社会におけるAKB48の存在について書いた本という印象です。
2024/04/23 17:18
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投稿者:かつ - この投稿者のレビュー一覧を見る
漫画家で政治についても意見を述べる小林よしのりさんがAKBにハマっていった
様子を描いた一冊。所謂アイドルの恋愛禁止についての考えも述べているのが
特徴です。
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還暦を迎えても衰えぬアイドルに対する愛を、AKB48という一アイドルムーブメントの実情と問題点を、ヲタ活(アイドルファンとしての活動)の一環として世に問うという凄まじ過ぎる作品です。
思想漫画家として国内だけでなく海外にも極右漫画家としてアジテーターのごとく報じられてしまっている小林氏が、なぜに、またなぜ今、アイドルにここまでハマってしまったのか。
著作の中で時折り紹介されていた、ミーハーなアイドル好きからも窺える時代性と『ゴーマニズム宣言』(以下、ゴー宣)で社会問題を扱うようになって育まれた思想性がちょうどかち合う交差点にあったのが異形のアイドルグループAKB48だった、というところでしょうか。
メンバーの顔の描き分けなどに悲しいかな筆力の衰えを感じますが、やっぱり小林氏の筆が乗るのは好きなメンバーを描く時と過剰なエネルギーと狂気を感じさせるキャラ(みるるという架空のメンバーが出てくる)を描いたときですね。
巻末に3ページのみで絵コンテのように描かれた回がありましたがこちらはおこっちゃまくんや初期ゴー宣が思い出されて・・・。
ああいう風な軽いタッチでの連載をどこかでまたされたらいいのになと思いました。
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康推しなとこが気持ち悪くてよい。ゴーマンかまさず、父性全開のよしりん。k-popとの対比は個人的には禿同。
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小林よしのり氏のAKBに対する熱い想いが伝わってくる作品。
似顔絵は似ているようでどこか似ていないような気も・・・。
自分がAKBグループを見る時の感情、
妹を見るようなそんな感覚なのかな、と。
(多少のエロスも感じつつですが・・・)
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アンチに読んで欲しいなあ。
まぁ、アイツらはテレビみるだけだからぁ。
本書の中で
「わしは、韓流が嫌いだ。しかし、バッシングはしない。
憎む理由がないからだ。」
と書いてあった。同意です。
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AKBへの愛が尋常では無いレベルなので初心者が読んだら1ページ目で嫌悪感を抱かざるを得ない本。
僕はAKBグループという現象そのものに興味があるので、耐えて読み進めることが出来たが、それでも時折ついて行けないレベルの熱狂。
ただそんな中でも賛同できたのはHKTとNMBの可能性について。
この2グループは非常に多彩で、今後AKBグループ発展の鍵を握る存在であることは間違いないと思います。
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還暦を迎えてもアイドル論を一冊書けてしまうよしりんは、まだまだ熱いなと思った。
内容は賛否両論あるだろうし、そもそもAKBなんてアイドルの延長線上だろうという人もいれば、いや新しい仕組みだと思う人もいるだろう。一人のヲタとしてはなかなか面白い視点や観点が多い。
個人的には、よしりんは一歩引いて、アイドルの魅力を分析したい人であってと書いていたところが妙に納得してしまった。
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正直、趣味の世界を○○論でやることは、なじまないのではと思います。ビジネス的には売れれば正義ですし。あと、これだけだと他のアイドルは、競争にさらされないし努力もしない、みたいに感じる人もいるのでは。ニューヨーク在住経験のある秋元氏が、こういう発想をできるのがすごいと思います。正攻法じゃない奇策をもってショービジネスを制した感じです。
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“恐い人”との印象を崩さないまま、白熱論争などであまり語れなかった自分の意見を存分に記した感じ。ロリコン批判や峰岸坊主事件など、非ヲタから寄せられる大体の疑問や批判に正面から答えようとしていて、ヲタの鑑みたいな人だとよくわかった。
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小林よしのりのAKB論。小林さんのAKBへの愛情が伝わる。それにしても指腹の顔がひどすぎるような気がする。
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2021年7月7日再読。2013年刊の本、この頃がやはりAKBのピークだったのかねえ…乃木坂や欅坂などを投入してシステムを維持し続ける秋元氏や運営はさすが、ということだろうか。
