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読んでみて『ネガティブな感情の魔法』という題名が残念に感じるくらい、中身は魔法だなんて軽いものではなかった。
地に足がついている方法である。
英語タイトルは『The gift of the imperfection』。
著者(心理学者)の実際の経験談が元になっているが、アメリカで行われているTEDのプレゼンターを務めたほどの著者ブレネーブラウンでさえも、ネガティブな感情や不必要な完璧主義や、自分自身への羞恥心と闘ってきた事にまずは、とても共感をさせられる。
日常自分が感じていた違和感が『あぁ自分だけじゃないんだ』とほっとし、安心して読み進めることができる。
★5つをつけたが、内容がてんこ盛りすぎてまだ自分の中で消化しきれていない。何度か読み直したいと思っている。
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ネガディブな感情は誰にでもあるものです。自分も何かネガディブな感情を感じるとふとした瞬間、この本を再読しています。
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・恥や怖れ、不安などの弱くてもろい感情の中に、人生をよりよく生きる鍵が眠っている。
・その人が一流であればあるほど、深く悩んでいることがわかった。彼らはいつもリスクや不安と隣り合わせで、自分と向き合い、悩み尽くした末に「えいやっ」と大きな仕事をしている。絶えず自問自答するということが、より素晴らしいものを生み出す原動力になるのだろう。
・「ダメだな」「不安だな」「自信がないな」という思いは、実は素晴らしいことにつながると気づいた瞬間に、人生は大きく変わっていく。
・「本当の自分を生きる」ためには、もっと知識を深め、自分がまだもっていない能力を追求するだけでなく、「自分のもろく壊れやすい部分を受け入れること」が不可欠。
・思いやりは、傷を癒す人と傷を負った人の間にではなく、対等な関係の中にのみ存在する。自分の闇を深く理解してこそ、他人の闇に共感できる。人間性を分かち合えたときはじめて、思いやりが生まれる。
・思いやりとは無制限に人にやさしくすることではない。本当に思いやりのある人は、自分の「できること」「できないこと」の境界線をはっきりと意識している。
・政治や経済から、職場、家庭まで、どんな分野にでも言えることだが、自分勝手に怒りをぶちまけたり、思いやりに満ちた行動をとれないのは、「怒ったり非難したりするだけで、自分の思考パターンを見直さないこと」が原因。
・「つながり」を言い換えると「自分のことを見てくれている、聞いてくれている、価値を認めてくれている、と感じるとき、また批判せずに、ギブ・アンド・テイクができるとき、そして、お互いの関係から栄養や力をもらえるときの、人と人との間に存在するエネルギーのこと」。
・羞恥心とは「自分には欠陥があるので、愛される価値や人とつながる価値がない」という悲観的な思考から生じる、痛ましい感情や経験。でも、どんな人でも羞恥心は克服できる。恥の感情は打ち明けると消えていく。羞恥心を口に出すことで、自分を変える力を得ることができる。
・完璧主義はベストを尽くすこととは違う。目指すべき目標でもなければ、成長でもない。それは完璧に生き、完璧に見られ、完璧に行動したり、非難、批判、恥を最小限に留めたり避けられたりするという「守りの信念」のこと。あなたが引きずって歩いている、いわば重い盾。
・不安は「避ける」より「向き合う」といい。
・周囲の人に不安を伝染させたいですか、それとも、平常心を忘れず、自分も周囲の人も癒したいですか。もし後者を選ぶなら、平常心を身に付ける努力をしてみましょう。大切なのは毎日のほんのちょっとの積み重ね。
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大事なことを書いているんだろうけども何となく頭に入りづらくて、何の話だったっけ?と思っていた。構成がうまく飲み込めなかったのかも。読みやすいようでいて、実はかなりじっくり読まないとわからない本なのかも
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ブレネー・ブラウンのTEDのプレゼンをみて、インパクトをうけたので、本も読んでみた。
原題は、"the gifts of imperfection"。タイトルだけで、これ、これ、これですよ!!!と思う。本当にこのタイトルだけで、OKな本です。
ありのままの自分でいる、ということがどういうことなのか。それは、かっこわるいところを自分らしいものとして、受け入れること。そこをから、始まるんですね。
共感。
といっても、すぐできるわけではない。
が、「すぐできるわけでない」自分を受け入れるというわけですね。
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人の絆とか、なんとなく必要と感じていた部分など生きていて考えていたことの答え合わせをしてる気分。もちろん間違いもあって、そこは見直していこう。
読むのは、自分の弱い部分と向き合うから、とてもパワーがいるけど読んでよかったと思う。自分のペースで読み進めていきたい。