやすく書いてる。わかりやすいと言うかやや幼稚的な表現や説明。
ちょっと飽きるなー。
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考えることのハウトゥ本。とかくあまり考えずにその場が収まること重視で生きてきたので、色々考えさせれることが多い名著でした。
理解していることを把握し理解していないことを理解して調べて自分の意見を持つ。
根拠力を鍛える。何故それを選択するかを考える
他人からの指摘は理解を深くするため大歓迎。
否定的な意見が出たら、何故そのような意見が出るかを分析して感情的にならなくする。
特にこれらは意識していきたいなと。
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今まで自分は、わからないことをそのままにしていたように思う。そのため、いざというときに対応できず、残念な結果となっていたように思う。そのため、選択するときに、なぜそれを選択するのか考える、実際に質問する癖をつける、など、習慣にしていきたいと思う。
それと、自分の意見にどうしても自信が持てず、発言をためらうこともしばしばあった。しかし、本書の中で、「この世に絶対的な正しい答えはないんだ」と自分に言い聞かせるとあり、また、相手が反論しても、反対しているのは、あなたの意見であり、あなた自身ではないとあった。そんな自分を後押ししてくれ、勇気をいただいた。
この本をきっかけに、そんな自分を少しでも変えていきたい。
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「ハーバード大学も提唱」、「世界のエリート」などのうたい文句やリファレンスのページがないことから、始めは、うさんくさい本なのではと勘ぐりながら読み始めたが、すぐにKWLに近い構成主義に通ずる意見の作り方や、自分のものを含め、常に主張や考えの根拠や妥当性を疑い、複数の視点から考え抜く姿勢を具体例に基づいて提示している本書は、教育の領域のみならず、自分の仕事の進め方や考え方にしさを与えてくれるものだった。
とかく、私たちが陥りがちな「わかったつもり」や曖昧なまま流してしまい、想定外のことが起きた時にあたふたしてしまう性向を批判し、次のことを提案している。
ーわかっていることを具体的に挙げることでわからないことをはっきりさせて、それを解決するための質問をする
ー自分の主張を反対者の立場から考え直して、自分が寄っている根拠や前提を検証する
ー期待されることや反対に懸念されることが実際に起こったとしたら何が起きるか、それに対して打つべき手はあるか、それらの中で実行可能なものはどれか、いますべきか否かを視覚化しながら予想し、行動を起こすこと
確かに、どれも自分が日々接する欧米人の同僚に見られる言動であり、彼らの行動や思考の論理の背景を再確認することができた。文章の中で引用元として挙げられている"Making thinking visible"(Rom Ritchhart)や読もうと思って止まっていた"Visible Learning for Teachers: Maximizing Impact on Learning"(John Hattie)を改めて手に取ろうと動機づけてくれた。感謝したい。
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良書だと思う。読みやすく理解しやすい。自分の意見を根拠だてて言えるように、またその意見を考えられるようにするためのコツが書かれている。勉強になるポイントが非常に多かった。