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訳者もあとがきに書いているが随分ゲスなタイトルだと思う。内容は日本ではよく言われているような事が延々と書かれている。
アメリカを元にした調査なので、アドバイスがそのまま日本で受け入れられるかはわからない。
興味深い話はいくつもあったが、例えば親の援助があるほど、子の財政は悪化するという話が印象的だった。
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本書に出会い、私の財布の紐はますます硬くなった。そして資産を増やし、守りを強くすることに全力を注ごうと決意した。本書は数多あるお金持ち関連の本の中で、「守りを強くする」ということに重点を置いている珍しい本である。
以下、お気に入りの言葉を抜粋する。
「車を購入する際、新車を持つプライドに2万ドルかける価値があるだろうか。プライドのために2万ドル払うことはない。」
「証券会社の営業マンには、その営業マンの過去何年間かの確定申告の写しと、過去3年間、営業マンが個人で投資した株のリストをみせてもらうように聞く。自分より株で儲けていたら、その営業マンにお願いする。」
「教育以外に子供たちにしてやれることは何か。自主性を重んじ、1人で何かをやり遂げるように激励する。責任ある態度を大いに褒め、リーダーシップを発揮したときには喜んであげる。他人に頼らず1人で生きることを子どもに教えるべきなのだ。」
「子供が大人になり、自己管理ができるようになり、きちんとした職業について安定した生活を送るようになるまで、親が金持ちだと気づかせてはいけない。」
「現金や高価なものを駆け引きに使うな。親の愛情から子どもに何かをあげるのは当然のことで、駆け引きに使うと、子は親への尊敬や愛情を失う。 」
「収入源が一つしかないことはリスクである。サラリーマンはリスクを背負っている。」
モットー
*強い子になれ。人生にはバラの花園が待ち受けているとは限らない。
*私って可哀想と言ってはいけない。自分が哀れな人間と思うな。
*靴の踵を踏み潰して履かないこと。粗末に扱って、新しいものを欲しがってはいけない。ものを大切にしなさい。そうすれば長持ちする。
*ドアもきちんと閉めなさい。部屋の温度が下がるだろ。お父さん、お母さんのお金を無駄にしてはいけない。
*ものを使ったら元の場所に戻しなさい。
*いつも明るく。
*助けを必要としている人には、すすんで手を差し伸べなさい。」
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アメリカ人の著者が億万長者を取材し、億万長者とはどういった人達なのかを記録した本。
要は自分の稼ぎを考えてそれよりうんと少ない金額で暮らしなさい。億万長者というのは良い家、良い車、良い服に興味がなく、見栄等を全く張っていない人達というらしい。
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1 となりの億万長者を紹介しよう
2 倹約、倹約、倹約
(彼らは、収入よりはるかに低い支出で生活する)
3 時間、エネルギー、金
(彼らは、資産形成のために、時間、エネルギー、金を効率よく配分している)
4 車であなたの価値が決まるわけではない
(彼らは、お金の心配をしなくてすむことのほうが、世間体を取り繕うよりもずっと大切だと考える)
5 親の経済的援助
(彼らは、社会人となった後、親からの経済的な援助を受けていない)
6 男女平等・家庭版
(彼らの子供たちは、経済的に自立している)
7 ビジネス・チャンスを見つけよう
(彼らはビジネス・チャンスをつかむのが上手だ)
(彼らは、ぴったりの職業を選んでいる)
8 職業:億万長者対遺産相続人
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頑張ったらなれるかも!
だってさ、子供におこずかい200円ずつ天引き方式であげたその場で貯金箱へチャリン。1年で2400えん。天引きの癖つけちゃえば、小学6年で14400円。お年玉も臨時や収入も世間の基準20%貯金を天引き貯金箱へチャリン。大きくなればおこずかいも少し増えるから、少なくとも高校高校卒業までに10万円くらいたまっているはず。思春期のうちに天引き感覚を普通にしちゃって、あてにしなくなってれば、その後、普通に就職してもっとお金のことを考えるようになったら、お金の心配は減ると思うな。あと親がお気に入りのものを長く使ってる様子を見せて、物を持たないようにする。できるだけ借金はしない。貸さない。親のお金をあてにさせない。マスコミのお金持ちのイメージを払拭する。これ、子供うちにできたらお金の心配から解放されことは夢じゃないと思った。
アメリカだからできることも多いから日本人のメンタルじゃ無理かなと思うこともあった。なのですぐやれそうな事を考えたよ。小金持ちの人は子供にお金があることを悟らせない、もしくは老後の資金だから、私だけのもので君たちに残せるもの1円たりともないと宣言しちゃおう。親が工夫しながら誠実に生き生きと明るく暮らしたらわかってもらえると思う。
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ドルで表されているので、頭の中で考えるのが面倒。億万長者は、かなり節約して生活していることがわかった。自分の最終目標を明確にして、お金を運用していかないと、苦痛だけの人生になりかねない。
60から働かずにゆっくり生活をすると考えていて、60で大病をわずらうとかありそう。
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会社のオーナーや社長、不動産で大きな家に住み、税金に詳しい人たち。複利で考え、借金をするのにためらいがない人たち。
大富豪とは?