2014年8月1日読了。熱烈なAKBファンの小林よしのりがAKB愛について・「アンチ」への反論について、ゴーマンかますまんが本。彼のAKB愛について知ってはいたが、本書を読んでその「ブレなさ」にまずは感服。努力し傷つく少女たちをたきつけ、アンチ・バッシングの多発も祭りとして取り込んでしまうAKB48のシステム・当事者やそれを取り巻く環境には常に「気持ち悪さ」を感じてならないのだが、著者は「夢に向かって少女がひたむきに努力することの何が悪い」「悪いのは夢に向かって努力できない大人のひがみ根性」と迷いがない。著者はアンチ指原らしいが、峯岸みなみの丸刈り事件の擁護にも迷いがなく、読んでいて当時あの事件に引いた自分が「他人の意見に影響しやすいブレブレ男」であったかのように思わされてくる・・・。私は熱狂的AKBファンになるつもりはないが、同時代を生きる巨大な存在として意識はしている、いつまでこのシステムが継続するんだろうか。
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多忙なよしりん先生に描き下ろしで丸々一冊本を書かせるAKB48、恐るべし。本からはAKB48への愛がひしひし伝わってくる。作者はメンバーたちとの交流があるので、トップを張るアイドルグループのメンバーたちの覚悟や度量も描かれているところにちょっと感動。欲を言えば、小嶋陽菜についてもっと触れてほしかった・・・。
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小林よしのりの私的なAKB48に対する偏愛がエッセイ風のマンガで描かれている。
「わしはあっちゃんに甘えていたようだ」など、気味の悪い独白などもあるが、全てが私的な熱量に満ちているわけでなく、AKB48から照射される現代日本の病理などもアジテートしている。
総選挙制度における競争原理、CDの購入が投票権・握手会への参加権に繋がるというビジネス手法、メンバーの恋愛禁止ルール、峯岸みなみの丸坊主騒動など、リベラルに批判されがちなAKB48に付随するシステムについても、現場のメンバーの声を反映して擁護、というより全肯定の立場をとっており、彼女らのストイシズムや本気度を礼賛する。このあたりの保守本流な主張は戦争論を彷彿させる。
個人的には小林よしのりは「戦争論」より「おぼっちゃまくん」なので、本作に散見されるシニカルな笑いはツボだった。AKB48に群がるヲタの描写などはかなり笑える。面白いマンガだった。
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アイドルなんて思春期の若者の擬似恋愛の対象でさしかないと思われてる まゆゆ(渡辺麻友) 破顔した笑顔 慈愛の笑顔 菩薩の笑顔 ニコニコ生放送で自分でギターを弾き語り 神推しメンは大島優子 山本彩さやか 「妄想ガールフレンド」 推し変 峯岸みなみ丸刈り事件 浦島太郎効果 宝塚のように世代を超えて 田原総一郎 高橋みなみ 篠田麻里子 ジャカルタのJKT48 上海のSNH48 侮蔑語 後世に伝説となる 旧世代が理解できず 焚書ふんしょ 「制服ロリコン」という偏見を、完全に打破した楽曲だった。 柏木由紀 小嶋陽菜 歌謡曲の歴史が終了する寸前 秋元康の作詞能力には本当に舌を巻く 宮脇咲良さくら 掌てのひら 仮設住宅 ぐぐたすで読む文章の感受性が好きだった 指原莉乃りの 菅原道真すがわらみちざね 「痘痕も靨」パワーが炸裂 整形済みの左右対称の顔 韓国のグローバル戦略を駆逐してしまった ミスユニバースの日本代表を見たら、日本人はいまいち違和感を覚えるのだ。 日本人は弥生系の端正な美も好むだろうが、潜在意識下には、縄文型の美意識が継承されている。 肉欲剥き出しの「セクシー 」 やおよろず八百万の神 核分裂の連鎖 目利き 異論百出 美意識合戦 近似性 飛躍したイメージ操作 あにはか豈図らんや 性欲方面では熟女ブーム フェミニズムの論客 北原みのり 多部未華子 捏造ブームに踊らされただけの軽薄なもの かょうりょう狭量な国 松井珠理奈しゅりな 塩対応 愛嬌対応 小児性愛 だが皮肉なことに、実は彼らが見ているアイドルこそは、最も過激な競争社会をサバイバルしている戦士たちなのだ! 死を直視する国 秋元才加さやか 石破茂 南沙織 岡田奈々 阿久悠 柏原芳恵 甲斐よしひろは左利き 夜明けのスキャット 本田理沙 藤あや子 river 生命力が漲る瑞々しい感性 不文律「恋愛禁止ルール」 禊みそぎ 実存を感じて生きている かかって罹って 総じて嬉しい ストイック 瓦解 何でも斜に構えて見るニヒリズム(虚無主義) シニシズム(冷笑主義) 吉田豪 「断ち物」をしてでも目指す夢があるか⁉︎ 擁護 島崎遥香(ぱるる) 対人スキルの高さ 小林麻耶 内に秘めた闘争心と反骨精神 苦言も呈ていす 民意は全然信用できない
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48を見る視線、感覚。著者なりの意識を持って描かれていて自分は、ファンとしてはまだまだだけど感覚的には近いかなぁとか読みつつ思った。でも、ここまでは観てないし(笑)ただ、なんで興味があるのか自省するきっかけになった。やっぱり頑張っている姿かな。後は、うんざりするくらいいろんな情報が溢れてる中で48の情報に浸っていると明るくなれるから。かな。そんな事を考えつつ楽しく読んだ。