投稿元:
レビューを見る
ルリボシカミキリの項に書かれている「自然現象は複雑で、たった1つの原因で説明できるほど単純ではないのである」。これは自然現象のことではあるけど、何かあるとすぐに騒ぎ立てる人たちに聞かせてあげたい。そう思う反面、この本自体もそういう起爆剤になりかねないなあ、という危惧。
本書には何かの背景に利権があるから、それを知っておけ、という指摘が度々出てくる。その指摘自体の多くは僕も納得の行くものなのだけど、そうするとすぐ陰謀だ利権だと白黒ハッキリみたいな話になっていく。白黒の目盛りを身につけた上で、灰色でいようよ、と思うのですが…怒られちゃうかな。
投稿元:
レビューを見る
ひとは結局、見たいものしか見ないし、信じたいものしか信じない、ということなのだろうか、と思いつつ。地球温暖化はでっち上げた、という人もいるし、太陽が熱いなんて嘘だ、という人もいる。どちらにもちゃんと主張の根拠がある。もちろん、温暖化を主張する人も、太陽は熱い論者にも根拠がある。そういうのをちゃんと分析するのが、サイエンス・ライターの役割だろうに。少なくとも著者は本物の科学者なんだし。
といいつつ、ふむこれは正論だな、と思うくだりは、やっぱりぼくが読みたいと思ったからなんだろうな。少々反省。
まとまりのない本だな、と思ったら、どこかの連載をまとめたものらしい。
投稿元:
レビューを見る
善意と利権の話は勉強になりました。この本もしかりですがなにごとも鵜呑みにせず、少し突き詰めることが必要だと感じました。
投稿元:
レビューを見る
ペットボトルのリサイクルは経費がかかり過ぎて、無駄使いに終わってる。焼却した方が安くつく。そこには利権が絡んでる。
その他環境に関する勉強になる話が満載で思いっきり楽しめた。惜しむらくは記事が2008年からのもあるので古さを感じさせる。
投稿元:
レビューを見る
はっきりと主張がある人の本を読むことで、刺激を得て、いろいろと考えることができる。それが、私の脳トレ。環境について著者の考えが述べられているが、賛同するもの突っ込みをいれるもの反論するものテーマによって様々ある。気がつかなった視点も得ることも。気になるテーマがあれば、それに関する書籍を読む。そんな生活をしている。
投稿元:
レビューを見る
書かれた時からいささか時間が経っていることもあって。インパクトという面ではいまひとつ、しかし、こうした論旨がもっとでてきて欲しいと思う。