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ちょっと戦闘シーンが長く、くどくなってしまいます。
アニメ映画あたりにすると面白くなりそうかな
2014/6
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のぼうの城が面白かったから少々ハードルが上がりすぎてて、ものたりない印象があったかも。下巻から始まる海上での戦闘シーンはなかなかの迫力だったけど、どうも登場人物のキャラに入り込みにくくて、うーんもひとつ。
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前編でちょいとタイトル負けの展開(でも面白い)に不安を覚えつつ、後編はさすがに主人公の面目躍如。
実際にこの時代をこの感覚で生きたいかっていうと微妙ですが、キャラがとにかく生き生きしてるので、エンターテイメント小説としては十分!
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上巻前半の冗長さはどこへやら。
どんどんスピード感が上がって、特に海戦が始まってからは途中で止めることができずに一気読みしてしまいました。
景を救うために村上水軍が次々に引き返していく場面は、定番と言えば定番の展開なのですが、やっぱりワクワクします。
和田さんの作品の中では、『のぼうの城』と同じくらい切り入りました。
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上巻やや退屈な進行だったが、下巻170ページあたりから怒濤の展開。自由奔放に、「自らの性根」に忠実に生きる海賊たちに胸のすく思い。男の覚悟、女の決意、成長。よーし、明日からガンパルぞー!って、勇気が出てくる物語でした。
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瀬戸内の海賊と泉州の海賊の話。登場人物がそれぞれ個性的で、心理描写も巧みでところどころ胸が熱くなるシーンもあった。個人的にはのぼうの城よりもこちらの方が面白いと感じた。
あと、海戦のシーンや斬り合いのシーンなどはゲームのシーンが頭に浮かぶぐらいスピード感があってあっという間に読み終わった。
絶対に下巻まで読むことをおすすめします。
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小説を読んだというより、物語性のある歴史のレポートを読んでいた感じ。自分にはあまり合いませんでした。
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上巻の続きである、信長包囲網を破り、長年の敵対勢力である石山本願寺との戦いに加勢する中国地方の毛利水軍(村上海賊の援軍)の元、織田家水軍と木津川で合戦を結びとする本で、漫才の様な掛け合いが何かずっこけた。
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"鬼手"ってそういう意味だったのか(゚o゚;
武吉の読みの凄さには改めて脱帽です。ベテランを持ち上げて、若手の若さ故の未熟さを露呈させるのは、読者年齢層の高い、時代小説の常ですかね。七五三兵衛、カッコイイですね。景とあの世で一緒になるって落ちか…とも思いましたがうーん、最後の最後に甘さが出たのが、どうも符に落ちない。景の戦での計算高さ、思い切り、最後まで諦めず、どんな窮地でも逆転を考えるそんな「面白い」ように成長した姿はわかるが、その分単身で孫市の所へ向かった無謀さが、七五三兵衛に出会う前の景のようで、納得がいかない。史実を極端にねじ曲げることができないのはわかるが、流れに矛盾が多すぎる。景が七五三兵衛に勝ったシーンも逆転がしつこすぎて、リングにかけろくらい、無理に続けた感がある。上巻にあった景の成長過程が半端になった気がして、どうも納得できない終わり方だった。景はどんな嫁になったのだろう。
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上巻から一気読み。
本願寺攻め、木津川の戦いと歴史上名だたる戦で縦横無尽に輝き活躍する姫、景の物語。
戦記物、冒険譚など日ごろ読まない人でも夢中になれること請け合いですね。
著者の熱意も反映されていて参考文献の引用が微に入り細に入りで恐縮つかまつりました。
不謹慎な言い方ですが、戦は楽しんでやるものだと思いました。これは映像化、アニメ化は無理だなぁ、でもきっと誰かがいつかやってくれるのかなぁ・・・
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図書館にて。
上巻では、主人公であるはずの景がちょっと影が薄いように感じたが、下巻ではすごかった!
彼女の成長・開眼と共に小説の中の世界もぱあっと広がっていくようで、大半を占める戦いのシーンも飽きることはなかった。
一度死んだと思った景が実は生きていたくだりは、予想できたこととはいえちょっとSFだなとは思ったけれど笑
上巻では筋肉バカと思っていた七五三兵衛が後半、かっこいいこと!!
行動力があって機転がきく、豪快で有言実行、なんとなんとかっこいい!!
景と素晴らしい夫婦になったと思うのに何ともったいない!なんてミーハー心満載で読んでいたけれど、七五三兵衛が死んだとわかった時の景の胸に込み上げたものを感じた時、こちらにも大きく重いものがやってきた・・・。
殺し合いの世界を描いているのに、この生き生きとした感じは何だろう。
見事な映画を見ているような1冊。
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木津川口海戦での村上水軍と泉州侍の戦いを描く。史実の網を潜って村上景と眞鍋七五三兵衛個の闘いをエンターテイメントとして表現している。
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自分はどうありたいのか。
その問いかけが強く心に響いた。
にしても、七五三がターミネーター化してて、やや興が冷めた。戦況も行ったり来たりオセロのようにひっくり返りすぎ。それで星をひとつ減らした。
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上巻は今ひとつ読んでいてカタルシスを感じにくかったけれど、この下巻はすごかった。特に後半の木津川合戦のシーンは圧巻。途中から、本を読むのを止められなくなってしまった。
泉州海賊の敵役(?)七五三兵衛のスーパーマンぶりは上巻から引き続いて最後まで健在で、大いに話を盛り上げてくれたけれど、この下巻の後半に来てようやく主人公がそれのふさわしい活躍をした。
しかし、全体として、やはり圧倒的に存在感があったのは七五三兵衛だった気がする。他の脇役もそれぞれキャラクタが立っており、というか立ちすぎて、ある意味かなり主人公を食っていた。
ともあれ、戦シーンも二転三転する内容で、久々にものすごくおもしろい合戦小説だった。
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上巻が時代背景や登場人物の説明。
名前が覚えづらく(馴染みにくかった・・・)
読み進み速度が遅かったんですが。
その分下巻。
面白かったし、読み進み速度加速気味で。
そもそも、会話分が多い小説なので。
ページいっぱいに文章が詰まっているわけでなく。
上下巻共に早く読めます!
能島村上・武吉の長女『景』ちゃん。
あの一途さが鬼手となって。
【木津川合戦】へ。
この【一途】男子にはないものだと。
うまく、伝わってきました。
そして、海戦コレ面白かったよ!!!
泉州の海賊・七五三兵衛(しめのひょうえ)
毛利家警固衆・就英(なりひで)
魅力的でしたぁ。