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▼野田民主党政権が決断した尖閣諸島国有化。私も東京都の尖閣諸島の募金をしたことだし、せっかくだからちゃんと勉強しようと思って。
▼石原元都知事が尖閣諸島を東京都で購入すると発表した時はビックリでしたが、結局、地権者は国に売却することに。急な地権者の心変わりに「どうして?」とまたまた驚かされました。(東京都の対して不信感を持ったと書かれてしましたが)。石原氏の無念さを思うと複雑な心境でした。
▼民主党政権で尖閣国有化にして大丈夫?そのまま中国に横流ししたりしない?って思っていました。とてつもなく高額な金額で尖閣購入希望していた中国人実業家に売られるよりはマシかなーとは思いましたけど。今は安倍政権になったので、きっと安心ですね。
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国有化2周年を迎えるにあたって再読。国有化に尽力した民主党の政治家たちの証言をもとに組み立てた政治ドキュメント。10年の衝突事件から12年9月の国有化、その直後の中国の猛反発までが書いてある。よくここまで調べたとは思うが興味のない人には面白くないと思う。僕もこの問題をずっと調べているだけに、情報量に愕然とした。
石原氏側や地主側からの話が聞けていないので減点。
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野田佳彦・元内閣総理大臣や長島昭久・元内閣総理大臣補佐官ら、
当時の日本政府関係者に取材を行っていることが、
本書の記述を肉厚なものにしていると思われる。
とても生々しい場面描写もあるし、なにゆえ、
唐突に国有化が決められたのか、その内情というのが、
とりわけ、野田元首相の心理描写がなされているがため、
より切実なものとして感じられた。