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突如ホテルの支配人になる主人公。個性豊かな登場人物はホテル側だけでなく、お客さんにも。ホテルのサービスとは?考えさせられる部分もあるが、ギャング?との掛け合い(実際には戦い)が読んでいて面白い。この感じだと続編はなさそう。
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ホテルを舞台にしたうっすらミステリ。
「グランド・ホテル」とか「ベニスに死す」とか、ホテルが出てくる映画をちょっぴり紹介してある。面白い。
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娯楽系の軽い読み物。
楽しく読めました。
個性的なキャラクターが多数登場するが、キャラクター設定だけであまり日の当たらないメンバーもいてちょっと残念。
准さんの今後の活躍、恋愛に期待。
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【収録作品】プロローグ/第一話 グリーン・ビートルをつかまえろ/第二話 ローチ氏を始末するには/第三話 けじめをつけろ、ドラゴン・フライ/第四話 シェルの歌でも聴け/第五話 バタフライを見失うな/エピローグ
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イチ平社員の准が突然支配人として送り込まれたのは潰れかけた高級リゾートホテル。
そこで待ち受けていたのは美しきオーナーと得体の知れない従業員
そしてちょっと危ないお客様。
ドタバタで血生臭い場面も多いのにからりとテンポよい文体のせいかさらりと読了。
ギャングや伝説の殺し屋とか怪しげな登場人物ばかりなのに
軽快なこの感じはちょっと伊坂幸太郎チックかな。
内装の描写と立地やシェフ樋渡の料理を考えると泊まってみたくなるけれど
こんなスタッフと客ばかりのホテルはイヤだー
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ドタバタ系ミステリー。ミステリー要素は薄い。
新人支配人とマドンナオーナー、元殺し屋のチーフ・コンシェルジュがギャング御用達の倒産寸前ホテルを再興するために奮闘するお話。
途中でオチがすぐ分かってしまう謎と主人公に都合がよすぎるラストは残念だが色々な人間の思惑が絡まりあって意外な展開に進んでいくところが面白かった。
特に「シェルの歌でも聞け」は最後まで分からず騙された。
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黒猫シリーズはあまり好みではなかったのですが、この作品は面白かったです。
滅茶苦茶ですが、クセになります。
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この作者さんの黒猫のシリーズしか読んだことなかったから、すごく新鮮だった。
ドタバタしてて、すっごくエンタメだった。
オムニバスで映画とかいいと思う。
映像が目に浮かんだ。
これ、続かないかなあ。
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ギャングが宴会をするホテルの支配人になった青年が凄腕のコンシェルジュの力を借りて問題に取り組みます。
ホテルを舞台にした群像劇のような感じでなかなか面白かったです。
読了後もその後の展開をいろいろ想像できてイイ感じでした。
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劇場型ミステリーと謳われていますが、シチュエーション・コメディのほうが近いかと。
シットコムが好きだという方、特に、三谷幸喜監督の「THE 有頂天ホテル」やドラマ「王様のレストラン」あたりがお好きな方には、おススメです。
勤めている叔父の会社から、期間限定でホテルの支配人として出向させられた准。
出向の理由もワケありなのだけど、そのホテルもかなりのワケあり。
かつては伝説のホテルマン「星野ボレロ」が完璧な仕切りで有名人も御用達の一流ホテルだったのだが、彼の突然の死により、現在は見る影もない寂れ具合。
そこにつけこまれたのか、今のお得意さまはなんとギャング。
慣れない支配人の仕事と毎日やって来るギャングに怯みながらも、ボレロの美しい未亡人るり子と、タイミングよく戻ってきたチーフコンシェルジュ(元殺し屋?!)の日野の手前、逃げ出すこともできず期間満了までの日々を過ごす。
おもしろかったです。
主人公は影が薄いのですが、他の登場人物がみんなキャラがたっていて多分に漫画チックではあるのだけど、非常に楽しい。
そこにいてもいなくてもボレロさんが最強すぎ。ボレロ無双です。そりゃ伝説にもなるってもんです。
いろんな勘違いや行き違いがほどけてつながっていき、勧善懲悪のような大団円に胸がすく。
ひとつ残っている勘違いを主人公が知る日が来るのも近い……かな?
その辺りも含め、シリーズは無理でも、もう一作くらい続編が読みたい!
(※ネタバレしないように、主人公が勘違いしている部分はそのまま書いております。)
・・・余談・・・
ひとつ気になる点が。
えーとアシダカ軍曹は網を張りませんよね?
虫はニガテですが、軍曹は別。あまり出会いたくないけれどー。
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黒猫シリーズ以外の森さんを初めて読みましたが、すごく好きでした!
支配人のトークのセンスとか、物語の展開とか。
出てくる皆様も魅力的。ぐんぐん読めました。
この方の言葉の選び方や語り口、すごく好きです。ハイセンス!!
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経営が傾いたホテルの支配人になれと。ギャングが定宿にしていて、近々ギャングが大集合する宴会がある。逃げ帰りたいけど、素敵な未亡人がいたので頑張っちゃう。テレビドラマになりそうなスピード感と人情にあふれる物語です。
だけど、昨今の銀行の件もあり、現実問題としては電波に乗せられないだろうな。だから、本を読んだ方がイイっすね。
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突然ホテルの支配人に任命された主人公。しかしそのホテルはギャングの御用達だったり、怪しい客が続々だったり。そんな中でこれまた怪しげなスタッフが活躍する、少しユーモラスな連作ミステリ。
お気に入りは「ローチ氏を始末するには」。……きっとあれだよね、と思いながら読んだらやっぱりそうだったか(笑)。これは気づいたうえで読む方が面白いなあ。
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海沿いに立つホテル・モーリス。
ギャングが常連にしている経営不振のホテルに新しい支配人がやってきます。
元支配人の美しい妻、訳ありそうなコンシェルジュ、一癖も二癖もありそうな客たち。
このホテルスの一風変わったおもてなしとは?全5話です。
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ホテルを舞台にしたミステリー。ミステリーというよりもドタバタコメディのようだった。
テンポ良く軽快でサクサク読めた。所々クスッと笑えるところもあれば、思わず胸が締めつけられるようなところ、ハラハラするところあり、目まぐるしかった。
初読みの作家さんですが、他の作品も読んでみたい。