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教え子がめざましい成果をあげる伝説的なコーチは
どういう練習をさせているのか?
単純だが、以下のことをさせる。
・成功にとって重要なスキルを
・成功を実感できるやり方で
・無意識にできるまで
・何度も反復する
教育者、練習者にできることはたとえば:
・時間を大切にする。
・具体的な目標を設定して練習する。
・スキルに名前をつける。
・複雑すぎてできないことは分解する。
・手本を忠実に真似る。
・誤ったやり方は即座に修正する。
・フィードバックはつべこべ言わずに即時実践する。
である。チームのパフォーマンスを上げていくには
このような文化を作り上げていく必要がある。
「練習の本当の意味とは、たんなる反復練習や実践練習そのものではなく、
それらを戦略的、意図的にくり返して自分を望ましい状態に何度も作り替えることである。」
練習ってすばらしい。
練習させる教育もすばらしい。
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サッカーなどのスポーツ、ピアノなどの楽器、家の修繕やパソコンの技能、どのスキルを伸ばすときにも、基礎の基礎から正しい方法で教えることが肝心です。
本書は、上達するための練習方法を設計し改善するためのアイデア、「上達すること」に上達するのに役立つ秘訣をまとめた一冊です。
詳細なレビューはこちらです↓
http://maemuki-blog.com/?p=1050
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「勉強になった」「学ばせてもらった」では人は変わらない。自分自身の目指すイメージを見つけ、現状の強みと課題を分析しステップを作れないとだめだと感じる。
さらには、そのステップには刻み方、登り方(登らせ方)がある。その詳細を説明してくれる一冊。
これだけのものが提示されていても、まず客観的に観察することが難しい。そして、分解することも難しい。また、仮に分解ができていても、それを個人別に適用するのが難しい。
これらの難所はそれを克服するため練習を相当量積まないと越えられないのではないか。だからこそ価値がある。
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マイケル・ジョーダン曰く「間違ったシュートの練習をすれば、間違ったシュートの仕方が身につく」。
練習を科学に変えるのは、データだ!というのが凄く腹に落ちる一冊。
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最高の成果を引き出す42のルールを紹介している。
最初に自動操縦に任せて満足するか、もっと上達しようと努力するか。ぎこちなく進むか、練習するか。この本は後者を選択したい人のためのガイドブックと書いている。
個人的には手本の活用とフィードバックの重要性に興味を持てて読めた。
気に入った言葉
入念に計画され意志を持って効率的に実行される昔ながらの練習が成功の秘訣。
「練習で完璧になる」のではなく「練習で永遠になる」
習得したスキルが正しい場合も間違っている場合でも筋肉の記憶か思考回路に刷り込まれ習慣となる。間違った動きを練習すればチームは本番で間違った動きをする。漫然と練習すれば、本でも漫然と動くことになる。
練習における習慣の確認では、出来るだけ早く前向きに間違いに反応して補正する事。
練習における「習慣の確認」では出来るだけ早く、前向きに間違いに反応して補正することが求められる。
大まかにいうと練習の目標は正しいやり方で可能な限り早くできるようにすることだ。
練習の価値はむしろスキルを習得した「後」で高まる。
優れた教師はほしい結果からまず考えるということを理解している。
自薦練習ではなく反復練習でこそ上達する。
批判ではなく正しい方法でやり直しを求める
最終目標は新しく学んだスキルをほかのスキルと合わせて統合的な状況でうまく使う事。
手本と手順書を両方使う
理想的な練習の流れ(練習→フィードバック→フィードバックを使って再度練習→ばあにより何度かやり直す→考える)
フィードバックのループを短くする
目標の中に楽しみを見出す
最大の価値を生み出す20%に集中して取り組む
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原文がそうなのだろうけど回りくどい。
また特別な内容があるわけでもない。
真新しいこともなく特に記憶に残すべき価値も見つけられない。
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こうした文体の本は正直ニガテ。
経験や事例が多く書かれており、その中から読みながらポイントを探るといった方法で読む。
本書自体のそのポイントはとてもシンプルであるが大切なことが書かれている。
案外そういったところを人間は飛ばしたくなって結局上達を阻んでいるのだということが分かった。
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蒸留所のツアーガイドになるか、クリスロックになるか=なすがままに流すか、いつでも努力を重ねるか。
無意識にできるまで練習する。無意識にできれば創造性が解き放たれる。
目的を目標に置き換える=具体的な目標を立てる。
実践ではなく反復練習で上達する。
スキルを分離して個別に練習する。
手本と手順書を両方使う。
フィードバックを取り入れる=素早くフィードバックする。
間違いを練習の一部にする=スキーで転ぼうと決心した日が達人に大転換した瞬間だった=失敗をすることは成長すること=失敗しないようにすることは成長を止めること。
練習を楽しくする=ゲーム性を取り入れる。
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【由来】
・まいんどまっぷ読書感想文サイトで
【期待したもの】
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【要約】
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【ノート】
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目的を計測可能な目標に置き換えようという提案は、心にしみた。ただ、MLBをNBAと訳し間違えているのを見たときにはガクッときた。些細な間違いとは思うが、本の信頼性を損なう、残念なミスと思う。
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練習の大切さとその方法を解説した本です。
教師に向けて書かれた本ですが、すべての人にとって有益な内容だと思います。
・実戦練習ではなく反復練習でこそ上達する
・最大の価値を生む20パーセントに集中して取り組む
・批評ではなく、正しい方法でやり直しを求める
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ピアノの練習の質を高めるために読んでみました。
ピアノに限らず、自分がしている練習についてしっかり考え、分析する。そのきっかけになる読書としてオススメしたい。
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単純な動作の反復で効果がなさそうに見える練習に効果があり、複雑な動きの組合せで、いかにも効果がありそうな練習が全く役に立たなかったりすることがあるが、この違いは何か。練習したことが身につくための練習とは何か、ということを改めて問いかけている。
間違ったことを練習して、間違いを身に付けてしまわないようにするための方法を42のルールとしてあげている。42もルールがあって大変そうにみえるが、これは、やりたいことを決め、細かい単位に分解する、それを無意識にできるまで練習する、練習したものを組み合わせる、最後に効果を測定して練習者と練習方法にフィードバックする、という一連の流れを手順化したら42個になったと考えればよい。目標設定、分離と統合、反復練習、フィードバックとそれほど難しそうに見えないが、間違ったことを練習しないように練習内容を決めたり、間違った方向へ向かわせないようなフィードバックを与えるところに難しさがある。