ディズニーの「おそうじ」がわかります
2014/01/12 16:17
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投稿者:あかね - この投稿者のレビュー一覧を見る
ディズニーは何故いつ行ってもお掃除が徹底しているのか、あのクオリティーを維持するための秘訣、ディズニーのようなお掃除を一般企業で行うためには…その全てが詰まった一冊です。カストーディアルキャスト経験者である筆者の言葉全てに説得力がありました。日本企業の全てがディズニーのようなクオリティーになってほしい、と思います。これを読めばそんなに難しいことでもないはずです…。
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2011年11月に『「お客様の幸せ」のためにディズニーはまず「おそうじ」を考えた』に加筆・再編成して、手軽な新書版として発売されたのが本書。
日中の清掃巡回はパーク内は15分に1回(!)、トイレは45分に1回というきめ細かさ。
その素晴らしさは、なるほど確かに天下のディズニーリゾートではあるけれど、もうちょっと庶民的な話を期待していたこちらとしては、くらくらと目眩すら憶えそうな徹底ぶりだった。
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思った以上に面白かった。
ディズニーの清掃担当だった筆者が、ディズニーの清掃エピソードから一歩踏み込んで、「ビジネスに役立つ清掃」を語るというもの。「ディズニーではこういうふうに清掃をしている」という話だけでは、「はーそうですかー、そりゃディズニーですものねー」という感想しか抱かないけれども、プロフェッショナルな目で清掃とビジネスの関係を語られてると、その説得力に頷かざるをえない。
「ディズニーでは15分以内にお客様が落としたゴミを拾う」とか「あかちゃんがハイハイできるくらいの清潔さを目指す」などの凄い話はあるけれども、それよりも重要だな~と思ったのは、「汚れていると思ったら、自分で綺麗にする」というところだと思う。これ、当たり前のように思えるかもしれないけれども、実際は全然そうじゃないんだよね~。ビックリするぐらい。
そういうわけで、接客業や観光業、一般客相手の商売をしている人は読んで損がない本だと思う。ちゃんと綺麗な場所であれば、お客さんはリピーターになってくれる。それは永遠の真理だと私は思うのよね。
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ディズニーキャストの意識の高さは,やはり結果へと直結するんだね。
スクアッドメーキングとしてもディズニーの社員教育方法は役立ちそう。
特に珍しいことは書かれていないけど,実行するのは難しんだろうな。
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オリエンタルランドの卒業生が、最近ディズニーを冠にいろいろな本を書いている。内容は今まで秘密にされていた事というよりは、30年でようやく世間に認められた事ばかり。
内容は他のディズニー本と大差なし。むしろ、ディズニーががすごいのではなくて、企業理念がしっかりしているところは強い、という話をしたかったのでは。何より共感できたパートは『かんてんぱぱ』だったから。
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ディズニー内での掃除の仕方、理念についての記載がメイン。
理念に対しては共感できる面と共感できない面がある。
最も印象に残った言葉は、アメリカのディズニーの有名な指導者が言った言葉
「部下に対して問題を指摘した場合、改善したかどうかは自らがチェックし、確認すること。また、改善されていた場合は本人に直接褒めること。」
また、参考にすべき内容として、「きれいの基準を定める」がある。
ディズニーでは、赤ちゃんがハイハイできるレベルまでキレイにするという掃除の基準を設けており、それに基づいて掃除を行っている。
コンセプト、基準を明確にした上で行動することが重要である。
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今月の読書会の課題本
先月、TDLに行く前に読み終え、この本に書かれてある通りなのか
チェックしようと少し意地悪な気持ちでTDLに向かいました
正直、この本の通り、全部が全部ではなかったけど、日本国内の他の遊園地等と
比べたら、比較できない程の完璧さでありました
ただ・・・
この本、最初は「すごいなぁぁ」って気持ちで読めたんだけど
段々と飽きてきたと言うか・・・
TDL元キャストの自慢話だけに思えてしまうと言うか・・・
成功している企業には、そこの企業独自のシステムがある
根性論じゃなく、システムがある、それはTDLだけじゃない
最後の方にチラッと他の企業のことも書かれてあったけどね・・・
これだけTDLシステムを自慢されても、どうやって自分のところに展開すれば
良いのか、ちょっと迷うなぁ
きっと、展開できるんだけど、自慢が少し鼻につきはじめて私の心が閉ざされたな(苦笑)
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仕事で今度著者の講演を聴くことになり、予備知識のために図書館で借りました。
TDL系の本は何冊か読んだことがありますが、こちらも他と同様、感服致しました☆
著者の我孫子氏はオリエンタルランドに入社し、ディズニーのおそうじ部門「カストーディアル」の責任者等を経験し、今はキッザニアの副支配人をされています。
ディズニーのおそうじの徹底ぶりはすごいです。
日中の清掃循環は15分ごと。汚れは15分以内に回収されるということです。
そして閉館後は毎日ホースで高圧の水を流し路面を清掃するホージングなる作業を行い、ワールドバザールの屋根も洗い、ドアの取っ手ひとつひとつまで磨くという徹底ぶり。
なんといってもキレイの基準が「開園初日」「赤ちゃんがハイハイできるレベル」というから驚きです。
おそうじの徹底ぶりや開園当初の苦労話、ディズニーのホスピタリティーなどを知ることはTDLが身近な私にとっては興味深く、ちょっとした感動を覚えました。
が、著者はディズニーがすごい、という話を焦点にせず、企業理念がしっかりしているところは強い、という話の持っていき方をしていて、それがまた私にはささりました。。
ディズニーが強い理由は「経営理念」がアルバイトにまで浸透しており、皆がそれに向かって行動していることに尽きます。
だからおそうじ一つをとっても、企業理念を基準に例えば設計段階から「掃除のしやすい設備」にこだわることができるのです。(すべてが水洗いできるよう、ホースや電源、ハシゴを設置している等)
決して精神論で支えられた仕組みではないのです。
TDL論にはもう飽き飽き、という声も聞こえますが、私は感動しました。講演楽しみ
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オフィスの掃除タイムって盛り上がらないんですよね。掃除なんかするより、クライアントへのメールを片付けたい!と考えてしまうから、でしょうか。
『ディズニーの魔法のおそうじ』によると、ディズニーで行われる掃除の目的は、清掃そのものではないのだそうです。掃除は、「ゲストの安全のため」に行われるもの。
汚れる前にベンチを拭くのは、汚れてから掃除するより効率的だからですが、それ以上に、ベンチの周囲に不審物がないか、木のささくれで怪我しないかといったことを確認するためなのです。そして、掃除自体もエンタメとして実施するため、人気職とのこと。
著者の安孫子薫さんは、東京ディズニーランドの開園時にカストーディアル(掃除担当の部署)を担当され、部長まで勤められた方です。
本を読んでマネしたいなーと思ったところは、「マニュアルはガイドラインであって、絶対ではない」という点です。いいアイディアがあればどんどん取り入れるし、提案もできる。
ディズニー流の魔法をオフィスで取り入れて、この辺りに取り組んでいました。
・ケーブルがとぐろを巻いていていいのか
・入り口に段ボールが放置されていていいのか
お恥ずかしい状態ですが、オフィスでの「幸福感」アップを目指して、ひとつずつ意識改革を進めたい。そのヒントをもらえる本です。