純資産を100万ドル以上、全米の3.5%を大富豪と定義する。
1125ドル以上の時計を買った人は1/4
親、わたし、妻が倹約家であること。
目標を立てるか、そして計画をたてた資産運用をしているのか。に対してyesはnoの約2倍。noは高所得・低資産組か、相続・玉の輿、あるいは高齢者・引退者である。
蓄財劣等生の薫陶をうける。
複利計算、不老所得、
住宅ローンは年間現金所得の2倍以内に押さえること。
億万長者は株を動かさない。一週間単位で動かす人は1%。腕のよい税理士を、大学の商学に電話して見つける。
高級住宅はよく金を使う近所。車や家でライフスタイルをかえるのはよくない。→散財型になる。
種とお金は同じ。食べてもいいが、埋めて育てればとうもろこし畑になる。
ひとつのステイタスシンボルを手にいれると、ステイタス全体をあげたくなる。
子供に自分が金持ちだとばらすな。
モノ、カネで計るな、なにを達成したかを確認する。
金持ちの子が倹約家になるのは難しい。職業上、効果なものをみにつける必要がある。その調達資金は親からの援助資金にたよる。
億万長者は職業できまらない。オーナー、専門職が億万長者になる数は、他業者の四倍。
だが、それは利益率がよいだけ。散財しなければ。
収入源がひとつしかないことはリスク。
リスクに立ち向かうには、リスク、不安を具体的な形に置き換えている。
億万長者は
1.収入以上の生活をしない。
2.資産形成をしない。
3.世間体を気にしない
4.親の経済的援助に頼らない。
5.経済的に自力するよう、子供たちを育てる
6.上手にビジネスチャンスをつかむ。
7.時代にマッチした職業につく。
仮説との違いは、借金について。このビジネスチャンスをものにするにお金をつかうと思っていた。見極めることで、それがステイタスシンボルとしてほしいのなら、それにお金を使わない。
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20190526 再読
著者の主張は一貫しており、表現やエピソードを変えて、何度も繰り返し述べられている
「億万長者は倹約家である」
私自身はいわゆるミニマリストに当たるため、基本的には物欲も少なく順調に蓄財している。が、身の回りには、ロエベ、グランドセイコー、IWC、ノースフェイス、PORTERと、いわゆる中〜高級ブランド品も多くあることに改めて気づかされる。
私は、別に全ての贅沢や嗜好品に目くじらを立てる必要はないと考えている。愛着があったり、ときめいたり、要するに気に入っていれば良いと思う。著者の主張は、「目的を持って考えて確信を持って生きろ」ということだろう。
この本を読んで「よーし私も1億円貯めるぞ!」と思う方も多くいると思う。その決意自体は否定するものではないが、結局何のために貯めるのか?だ。それが「何となく」であれば、蓄財劣等生とマインドセットは大して変わらない。加えて、落合陽一さんも言っているが、現預金は国・経済にとっては澱みでしかないので、金融資産にすべきなのだろう。結果として、資産も増えますしね。
全体にやや冗長で読み応えがあるが、一読の価値はあります。お金の使い方・貯め方で思い悩む人はぜひ。
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外国の本らしく、事例が充実しているのはいいがくどさが、読者としては辛い。
要約すると、蓄財できるかは職種というより本人の倹約する努力だということ。そのためには自分の欲望をコントロールし、計画を立て、忍耐強く努力し続けることだと。その通りだと思う。
後半の億万長者の相続の悩みとかは、自分には縁がなさすぎて読む意味を感じなかった。
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資産を多く有する者がどのような生活・考え方で過ごしているかを具体例を交えながら報告する本です。
調査を行った具体例を多く載せていることから、読んでる途中に、結論は分かっているのに、まだこの話続きますかと思う部分はあります(私見)。
しかし、ここまで、資産家たちの生態を分かりやすくまとめた本は、投資等を勉強し始めた人(僕のような人)にはとても有益だと思うので、読んで損はしないと感じました。
おすすめです。
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世紀を超えて読まれ続けるロングセラー! 億万長者(ミリオネア)は特別なひとたちではない。 常識とわずかな努力で、誰でもお金持ちになれ、膨大なインタビューから「億万長者」の実像を描いた古典的名作。億万長者とは、実際どんな人々なのか?─アメリカ富裕層研究の第一人者であるスタンリーとダンコ博士は、 1万人以上の億万長者にインタビューとアンケートをして、資産や年収、職業、消費行動のタイプを徹底的に調査。 結果は驚くべきことに、彼らのほとんどはありふれた職業と家庭をもつ「普通の人々」だったのだ?では億万長者でない普通の人々や、所得は多くても資産の少ない人々と、彼らはいったいどこが違うのか? 本書は、そうした本物の億万長者の日常の暮らしぶりから学ぶべき「7つの法則」を導き出し、成功と幸福を手に入れたい読者に伝授する。 多くの読者を得た実績あるロングセラーが、コンパクトな〔新版〕として登場!
