紙の本
アグリゲーターという近未来の働き方。それを、世間にプレゼンしているかのような一冊
2020/11/16 15:36
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投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
2013年発刊の本だけど、今のほうが似合う一冊かもと手に取った。
まずは聞きなれない「アグリゲーター」というコトバ。aggregate=集める…なんですが、そこを拡大解釈し「何かを集める能力を持っている人」ぐらいの意味だろうか?第4章に、「アグリゲーターの5つの特徴」がまとめられているので、そこから読んでみたほうがいいかもしれない。
しかし、そんな能力を持っているヒトって、わざわざ会社員をやってる必要ないんじゃあないの?と思うし、これまでのスタイルの「会社」には絶対使いこなせない人財でもあると思えた。
多くの会社が、これからの時代に併せて、アグリゲーター的なヒトが居心地の良い場所に変化できなければ、どんどん淘汰されてゆく現象が先に来るのではないだろうかともおもったりした。
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知人の出版した本なので、登録。
いくつか点で、昔からコンサルティングする際に組み込んでいたコンセプトが含まれていますが、それらの集大成のような論旨展開の様子。
大変興味深い。
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どれくらいアグリゲーターが必要なのか?みんななれると思っているのか?アグリゲーターは日々なにしてるのか?
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プロフェッショナルの進化形。社内外のリソースをアグリゲイトする人が社会を変えて行くということらしい。
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アグリゲーターとは、新しい価値を生み出す力を備え、ビジョンを持って企業内外で活躍する人材のこと。
経験の浅い人や体験のない人は、どれほど含蓄のある体験談やエピソードを聞いても、知恵を掴めない。何かを掴んだと思っても、その多くは知恵として掴むべきものを、単なる知識として理解している。
それにとどまらず、聞いてる側は含蓄のある体験談やエピソードを聞いても、それと共鳴する経験や体験がないため、ただ頭で理解し、『なんだ、そんなことか』という反応をする。
下段者には上段者の力がわからない。
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環境の変化により、アウトプット量質ともに求められるものが多くなっている。従来の工業時代の人事制度では追いつけなくなるので、アグリゲーターが必要になるという話は納得。
今後、増える概念なので致し方ないけど、抽象的な内容も多いです。
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個人的にこれからアグリゲーターとして生きていくために準備していたので、目新しい論点は少なかった。ただ、既存の企業内での、企業変革と人材育成を同時に解決する、というテーマに関しては参考になった。
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わかりやすくそれが本流のひとつになるという世界は、やってくるのか(それはいつ頃なのか)ということはわからないけれど、もうすこし潜在的なところで理解をすれば、この書に指摘されているような要素を、能力や行動基準にしている人達ほど、活躍ができる世の中になっていくのだと思う。
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若干、タイトルに惑わされた感がある。
中身は、これからの働き方が書かれているけど、
まあそうなるだろうなという事が多かった印象。
これがきちんとワードとして言語化されることは少なかったのでそういう
意味では良かった。
中身はそこまで目新しいことはなかったり、
ダーウィン型とニュートン型とか、表現や例え方がイマイチしっくりこないものがあったので、そこまで評価が高くならなかった。
・ポイント
「学習」と「教育」っていう言葉の意味を考えるきっかけにはなった。
与えられるものか自発的なものか。
このあたりはじっくり考えていきたい。
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なんかかっこよさげに書いてあるけど、現場はしんどいよね。
なんか流行り物として 考え方だけ真似する流れにならないことを祈ります。
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プロフェッショナルの進化系がアグリゲーターだという話。
なるほど。
組織をニュートン型とダーウィン型に分けるなど、
表現がおもしろい。
が、内容自体は目新しいとは思わなかった。
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サラリーマン、プロフェッショナル、そしてアグリゲータ。
今までの社会人経験で直観的に感じてきた「彼はできる人だ」が明文化された感じだった。
・人財=資産。人材=コスト。
・個人が取り得る情報が爆発的に増えた。
・昔の情報バランスは会社>個人。今は会社=個人。
・他者を巻き込んでゼロからイチを創造できる人。
・自分や家族、地域社会に帰属する。会社や組織に帰属はしない。
・自ら達成したいと強く思える目標を持っている。
・言われたことをやる。はいやだ。
・そんな人財を抱えられる企業が成長していく。
・企業はアグリゲータにとって魅力的な器になるべき。
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将来的な働き方のあり方について述べられた本。アグリゲーターというビジョンを持った人が求められるとのこと。
これからは教育ではなく学習になるというのは同意。
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すごく面白かった。ノマドとかライフワークバランスとか人材の流動性とか、色々なところで経験が語られることは多いが、共感に値する根拠は弱いと感じている。しかし、本書ではこれからの働き方を、感覚だけではなく理論的に仮説を立て、証明しようと取り組んでいてわかりやすく共感できる部分が多々あった。また、よくある海外の著名人の話ではなく、日本人によって書かれている点もリアリティを感じる内容へと繋がっている気がする。
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1人の個人が5つの組織に所属してプロジェクト毎にコミットするようになる。―近い将来主流になるであろう、アグリゲーターという働き方について述べた本です。
かくいうオイラ自身も、ある企業にフルコミットしているわけではなくて、様々な組織やプロジェクトに自らの得意分野をコミットさせる形で、最大限のインパクトを出していく働き方を志向しています。
当然、すべての人がアグリゲーターになるわけでもありませんが、従来の工業型社会におけるニュートン型組織(上位下達で決められた指示に対して決められた動きをする組織)の比率は低下していき、ダーウィン型組織(市場や環境の変化に順応し、新しいものを生み出して生き残る組織)が増えていくのは必然とも言えます。
その中で個人はどのように振る舞えばよいのでしょうか。それは個人として”売り”になる専門性やスキルを習得して実力を蓄えて、キャリアを高めていき、世の中に対する影響力を最大化させていく組織やプロジェクトを選択的に渡り歩く、そんな時代になっているのかもしれません。