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L 返り忠兵衛江戸見聞10
浅井さんが帰ってきて話が動くかと思ったけど、まぁお決まりの悶々。ということで。「おみちの縁談」で一章…いままで出てこなかった巻もあるおみちにここにきてボリューム持たせるのか!とこちらも悶々。と、思ったらおみちだけでなく勝弥と紗智がいっぺんに片付いたよ。なんですか、ここへきて第三章突入みたいな??豪快な話から外れて久しいけど与茂平のキャラだけでもってる気がするのは気のせいか? なんだか、忠兵衛の周りが忠兵衛の知らないところで整理整頓された感じ。江戸に戻ってきた人と江戸から出て行く人の入れ替わりがあった回だな。身辺整理後の今後に期待。
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第十弾
浅井が強くなって登場
朝太郎は懲りずにまた長屋の娘をかどわかし、神原の内緒の知らせにより撃退
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返り忠兵衛江戸見聞シリーズ、10作目。
朝太郎が少しちょっかいを出すけど、、、今回、大した騒動は起こらず。おみちが縁談を迎えることで、忠兵衛の周辺にあった焦れったい色恋関連が一気に収束させられた感じ。浅井さんが戻ってきたのもあるけど、今作は忠兵衛の江戸暮らしでの人間関係が整理されただけで終わっちゃった。日常的なお話が面白くないわけではなかったけれど、ダラダラ続いている感は否めないかな。そろそろ大きい動きを見せてくれないと、このシリーズ飽きてきそう。
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この10巻めは、感涙するお話が多い。
浅井と再開し大負けした忠兵衛は悩みを抱える。
そんな浅井はひょんなことから古い知り合いの三下の勧めで、隠居の家に居候する。
そこには代々続く大親分の跡目騒動があり隠居が狙われる。
浅井は、忠兵衛ばりの助けをして、騒動を決着させる。
長屋のおみちに縁談が。
このシリーズが作家のデビュー作と聞くが、実に登場人物たちそれぞれが巧みに入念に描き分けられ没入感が心地よい。