本物の億万長者とはどんな人間で、ふつうの人々とはどこが違うのか。アメリカの億万長者の驚くべき暮らしぶりを徹底的に取材・調査し、その分析結果から発見された、人生に成功をもたらす「ミリオネアの知恵」を明かす。
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・毎日ジョギングする人たちって、そんなことをしなくてもいいようなスタイルのひとたちじゃありませんか?でも、あの人たちは毎日走るからこそ、引き締まった身体でいられるんですよ。金持ちも、経済的に心配のないようにと努力しているから金持ちなんです。
・タネはお金とおなじだよ。タネを今食べてもいい。でもね、タネを植えれば3メートルの丈のとうもろこしに育つんだ。
・子供が大人になり、自己管理ができるようになり、きちんとした職業について安定した生活を送るようになるまで、親が金持ちだと気づかせてはいけない。
一貫して、お金持ちとは、お金を無駄に使わないから億万長者になりえたという内容。なるほど。
この本の中には、貯蓄優等生と貯蓄劣等生という言葉が頻繁に出てきます。
言葉の意味そのままに、貯蓄出来るか出来ないか。
〝お金持ち=ブランド物を持って豪邸に住み、ベンツを乗り回す。″この本を読むとその考え方が180度変わる。
本のサブタイトルにある7つの法則を備忘録としてメモ
①収入以上の生活をしない
②資産形成のために時間を使う
③世間体を気にしない
④親からの援助に頼らない
⑤経済的に自立するよう、子供たちを育てる
⑥上手にビジネスチャンスをつかむ
⑦時代にマッチした職業に就く
この本のから学んだことを人生の教訓にして、私も老後に困らないくらいにはお金持ちになりたいと思う。
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自分でも億万長者になれる気がする。いやマジで。いやさすがに一億溜め込むのは難しいかもしれない。でも、生活を見直せば今のライフスタイルをずっと続けた場合と比較して、5倍ぐらいは蓄財できる気がする。
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ここで取り上げる億万長者というのは、日本円に換算するとだいたい世帯年収850万~2000万ぐらい、資産額は約2億~。職業はサラリーマンから会社のオーナー、医者、弁護士等々さまざま。遺産相続で億万長者になった人は少ないです。共働きなら世帯年収850万ぐらいの世帯は日本でも少なくないはず。
どうしたら億万長者になれるのか。稼いだお金をいかに減らさないか、が重要としています。倹約して質素な暮らしをする人たちを蓄財優等生とし、高級住宅街に住み高級車を乗り回し、高いお洋服と高い腕時計、高い靴を身につける、こういう人たちを蓄財劣等生としています。実例として車の購入を挙げて詳細に書かれています。大まかに言えば蓄財優等生はコスパ最優先。ただ必要以上にケチという印象ではないです。つまり、年収が高くても、たくさんお金を使ってしまうと手元に残らないということ。重要なのは、この本で言うところの億万長者になるというのが、経済的に自立する=お金に困らないようになるということです。失業しても定年で引退しても、死ぬまでお金に困るようなことはないだろうと。億万長者のイメージとは全く違いますが、実際の億万長者はこんな感じですよと。さらに、そういう親が大人になった子供を援助するとその子供はどうなるか、も書かれています。
日本とアメリカでは税制など異なる部分もありますが、根本的には同じですね。時々聞く、中小企業のオーナーが一番自由になる金をたくさん持ってるよ…という話も裏付けられています。ロングセラー本だというのも納得です。
億万長者になりたいかどうかは別としても、年金制度が危ういというのは特に日本の若者たちにとってはリアルだし、引退後もお金に困らないようにという視点からも若いうちに読むべき本ですね。節約と倹約が大事、塵も積もれば山となるなんて地味な内容で退屈かもしれませんが。
