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「強くなろうとあがく者が一人でもいると 何もしない自分がみじめだもんな みんな同じなら見えないのに異質な者がいると浮かび上がってしまう 自分のみじめさが だから追い出そうとして それができないと分かると 嘲笑い下に見て線引きして隔てる それでまた 自分を見ずにすむ」
「秀作の土よ 助けてくれ あ いや… 今のなし」
「助けてくれ」
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強くありたい。
土しか見ていなかった武蔵は、死が近づく極限状態のなかで、強くあることの本当に近づく。
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収穫一年後やし、今から水田作るとこから始めてもとうてい間に合わないだろう…と農業編に入ってからずっともやもやしながら読んでいたけど、ほれ見たことか!
が、引きでこんな小倉リンクが来るとは思いもせなんだ(;゚д゚)…
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今回も終始百姓編。これを契機にメンタル面で鍛えられて、そしていよいよ小次郎戦へ、って感じでしょうか。もしくはまだまだ前哨戦が続くのかな。原作を読んでない分、純粋に楽しめてるから良いんだけど、正直ここまでの長編になるとは思ってませんでした。今回は人情ドラマ的な部分が大きくて、しっかり味わわせてもらいました。
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助けてくれ?
なんでそんなにいとも簡単に
他人の軍門に下るんだ?といったバカボンド36の武蔵。
情け容赦なく貧しい飢饉の土地に訪れる冬。
集落の人々は流離ってきた侍の無我夢中の姿、武蔵に心が引き付けられていく。
何もないところから田んぼにまではして見せた。だが一緒に協力した家族のような集落の人々が飢えで徐々に死神に狩られていく。ついには生活を屋根の下でともにしていた伊織にまで変調が。
武蔵は助けを請いに行く。
助けてくれ。
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今回も武蔵は追い求めます・・・
強さとは??
力とは??
強気者とは何を持って肯定されるのか?
括目して読もうっと。
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出るのが遅いから、前の話を忘れる。
(^^;;
土と対峙して、現実と向き合い、己の無力さと可能性をどう感じて何を考え次に繋げるのか?
武蔵のあがきの中に高みへ向かう前の可能性と苛立ちを感じる。
次巻が楽しみ。^ ^
それにしても画力が凄い。
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偶然にも原作である吉川武蔵を現在再読中。
執拗に生きるということを問いかける。
この調子でではエンディングにいつ辿りつけるのか最早視界不良の状態だが、マンガ家としては最後を締めることに興味はないのかもしれない。
それでも読者を惹きつけるということは、コアファンの存在以上に作家として最高の境地に達しているということか?
この時点に至ってはマンガという位置付けを超えた作品として認識すべき可能性大。
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ようやく着地点が見つかってよかった。
なんだかもう巌流島とかどうでも良くなってきた。巌流島で決戦する前に終わる予感がする。この話の流れで巌流島にもっていくのはどうにも不自然のような気がする。無理に史実に合わせることもないんだからバガボンドなりの物語の終末を期待したい
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生きることの壮絶さをこれほどまでに丹念に描いた作品もそうはないだろう。
ちょっと売れ行きが悪いだけですぐ打ち切りになる今の時代に、これだけのものを描くことが許されるというだけでも十分に価値があるのかもしれない。
開墾編がはじまったときはどうしようかと思ったけど、いっそ今の密度で進めていくのもいいのかもしれないとかちょっと思った。
でもやっぱ小次郎編はよ。
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相変わらずすごい画力。しかし農業漫画。中学生のときに原作を読んだけど、こんな場面はなかった気がするんだが…
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不毛の地で田を耕す武蔵だったが、村人の助けを借り、ついに水田を拓く。季節は冬になり、村の食料はついに尽きた。飢餓により死の危険が迫る村人や伊織を救うため、武蔵はついに助けを借りるために村を出る。
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哲学書化が進んでいく。
五輪書もそんなようなもの、という話を聞いたことがあるけど。
人を斬る。
殺すことを生業としてきた武蔵の、生きる術との格闘。
ここから、何を得て小次郎との決戦へたどり着くんでしょうかね。
きったはったの物語では、最初からなかったけど、難しくなっていくなぁ。
実感できるのは、読むたびに感想変わるんだろうなということ。
年齢とか、環境とかね。
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どのくらいぶりか、忘れてしまうほど久しぶりの、「バガボンド」
改めて、1巻~36巻まで一気に読みました。
確か最初に読んでた頃は、NHKの大河ドラマが「宮本武蔵」だったと思う。
エビゾウさんが武蔵で、おつうは米倉さんでした。
ずいぶん、長い時間が経ちましたが、ようやく伊織も出てきた。
剣より、生き方に悩んでいる武蔵が、良かったです。
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誰の助けも借りずにひとりで生きてきたつもりなんだろう
決まっていて、それが故に自由
俺は何だ
助けてくれ
この言葉を軸に、武蔵が変化していく。
無双とか強さからだいぶ遠ざかっているのに、確実にそれに近づいていると思わせてくれる表現力が凄まじい。