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★1000円
●とても大切な話し。
●人生の目的を集約している。(国と時代背景が違うのでそこは自分で考える事。)
●3世紀前の話しなのに、現代と価値観が遜色ない事が興味深い。
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ネタバレ
◆第一章 わが息子へ
・今、この時を無駄に過ごせば、一生大きな悔いが残る
・自己向上に努力のしすぎは無い
◆第2章・・・人間の器を大きくする生き方
・これといった努力をしないで、育つ大木は無い。
-もうひと押しの欲が無いから進歩しない
・小言をおろそかにしない人は必ず伸びている
-目の前の物事、人物から目を離すな。
・相手もキミと同じプライドを持っている
-ほんの些細な一言で、生涯の敵を作ることに。
・自分の価値観だけで、世間を測るな。
◆第3章・・・成功の人生を送る日々の心がけ
・今日の一分を笑うものは明日の1秒に泣く。
-空き時間を空白時間にしない過ごし方。
・上手く遊びながら、自分を伸ばせ。
楽しそうに見えること、本当に楽しいことを見分ける目。
・仕事の喜びを知る人だけが、心の遊び人になれる。
いつも朝>夜 賢いことを実践しなさい。
・ひとつのことに身魂を傾けることが大切
毎日、これだけのことをした、といえる日々を過ごしているか?
・一円で一生の知恵を手に入れる賢いお金の使い方
本当に大切なものは手に届くところにある。
◆第4章・・・自分の殻が固まらないうちにやっておくべきこと
・なぜ若い時期に歴史に興味を持つことが大切か
-正しい判断・分析力を養うための最高の材料
・私は歴史からこれだけのことを学んだ。
-書から学び、人から学べ
・人生の決め手・・・読書習慣
・眼と耳で学んだ知識こそ、本当の知識
-旅先では好奇心の塊に。現地の習慣を受け入れる。
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父親が人生で学んだ事や言いたい事を全部書いて、息子に向けた手紙をまとめた本。息子といっても高校生から新社会人にならないと理解できない気がする。あるいは30代かも。
こんなに言いたい事をじっくりと本に書いたら自分が死ぬ時の不安を少し和らげられる。
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人生論のなかでも、きわめて実際的な教訓に道た本ではないかと私は思う。
それをよく示すのが、「虚栄心も役に立つ」とする考え方だ。他人から認められたい、自分をよく見せたいという気持ちは、それだけでは弱点にしかならないけれど、その気持ちが自分を押し上げてくれることもある。そして事実、自分をよく見せることも必要なのだと言う。強固な基礎のうえに、豪華な建物を築くのだ。
また社交に関しても、小さな欠点には目をつぶって、ほめて気持ちよくなってもらって友達になる方がいい、と言う。
こうした教訓の一つ一つが、チェスターフィールド伯の人生、政治家としての経験に基づく生きた知恵なのだろう。父親としてこうありたいと思うし、子どもとしても、成人した今になればこうした話を聞きたいと思うかもしれない。
一般的には、父親からのアドバイスとはとにかく煙たいものだ。だから、「実の父の言うことは聞きたくないが、自分の生き方を考えたい」という若者にこの本をおすすめしたい。とにかく実際的で、そのまま受け入れるかはともかくかならず役には立つ。