投稿元:
レビューを見る
単行本でも読んでいるはずなのに何故だか文庫本にまで手を出してしまいました…それくらいに僕はこの藤堂先生の文章が好き、ということですかなぁ…。
ヽ(・ω・)/ズコー
未だに手書きで原稿を仕上げているらしいので、そこが僕の好みと合致するのやもしれませぬ…他の作家では味わえない文章の潤い、というべきものがそこかしこにある!
ような気がするだけで実際は何のこっちゃよく分かっていません… ←は?? 社畜死ね!!
ヽ(・ω・)/ズコー
内容はまあ、飼い犬とのアレコレが中心ですね。それと高齢になってきたため、健康に関することが多いような…個人的には藤堂先生のお読みになる本とか知れたのが収穫ですかねっ! おしまい…。
ヽ(・ω・)/ズコー
投稿元:
レビューを見る
藤堂さんの本は一冊読んだのみ。
…ならず、とてもシンクロしたので、日記も興味を持って読んでみた。
私はどちらかといえば猫派だけれど、藤堂さんの、愛犬との暮らしを綴るエッセイは、なんとなく微笑ましい。
加えて、知的な女性の“老い”に対するスタンスも興味深い。
どうも、老いて行く事は、いろいろなことに対して諦めて行くことらしい。
著者は、長年、半身不随になったお母様を介護して見送った。
その過程でも、いろいろと諦めて行ったらしい。
“諦め”は、悪い事ではない。
特に、老いに向かっていく場合、ギラギラした欲望は傍から見ても浅ましく感じる。
だんだんと諦めて、出家をするように無駄なものをそぎ落として行ったら、きれいに老いて、死にも向き合って行けるんじゃないかと思った。
投稿元:
レビューを見る
独女日記、というタイトルに惹かれて購入。
私はたぶん一人で生きていくんだろうなぁ~~ということをひしひしと感じている最近。動物はあんまり好きじゃないけど、このエッセイを読んでいるとペットを飼いたくなった。でも自分の寂しさを埋めるために動物飼うってのはやっぱ違うよね~。
だって作者の藤堂さんは犬の「はな」のことを、そして歴代育ててきた犬たちのことももはや我が子感覚で愛してらっしゃるじゃない?すごいよね。ペットは家族ってこういうことなんだろうな。私にはできない。イコールやっぱ動物は飼えない。金ないし。
年を取ることが怖いという感覚、六十代にはちゃんと消えているのだろうか。というか自分はそこまで生きていられるのだろうか。
生きることにリアリティがないからその日暮らしみたいな生活をしていて、それが結果自分のストレスになっている。近所の小学生に「いま何歳?25?へぇ、じゃあもうすぐ26で、27で、28で29で、30歳だね」と言われた。
私は笑って「だね~」つって流したけれど、美しくもなく特技もなくアルバイトの自分には結構刺さった。年なんか放っておいてもとるんだよな。
独女日記、お風呂に浸かりながら読ませていただくことが多かったです。
お風呂の中で色々考えさせられました。そして私は、この人のようになりたいと思いました。
親をちゃんと看取ってから、愛犬と暮らす生活。いいなぁそういうの。一人だけど、ちゃんとしている。
投稿元:
レビューを見る
まだまだ晩年を迎えてない自分には全て理解ができるとは言えない境地のストーリーだった。もう少し年齢を重ねてから読み直そうかな。
死ぬ時は誰でも孤独と綴っている章は興味深かった。