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帯文:
"おかげさまで累計18万部突破!!” ”第1段 笑いと涙と人情!”
”この小説には…やられた! 百田尚樹"
目次:その壱 だいくま、その弐 かんおけ、その参 もののふ、その四 くものす、その五 おかぼれ、その六 はこいり、その七 ふんどし
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微妙。最初の話で読むのをやめようかと思ったけど、二話三話あたりから面白くなって。最終話もイマイチ面白くなかった。がっかり。
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おけら長屋に住む人々の日常を描いている。読む落語って感じで、面白おかしい。でも、ちょっとしんみりさせるところもあったりして、いい感じ。人気があるのもわかる。深みはないけど、軽くて読みやすい。
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長屋に住む庶民のほっこり話。目頭が熱くなります。
1エピソードごとにスッキリまとめられて読みやすい。
高田郁や小路幸也を思い起こす作風。
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読みだしたところ、嫌いなタイプの長屋の人が出て来て、失敗したなと思ったけれど、読み進めてみると面白い。ケラケラ笑うタイプではない本かと思うと「はこいり」では声を出して笑いそうになってしまった。ホロリとさせる人情話でもあり、落語のような本です
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まるで落語のようだ。テンポよく進む物語。茶目っ気ある登場人物。すっかり気に入ってしまった。続編も読みたいと思う。
あらすじ(背表紙より)
本所亀沢町にある「おけら長屋」は騒動の宝庫だ。大家の徳兵衛、米屋奉公人の万造、左官の八五郎、後家女のお染―ひと癖ある住人が入り乱れて、毎日がお祭り騒ぎ。そんなおけら長屋に、わけあり浪人の島田鉄斎がやってきて…。貧しいくせにお節介、そそっかしいけど情に厚い。そんな庶民が織りなす、江戸落語さながらの笑いと情緒にあふれる連作時代小説。文庫書き下ろし。
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心から笑い、泣いたことありますか? シリーズ累計40万部突破の人情時代小説~米屋と酒屋の奉公人である万造と松吉は、大工の熊五郎一家の借金の取り立てのため、嫌がらせを始めたが、夜逃げし書き置きを道具箱の脇に残して川に飛び込んだらしいが、狂言と判ってほっと安心する。島田鉄斎は父が剣術指南を務める藩が取り潰され、奥州黒石藩に流れて御前試合に指南役となったが、恨みを買って人を斬り殺して江戸へ出、女郎屋へ売られた娘が瀕死の母と最後の日を過ごせるように庇っておけら長屋に住み着いた。万松が拾った浪人は敵を追って江戸へ出て来たが、島田が師範代を務める道場でも、士官話を巡って神社境内で立ちあいが始まり、つまらないことで人を斬ってはならないと止めに入ったのは敵持ちの浪人だった。たが屋の佐兵衛は偶々寄った賭場で大儲けをした次の夜におけらになったが、擦り寄ってきた不思議な老人の壺振りの癖を読めとの助言を受け負けなくなったが、面白くはない。店の金に手を付けて娘を売らなければならなくなった手代に一発逆転の指南をする。久蔵が岡惚れした後家のお染は盗賊の情婦だった。それを承知で盗賊を捕らえる罠を張ったのは島田と火盗改の同心だったが、万松コンビが余計なことをして破綻しそうになる。左官の女房のお里が女中をしている絹物問屋に本家から箱入り娘が修行に来たが、世間知らずで笑えることばかり。病気の母に朝鮮人参を飲ませたかった手代が店の金3両を使い込んで、誤魔化すのにお里は島田の力を借りる。表具職人の娘・お梅は湯の子を宿した。長屋対抗相撲大会に優勝したら、お梅と所帯を持つという久蔵が決勝前日の宴会で食中りにあった者の代わりに活躍する~腰巻きの呼びかけに意味はないと思うね。クスクスとは笑えるけど、大笑いできるわけじゃない。万松の掛け合いは落語の様であるが、島田鉄斎の働きはちょっとした剣客小説のようだしね。手許にあるのは24刷で、カバーのイラストが楽しそうなのに変わっている…この方が売れるね
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貧乏長屋を舞台に、どたばたあり、人情話あり。
リズム感のいい読みやすい文章は、落語のよう。
鉄斎さん、かっこよすぎ。
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畠山健二さんの「本所おけら長屋」、新聞の広告でいつも眺めていました。このたび読み始めました(^-^) 面白かったです。第1巻は短編連作7話。2013.7発行です。現在確か第9巻が出されてると。楽しみです。この一冊ですっかりおけら長屋のファンになりました(^-^) おけら長屋に住みたいです(^-^) 大家の他、所帯持ち、独り者、隠居、後家さんなどいろんなひとが12戸に住んでますが、侍(浪人)の島田鉄斎43歳がいい役どころで物語をピシッと引き締めています!