ところで、副題として成功を生む7つの法則とあるが、その7つがどこに書いてあるかわかりませんでした。私が見落としてるだけかな。
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【みきまるさん株式投資本オールタイムベスト2017年度版第28位】
収入を増やすのではなく、資産を増やすことが大切。
そのためには、ただひたすらに倹約、倹約、倹約。
湯水のように金を使いながら億万長者になるなんてあり得ない。
資産を築くには、自分をコントロールする精神力、犠牲をいとわぬ態度、
そして勤勉さが必要だ。
金持ちとは、ものを買って見せびらかすよりも、
将来値上がりしそうな資産を所有することを選ぶ人なんだ。
ステイタスやプライドなんて、資産を築くことの障害でしかない。
世間体を気にして時間と金をかけて趣味の良いものを身につければ、
その分金が貯まらないのは当然だ。
☆資産を築くための七つの法則☆
1.収入よりはるかに低い支出で生活する。
2.資産形成のために、時間、エネルギー、金を効率よく配分する。
3.お金の心配をしないですむことのほうが、世間体を取り繕うよりもずっと大切。
4.社会人となったあとは、親からの経済的な援助を受けるべからず。
5.億万長者の子どもたちは、経済的に自立している。
6.ビジネスチャンスを上手に掴むこと。
7.ぴったりの職業を選ぶこと。
☆その他の金言
・経済的にゆとりのない人は、自分の生活を変えようとしないからゆとりができない。
・賢い億万長者は、仕事とプライベートの投資をいっしょに行う。自分の専門知識をフルに活用して投資する方が賢いに決まっている。
・所得税こそ最大の敵。資産を築くには、課税対象となる現金所得を最小限に抑え、含み益(現金を伴わない資産価値増加)を最大限にすべきである。
・億万長者は現金をそれほど多く持っていない。資産額が多ければ多いほど、現金収入の占める割合が低くなる。
・将来、資産家になりたいと思うなら、住宅ローンは年間の現金所得の二倍以内に抑えること。それ以上の高い家は絶対に買ってはダメ。
・医者に金持ちは少ない。彼らはとにかく忙しすぎる。家計予算だ、資産運用計画だと時間を使うより、そのぶん働いた方が収入が増えるんだから、そんな無駄なことをしなくたっていいじゃないか、という医者は多い。しかし、蓄財優等生は全く逆の考え方をする。金は決して無駄にはしてはいけないもの。生活家設計を立て、予算を立てて、必要以上にお金を使わない。たとえ収入が多くても、そうすべきだというように考える。高所得者といえども、収入より少ない金額で生活しなければ経済的に自立できない。
・投資のチャンスがあったら、それを逃す手はありません。チャンスは必ず活かす。
・毎年所得の15%を貯蓄に回すことを目標にしてみよう。
・金持ちほど、投資に時間をかける。銘柄を絞り、時間とエネルギーを集中して、じっくり研究する。そして買ったらめったに動かさない。
☆経済的にしっかりした基盤を持とうと考えているなら、きっと実現できる。
だが、よい暮らしをするために金がほしいと思っているなら、一生、金は貯まらない。
☆収入がいくらであろうと、収入以下で暮らすこと。
☆経済的援助���与えれば与えるほど子供は資産を蓄えず、援助が少ないほど資産を築くようになる。
・お金を貯めるためには、攻めだけでなく守りに強くなければならない。
☆第三章に登場するドクター・ノースが子どもたちに送った「王様のルール」☆
◆強い子になれ。人生にはバラの花園が待ち受けているとは限らない。
◆「私ってかわいそう」と言ってはいけない。自分が哀れな人間と思うな。
◆靴のかかとをつぶして履かないこと。粗末に扱って、新しいものを欲しがってはいけない。ものを大切にしなさい。そうすれば長持ちする。
◆ドアをきちんと閉めなさい。部屋の温度が下がるだろう。お父さん、お母さんのお金を無駄にしてはいけない。
◆ものを使ったら、元の場所に戻しなさい。
◆いつも明るく。
◆助けを必要としている人には、すすんで手を差し伸べなさい。