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『殺戮にいたる病』を凌ぐ衝撃作!
とあったから、かなり期待して読んでしまったのもいけない!!
チョコチョコつっこみどころありすぎてイラつく。
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なんともやりきれなく、後味が悪いお話。
そして、悲しすぎる。
智樹の心の傷がいやされる日がくるといいのだけれど。
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帯の“『殺戮にいたる病』を凌ぐ衝撃”ってのはちょっと煽り過ぎかな。その短さも相まってどうにも小粒な印象が……。やっぱり元々の予定どおりにミステリーランドから出して、こどもたちにトラウマを与えて欲しかった。
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子供が主人公なのでスケールの小ささはあったものの、緊迫感は感じられました。相手が警察官という設定がよかったのだと思います。
ただし、帯の「殺戮にいたる病」を凌ぐ衝撃ってのは煽りすぎ。
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「殺戮にいたる病を凌ぐ衝撃」という謳い文句は興味こそ惹かれるも、どういう類いのミステリーか想像出来てしまいます。警戒した中でのこの真相は、残念ながら予想の範囲内で「殺戮にいたる病」を凌ぐことはありませんでした。予備知識なしで読みたかったです。
物語自体は最後まで息を飲む展開が続き楽しかったです。
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ページ数が少ないのですぐに読み終えた。
題名から想像してたような内容。
主人公が子供なので、当然ながら子供なりの判断をして行動する。そこにちょっとイラっとしてしまった。
鬼畜のような父ではあるが、子供たちが生まれたときには今はやりのキラキラネームを付けて子供の誕生を喜んだのだろうか?
最後はちょっと衝撃だったが、かわいそうに、子供は親を選べない。そうさせてしまったのもすべて父親の虐待のせいだ。
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うちの地域では「けいどろ」でしたね。「狼と兎」ってのは初めて聞きました。
ミステリっていうより、ミステリー、あるいはサスペンス。逃亡劇もの。ソフトカバーでもあったので、ざっくり読み進めすぎたかもしれない。冒頭を読んで、むしろこれはミステリーランドで書いた方がいいんじゃねぇの、と思ってたら、あとがきでやっぱりそれように練ってたプロットだと言ってましたね。まあうん、さすがに子供向けではないけど。我孫子のミステリーランドってそもそも出てたのか、って思ったら、かなりあとになって出たやつだったね。ミステリーランド、刊行当初しか追いかけてなかったから。
そもそもね、登場人物の名前が「心澄望」で「こすも」、「甲斐亜」で「がいあ」って時点でな、どこかにウルトラマンネタを挟んでもらいたかったと思ってしまうわけでしてね。わざとそういう名前にしたのかなぁ。そこに意図があるのかどうか。
とりあえず、このオヤジは死んでもいいと思うし、先生と成美さんが可哀そうすぎる。
オチはあったけど、ミステリ的な仕掛けがあったようには見えなかったので、物語的なオチだったという印象。お母さんの手紙云々の箇所だけかな、唯一ミステリっぽいな、って思ったの。しっかり驚きはしたので、それなりに面白かったですけれども、やっぱり、もう少しミステリ色が強い方が好みですね。我孫子らしいな、とは思いました。
ちょっと疑問なんだけど、最後、先生は子どもふたりを家に置いたまま、何してたんだろう。犯人に連絡とってたのかなって思ってたんだけど、放置してただけ?
ほかの方もレビューで書いてらっしゃいますけれど、「殺戮にいたる病」は凌がない。
主人公の今後が心配。どう考えてもトラウマにしかならない。
抜粋。
どうしよう、警察を呼ぶ? 冗談じゃない。あいつが警察だ。
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小学生の少年がクラスメートとともに、その父であるDV男から逃げ回る物語。
本性は暴力嗜好の身勝手な人間でありながら、社会的には警察官として普通に暮らしているこの父親がなんとも不気味でおぞましい。職権をも利用して、彼が子供たちを追いつめて行く過程はドキドキだった。
しかし、DVがテーマだとだいたいそうだがなんとも後味が悪く、気分が悪くなるような話。それだけ小説としては成功しているということかもしれないが。
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暴力父(しかも警官)から逃げようとする少年たちと、追う父親の息詰まる攻防を描くミステリ。DV、児童虐待、というのはとても現実的で身近な問題。だからこそ、現実的な恐怖を覚えてしまう一作。
特にこれ、主人公と同じ年頃の子供が読んだとしたら、恐ろしくて仕方のない物語だろうなあ。周りに助けを求めることも思いつかずに闇雲に行動する子供ならではの浅はかさにはらはらしっぱなし。
そしてとにかくこのサディスト父親が怖い! 目的のためなら手段を選ばない非情さもだけど、自分を正当化して周りも操ろうという心理が何とも。
だけれど一番恐ろしいのは、この物語の結末。まさかこんなことになろうとは……!
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読みながら何度も本を引きちぎりたくなる衝動にかられた。女流作家の書くイヤミスになれてるのでラストで憤死しそうになった。復讐できてないじゃん。
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父親からDVを受けている兄弟とその友人のお話。徹頭徹尾救いのないお話に、読んでいて気分が悪くなりました。最後のどんでん返しくらいは気分が晴れる方向に持って行って欲しかった…
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嫌いでした。暴力も殺人も強姦も虐待ももっと書き方があるんじゃないかなって思うし、ひとつあったミステリ要素も前半でわかってしまいました。
父が主人公なら楽しめたのかもしれません。いまいち。
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新宿に大久保、関東住んでてよかった生々しさ。
小学生には重過ぎるが逃げたおかげで
逮捕できたということか。
コスモ、自分を刺すとは小学生ではあり得ない気もしたが、
引き込まれて一気読み。
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行動力のある子供達だなあ(笑)
虐待から逃げるために行動を起こすがまるでお釈迦様の手のひらで踊らされていた孫悟空のような展開。
逃げても逃げても敵の手のひらの中。
逃れるには死しかないのだろうか。
殺るか殺られるかでないと負の連鎖は止まらないのだろうか。
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小学生である主人公の友人がろくでもない父親に虐待されている。ある日その友人が父親のパソコンを壊してしまい主人公の家に避難する。とりあえず一緒に友人の家に戻るが友人の弟の死体を父親が処理しようとする場面を目にし再び逃げる。主人公と友人は追ってくる父親から逃げるサスペンス物。
父親が次々と起こす悪事や徐々に追い詰められる主人公たちに目が離せない。