大家と12の店子が住む「本所おけら長屋」の始まりです。畠山健二さんの作、2013.7発行、7話、再読。お染の過去と久蔵の純情を描いた「おかぼれ」、絹問屋の箱入り娘お静15歳の常識のなさと女中頭お里の機転を絡ませた「はこいり」、最高です!
再読ですが、2022年の〆の読書は、畠山健二さんの「本所おけら長屋」(2013.7)で。連作時代小説7話。商人にとって一番大切なのは「信用」、武士は面目、おけら長屋の人々には「絆」。シリーズスタート時点で、重要な人物はほぼ登場しています!島田鉄斎とお染の過去がよくわかります。
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おけら長屋という名前からして、その日暮らしの人々の人情話だと想像出来ますね^^
その壱『だいくま』はツケ払いを結局踏み倒すお話で、心中した一家が生きていたことに喜ぶ長屋の人々の人の好さが書かれているのですが、私にはなんだか納得出来ないモヤモヤを残したお話でした。
その六『はこいり』は何にも出来ない“はこいり娘”の花嫁修業の話で、そのお嬢様の突き抜け振りに笑ってしまいました。ある意味素直なお嬢様は可愛らしいですけれどね(笑)。
おけら長屋の万松コンビが巻き起こす騒動にこれからも目が離せません。
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実に面白い
落語のノリであり、時代劇のお約束も守られ、しかも感性はとてつもなく現代的
久しぶりに真面目に吹き出して家人に顰蹙をかった作品でした
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貧乏長屋の人情話面白かった。
それぞれの話引き込まれてあっという間に読み終わった。最新刊は16巻。引き続き読んでいこうと思う。
高田郁作品とは違った趣を感じた。
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さわや書店や八重洲ブックセンターなど有名書店員オススメ本のポップを見て試し買い。
【ザッと内容】
舞台は江戸時代。おけら長屋(今でいうアパートのようなもの)に住む住人たちのドタバタ劇が5編入った一冊。
どの短編も笑いあり、涙ありで江戸という下町で生きる庶民の人情がギュッと詰まっている。
【こんな人にオススメ】
・時代小説が好きな人
・ほんわかストーリーが好きな人
【感想】
うん。面白かった。どの短編も小さな劇を見ているような感じで起承転結がとてもうまく盛り込まれていた。
登場人物も個性豊かで魅力的。ほんわかストーリーで違う世界に入り込みたい人にはオススメの一冊。
気になって著者の畠山健二を検索すると、昔は漫才の台本を書いて賞を取ったりしてる様子。さすがです。ストーリー構成が非常に上手い。
2巻以降も夢中になって読み漁るかと言ったら、そこまでではないが笑、買って損はなし。
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地震で本棚が崩壊した実家を片付けに行った折に見つけ、貰ってきたうちの1冊。
単細胞な住人の集まる長屋の話はまんま落語。どんな問題も他人事で終わらせず、時に干渉しすぎるから、話がへんてこな方向へ。「万松は禍の元」とはよく言ったもの。ひとつかふたつ、イライラさせられた話もあります。だって、アンタら、鉄斎さんのこと疑いすぎやろ、それだけ世話になっておきながら(笑)。しかし最終話ではそのイライラも飛んでいきました。楽しい。
単巻だと思って読み始めたのに、げげっ、10巻もあるんだわ。続編も実家にあるのか確認しなくちゃ。
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なんというか、こう、軽い読み物としての優れた時代小説。登場人物の軽快なやりとりが落語のそれと同じノリ。作者さんは元々漫才の台本なんかも書いていた方だったんですね。まさにそういう感じ。落語も放送作家的に噺を考える人っていうのもいるのでしょうか?
あまり暗くならずにさらっと読めるのが利点であり、ちょっと物足りないところでもあるかもしれない。ちょうど直前に宮部みゆきの時代小説読んだばっかりだからそう感じたのかも。