私のバイブルです
2015/09/08 13:42
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投稿者:みかん - この投稿者のレビュー一覧を見る
人間関係が原因で転職を繰り返し、人との付き合い方や仕事をするということについてずっと悩んできました。この本を読んで、人とのつながり方が少し分かったような気がします。これからも折にふれて読み返したい本です。
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林文子氏ご自身の経験から学べることが多いが、自分とはかけ離れている経歴ということもあり、正直共感とまでは…。
しかしながら、最後の項「人生も仕事も今日一日の積み重ね」のまとめは非常にいい。力強く前向きになれます。
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現 横浜市長の林文子氏の書かれた本です。
けして豊かだとは言えない子供時代を過ごし、
ゆえに、大学に進学せずに高校卒業後、就職した。
林さんの時代は、今よりも男女の格差が職場にはあったと思う。
そこを持ち前の性格で切り拓き、31歳で自動車会社の営業に転職。
セールスを始めて、思いもよらぬ人生を歩み、
今では横浜市長という経歴。
<大学に進学せず、残念でしたが、人には、それぞれの”学び時”があるのではないでしょうか。121P>
これには共感します。
私も高卒で働きました。
新入社員の中で大卒の人もいて、スタートラインは同じなのに
初任給が雲泥の差だったことに、私も「負けるもんか」と仕事を覚えて、
早く即戦力になりたかったのを思い出しました。
今年67歳となった林市長。
任期満了も近いのですが、まだまだ市長として引っ張ってって欲しいです。
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人間の感情的な部分に焦点を当てた社交術というか何というか。
前半に書いてある、著者の人間関係の取り方とかにはめちゃくちゃ共感した。ここまで共感したひとははじめてやったなあ。
コミュニケーション上手になるためには、ひとのことを好きになること、と答えているあたり、自分といっしょやなあと。
すごくあったかい本です。自分から、積極的に、やさしくひととかかわっていきたいと思える本。
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女性らしさを活かした仕事をする。
あまり「女性らしく」とかいうのはすきではないのだけれど…
いい仕事をするために、自分のファンを増やすことをしてみようと思った。
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日頃私が思っている事も書かれていて、
なんだかとても共感できた。そんなにボリュームはないので
あっさり読める本。
この本に
やっぱり、最後は人とのつながりが大切ということ。
これは、人生において究極に大切なことなんじゃないかと
改めて思った次第です。
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女性の時代かもしれない。
共感力、聞くチカラ、相手からありがとうを
もらう力。
精神論かもしれないが、頭の時代から、
こころの時代へのシフトが始まっている。
わかる人にはわかるはず。
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女性の時代と言われる。
そのトップ集団を走り続けている人の話。
しなやかな仕事術というタイトルは、言い得て妙だと感じた。
しなやかは、したたかだ。
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最近読む本に共通する言葉。相手を思って仕事をする。人と関わり、人に信頼されることが第一。
これは今の私に必要なメッセージなのかもしれない。相手想い。進んで損をする。相手に信頼される。心に留めておこうと思う。
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林さんの人柄が溢れ出る著作。
読んでいると温かい気持ちになれる上に、2.3度鳥肌が立った。
女性が働くのは今よりもはるかに大変だった時代。自分の年代がいかに働きやすくなっているか実感した。
働き方だけでなく、人生起こりうるすべての事象に対する姿勢を学べた。
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現横浜市長
なんかすごい女だけど、それを感じさせないおばさん。
努力を見せない人だろうな、と読むだけで伝わってくる。
コミュニケーションがいかに大事かってこと。苦手なんだなーわたし。根暗はいかん。
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BMW、フォルクスワーゲンでトップセールス、トップセールス支社長、社長を経て、その実行力を横浜市長として発揮。待機児童をゼロにした林文子さん。
人好きな人柄が著書から伝わってきて、女性としてこのような生き方が出来たら素敵だと思った。(経歴はさておき)
努力や苦労も多かったと思われるけど、 「気にしないことにする」鈍感力も持ち合わせた、しなやかな方だと感じた。
人ととことん向き合うことを信念にしてきた林さんのエピソードが沢山あった中で一つ微笑ましかったのは大袈裟なくらい感謝の思いは相手に伝えることについて。
「あのね、どうして私達って今一緒にご飯を食べているのかしら。なんて幸せなのかしら。あなたと結婚できて良かった。ありがとう!」と何気ない普段の食卓でふと思ったことをありのままに口に出す林さんと、「また始まったよ、文子の三文オペラ」と呆れつつ嬉しそうにする旦那さんのやり取り。
ワークとライフと分けることなく、常に自然体なのがまたとても魅力的。
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林市長の体験談が織り混ぜており、とても読みやすかったです。
