紙の本
おもしろい
2021/05/11 19:14
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投稿者:なつめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
学園の野球部を舞台にしたミステリー小説として、面白く読むことができました。長編ですが、読みやすかったです。
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投稿者:MR北海道 - この投稿者のレビュー一覧を見る
「テンポがいい!!」と読んでみて思った。
それに、しょーもないはずの推理も、徐々に真相に近づいていく。
表紙も鍵になっていて、読んでから見たときに納得する。
笑える部分もあるミステリを読みたい方へどうぞ。
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所謂本格ものは苦手なのだが,物語を彩る魅力的な登場人物達と其れを可能にする魅惑的な筆致は,本格ものの敷居を下げ,本格ものと物語性の高さを同居させられることを示し,且つより多くの読者に提示した点に於いて,現代ミステリィでの極めて重要な役割を果たしている.要するに,とても面白い!ということです.
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面白かった。
東川篤哉の長編推理小説はとても面白い。
ユーモアミステリーはとても楽しめる。
今回は野球の時間です。 殺意は必ず三度あります。
三馬鹿探偵部員たちの活躍を見逃すな。
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表紙絵以上に軽そうでダメそうな探偵部
3人組がまたもや連続殺人に挑みます。
・・・が一番良いところは、別の名探偵さんに。
このパターン、実はお気に入り。
今回は野球の知識があったほうが倍楽しいです。
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東川さんのユーモアミステリの続編。
文庫版が出るのが待ち遠しかったです。
というか、なぜ今回に限ってあの艶消しのカバーではないのか…本棚に並べた時に一冊だけ浮いてます。
あのお騒がせ探偵部が帰ってきた。
今度の舞台は野球場?
鯉ヶ窪学園の弱小野球部のグラウンドから盗まれたベースの事件を解決できぬまま、暢気に観戦しに行ったライバル校との試合の最中に、監督の死体がバックスクリーンで発見された。
その付近にはなぜかグローブとボール、そして盗まれたベースのひとつが置かれていた。
お決まりの適当推理で事件をひっかきまわしていく探偵部は、果たしてこの難事件を無事に解決することができるのだろうか。
まとまりのよい読みやすい文体と、テンポよく進んでいく場面展開が相変わらず素晴らしい。
今回の作品は野球のルールなどの基礎的な知識が頭に入っている人の方が楽しめると思います。
その点、自分は本当に薄っぺらい知識しか持っていなかったため満喫しきれなかったかなーと。
しかし事件のトリックの発想とそれが明かされていく過程は、シリアスなミステリー作品にまったく引けを取らない驚きに充ち溢れていました。
ゆるい雰囲気に惑わされていると、さくっと足元をすくわれてしまいますよ、きっと。
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連戦連敗の鯉ヶ窪学園野球部のグラウンドからベースが盗まれた。われらが探偵部にも相談が持ち込まれるが、あえなく未解決に。その一週間後。ライバル校との対抗戦の最中に、野球部監督の死体がバックスクリーンで発見された!傍らにはなぜか盗まれたベースが…。探偵部の面々がしょーもない推理で事件を混迷させる中、最後に明らかになる驚愕のトリックとは?
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探偵部シリーズ、文庫が出るのを待ってました!
相変わらず、3馬鹿はドタバタとちょっとずれた推理を展開してますね。
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鯉ヶ窪学園の弱小野球部のグランウンドから、なぜかベースが盗まれます。
さらに後日、球場に姿を見せず連絡もつかなかった鯉ヶ窪学園野球部の監督が、球場のバックスクリーン付近で死体となって発見されます。
ギャクが満載でシリアス感がゼロなので好みが分かれそうですが、トリックは良く出来ていると思います。見立て殺人の理由や解決前のギミックも秀逸で、なかなか読み応えのあるミステリーだと思います。
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フェアプレー宣言をされたにも関わらず、またしても完全にだまされた。
このシリーズ、3人組が事件を解決するなんてありえないのに。3人組側にたって事件をみてはいけません。
しかし、きっちり大人が事件を解決しますね。
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鯉ヶ窪学園シリーズ二作目。東川作品の特徴ともいえる、野球に関する事件であります。
正直、トリック自体はかなり序盤から分かってしまいましたが、殺人の関連性やその意味などはなかなか面白いものでした。なんといっても、三馬鹿トリオの推理の冴え渡らないこと(苦笑)
シリーズはここから霧ヶ峰涼シリーズにバトンタッチです。続けて読みます
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野球殺人事件。
野球のベース盗難事件を、殺人事件に繋げるアイディアが秀逸。
直前に読み終わっていた『そして誰もいなくなった』が登場してテンション上がる。
スポーツの競技場が舞台の事件ということで、ジョン・ディクスン・カー『テニスコートの謎』を連想した。
ギャグ多めのユーモアミステリでありながら、事件についてのディスカッションは本格ミステリ感がある。作者らしい良作。
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感想としては殺人のトリックが非常によく練られていて(自分は野球が好きなので場面が想像しやすいという点もあるかもしれないが)、かつ読みやすかった。また探偵部の3人が殺人事件に巻き込まれ、迷推理を展開しまさかの「大当たり」と思いきや、ほかの人にミスを指摘され落ち込む様はまさに「ズッコケ3人組」という言葉がふさわしいなと文章を読んでいて思った。このシリーズ(鯉ヶ窪学園)の登場キャラが名推理を展開することは無いのだなと学習。気に入ったので他のシリーズ作品も有ったら読みたいと思う。
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なんとなく伏線だろうと思うものは確かに伏線だったが、ミスリードだった(笑)。トリックの大がかりで、なんというかなかなか理解できなかったし。
全体としては淡々と進んだ気がしたが、キャラ設定が少しまとまって気がして、その分淡々感が増したということだろうか。
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鯉ヶ窪学園探偵部シリーズ長編。今回は端々にくすっと笑える箇所はあったものの全体的にユーモアは少な目かな?それにしても作中に仕掛けられたトリックは全然わからなかった。そして事件の肝となる謎も解かれてみてようやく「なるほどー!」と爽快。ちなみに野球用語が頻出するが詳しい方がお得感はあるとはいえ知らなくてもあまり問題はないと思う。