仕事が最近忙しく疲れておりましたがまた頑張ってみようと思いました。
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図書館で2、3冊本を借りてきたけど、結局読みやすい本から読んでしまうのね。
そいでもって、いま最も「ホット!ホット!(by藤井隆)」な日本人女性の一人、林文子・横浜市長の「しなやかな仕事術」を今日読んだ。200ページ弱で、イラチ(土佐弁でせっかちなって意味)な私でもスルリと読めました。
林市長は「仕事で成功する秘訣」聞かれたら、「人と出会って、信頼関係を深めること」につきるそうだ。
林市長の10年余りの経営者としての経験として、「ES(Employee Satisfaction=雇用者満足)あってのCS(Customer Satisfaction=顧客満足)だそうだ」
林さんといえば、コミュニケーションの達人。早速自分が率先して、コミュニケーションを市職員で取ると、職員が林市長のまねをして、例えば「雨が降ってきましたから、お気をつけてお帰り下さい」など市民に言うようになったとのこと。その結果2012年末の調査で、市民の満足度が96,6%と高評価を得た。
その原点は外資系自動車販売会社の社長を勤めていたとき、「3分間スピーチ」を導入したことにあるという。
内容は、社員に「健康と天気の他の話題」を各自喋ってもらうようにしたそうだ。このスピーチの狙いは社員間の繋がりを深めるためであった。
例えば「僕は星を見るのが大好きです」←「彼は意外とロマンティストなんだね」
「タップダンスを習っています」←「へぇ~多趣味だね~」
となり、「次はみんな何を話すのかな?」と社内の雰囲気が良くなったそうだ。外資系といえば完全能力主義の世界。他人を手伝うなんて、社員の頭には毛頭ない。このスピーチのお陰でみんながチームプレイをして、かえって売り上げがアップしたそうだ。
林さんの経営者時代、マスコミの取材が来ると記者やカメラマンに「へぇ~記者さんならやっぱし書くことはお好き?」とか「ところで趣味は何?へ~社交ダンス?いったい何年やってるの?」と愛嬌たっぷりに聞くので、取材があるたびに「車なら林さんのところで」となり、自動車の売上があがったという。
秘書の方もそれを承知で「社長、そろそろ今月も取材を受けましょうか」と言うようになったそう。(ちなみに現在取材を受けると、プレスの方が「横浜にぜひ住みたいです」というようになる)
また、ダイエーでの経験では、鮮魚コーナーでは「この売り場任せたよ!」と威勢よく声をかけ、薬局では「先生、期待していますから」と薬剤師の先生を持ち上げる。林市長は相手の目線に遭ったコミュニケーションをとることにしているそうだ。つまり仕事だからといってビジネスライクにしてはいけないという。
相手の目線に立つこと。林さんはこれを自動車のセールスマン時代からやられていたそうだ。例えば「お庭のお手入れ?それなら上手な植木屋さんをご紹介しましょうか?」、「歌舞伎のチケットなら、私がとってきましょうか?」、「牛乳が切れている?じゃあ私がひとっ走り行って買ってきましょうか?」とかである。
よく言われていることだが、セールスマンは商品を売るのではなく「自分を売る」と言うことを理論的ではなく��実践していたのである。(林さんは、後にこのようなことを放送大学の「経営学」の授業とかで知って面白かった、と述懐している)
他にもハヤシ・マジック(これはダイエー時代にこう呼ばれたそう)はある。自分が苦手なこと、知らないことはへりくだって、自ら聞くそうだ。
例えば「そこは私の苦手なところだから、助けてください」とか「ひとりではできないんです。手伝ってくれませんか」など。これも働き手の人間関係・繋がりを非常に円滑にするとのこと。
また林さん、自動車会社の支店長だった頃、自分から部下に悩みを聞きに行ったそう。まるでよろず相談所のように。
「彼女と喧嘩しちゃったんですよ~どうすればいいですかね?」
「そんなにストレートに言っちゃダメ。時間をおいてから話なさい」
等、デスクまで行っては、相談を積極的に聞きに行ったとのこと。しかし優しい林さんは女性が気にかかって、女性の部下ばかりに聞くのだから、男性社員に「今は女性の方が強いんですよ。我々の悩みも聞いて下さいよ~」といわれたよう。(これは林さんも「時代の変遷を感じた」そうだ)
最後にコミュニケーション以外での林市長の功績は全国ワースト1だった、横浜市の待機児童をゼロにしたことだ。
最初、林さんは特命チームを作って、職員に「幼稚園に子供を入れられなかった人の意見を聞きなさい」と命令した。職員は「そんな人たちに会ったら、怒るに決まっている」と思ったが、やってみると意外な反応があったそう。
例えば、母親がパート勤務で、短時間のお子さんの預かりのみを希望している方や、一か所しか申し込まずに、別の幼稚園に預かりの申込をしなかった人等、多数そのような方がいたそう。
林市長はもちろん、幼稚園の数は増やしたが、ソフト面の対応もふんだんにされたそうだ。
彼女はそれに飽き足らず、「保育コンシェルジュ」なる制度を作って待機児童問題に積極的に携わっているとのこと。
最後に林さんらしいエピソードを紹介してこのブログを終わりにする。他の会社に引き抜かれた時、送別会で一人の営業所長がこんなことを言ったそうだ。
「林社長。わたしはあなたがたった一人でこの会社に来た日のことを思い出します。そしてあなたはたったひとりでこの会社を去って行かれます。あなたはその胸の中に人生の羅針盤を持っている人だ。その羅針盤通りまた歩いて行かれるのですね。私もこの胸の中に羅針盤を持つ人間になります。長い間のお教え、ありがとうございました」震えるような感動だったそうだ。
我々もこのような方の下で働きたいものだ。林文子さんいつまでもお元気でお仕事を続けてください。
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不安な時こそ勉強して自信をつける、勉強は自分に大きな自信を与えてくれるとあり、不安な自分の背中を後押ししてもらった気分になりました。
悩む前に、まず今日やるべきことを全力でやってみる、この積み重ねが充実感に繋がるのですね。