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このお方、変わらないな~(笑)
フツーに面白い♪
でも、あとがきが「イタイ」ので、★1つマイナス(^^;
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『二〇一三年 一〇月 三〇日 発行』版、読了。おそらく初版。
この人の小説には、これまで誤字や脱字にお目にかかったことがないなあ…なんて、思っていたのですが……巻末のあとがきにその秘密が明かされておりました。いや、すごいなあ、と、ただただ感じました。
短編集です。そして、これまで刊行されてきた短編および長編問わず、その筆致というか独特の文体は健在で、非常に読みやすいけれど、描かれている内容とのアンバランスさにドキドキしたり。
特に「ここを出たら」は秀逸でした。そして途中から「これはもしや…」と、思いつつ、オチで「ある程度うすうす気づいてたけど、でも、そうくるとはな!(;´Д`)」と、思ったり。
最近は短編での作品発表が多いですが…やっぱり長編でも読んでみたいところ。できれば明るく完結するハッピーエンドでwwww
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新井さんの文体を読むのが久しぶりすぎて、途中で一度挫折してしまい、読み終えるのに一年かかってしまった。でも読み終えてみるとどの作品も面白かったです。一番読みにくかった「あの懐かしい蝉の声は」が結局一番面白かった。
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めちゃくちゃ久しぶりのもとっちゃん。
読み始めてすぐ、あぁ、変わってないわぁと感激!
でもさすに大人だからか内容がブラック。
ちょっとここまで書いていいのかしらと心配してしまうぐらい
タブーなこともなんのそのって感じ。
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著者のあとがきによれば三十三年ぶりの短篇集。
10+1篇のうち半分近くが「人類の終末」を描いたもの。
「チグリスとユーフラテス」にも通じる、戦争でも自然災害でも、宇宙からの侵略者でもなく「平和裏に人類が滅亡」する世界。これは素子さんの真骨頂とも言えるよなぁ。
1篇はパンデミックも戦争も起こるけれど、あまりにブラックな星新一トリビュート作品。
そして最後の1篇は、やはりニマニマしながら読んでしまう。
不特定多数と言っても、多くの新井素子読者もまったき驚かずに納得することでしょう。
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久しぶりにこの作家の本を読んだ
短編集
残念なことに、半分くらいは雑誌に載ってた時に読んだもの
内容は、ちょっと痛い
特に、子どもに関する部分
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これぞ新井素子!という感じがしました。
短篇集なんだけど、そう感じられたことが、自分的に嬉しかった。
「あけみちゃん」の”一般市民をなめるじゃねぇ”とか。
「ゲーム」のラストとか。
人間の力ではどうにもならないような大きな存在(創造主とか神様とかそんなもの)にサラっと牙向くのが、すごく好き。
しかも、それがたいしたことじゃない、みたいな感じが。
とは言ってても、地球とか自然とか、そういうものはちゃんと尊敬の念を持っていたり。
人間の愚かさも、現状、未来への不安なども、しっかり見つめてる。
このバランスが、素晴らしく好き。
そろそろ長編が読みたいです。
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14/02/23
二時間ちょっとくらいでさくっと読める、不可思議な短編集。
人口総和理論、それを、もし、認めてしまうのなら。
話は、非常に簡単なことになってしまうのだ。
人が一人生まれる為には、人が一人、死ななければいけない。
(P53-「つつがなきよう」)
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【収録作品】イン・ザ・ヘブン/つつがなきよう/あけみちゃん/林檎/ここを出たら/ノックの音が/絵里/幻臭/ゲーム/あの懐かしい蝉の声は/テトラポッドは暇を持て余しています
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久々の新井素子作品は短編集。
文体は30年前のコバルト文庫系と変わらず、素子節炸裂という感じなのだけど、作者と同じく作品の語り手の年齢も50代?いやいや、50代の人がこういう語り方は不自然、ちょっと気持ち悪い・・・と思ってしまう私は、あの頃のピュアな気持ちをどこかに置いてきてしまったのでしょうか。(すべての作品の語り手が50代なわけじゃないけど)
当時、この文体が物議を醸していた理由が今になって理解できました。
文体と世界観になれる前にお話が終わってしまう短編という形が、合わなかっただけかもしれません。
しかしながら。
新井素子作品が私に与えた影響は絶大で。
今こうして、あたしが胸を張って本好きと言えるのも、それは、きっと、彼女のお陰なわけで。
・・・ってちょっと新井素子風にしてみましたが。
今、星へ行く船シリーズを読んでみたらどう感じるのかな。
ちょっと読んでみたい気もする。
とりあえず、チグリスとユーフラテスはまだ読んでいなかったので、こちらにチャレンジかな。
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素子さんはいくつになっても素子さんなんだなあ...という感じ。
もうかれこれ30年くらい彼女の作品を読み続けています。扱うテーマとか扱い方とかは変化しているんだけど、語り口は驚くほど変わりません。
60とか70のお婆さんになってもこういう文体を維持していたら...と想像するとちょっとイタいような。
とはいえ、ある種のイタさが素子さんの持ち味とも言えるし、それがなくなって素子さんらしさが失われてしまうとしたらそれも寂しい。
ファンとしてどうなってほしいんだろう???よく分からない。
いずれにせよ、書き続けてくれるのはファンとしては嬉しいこと。これからも読み続けて行きたいと思っています。
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読んでいくと、えーと声を上げそうな話しが満載だ.「ゲーム」で人間を懲らしめる神様、「幻臭」の人工知能が面白かった.でも、こんな話を思いつく作者の発想力に驚いた.
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大人になってから読む素子さんの話は、「う~ん」て思ってしまうのがあるな。
じぶんが大人になったからかな~。
でも初期の作品はやっぱり面白いからな~(^_^.)
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超久しぶりの新井素子。全盛期ですら、寡作の作家ですから、当たり前か。
一人称口語体は長年の時を経て、普及したことと、彼女の技巧が洗練されたこともあり、読みやすい。創始者である彼女文章は、followerである、有川浩、三浦しをんを凌駕する。さすがにオリジナルはすごい。
テーマも30年変わらないのがすごい。転生輪廻・死後の世界、遺伝子継続の本能、生殖・出産、寿命、極限状態の精神。
この本から彼女の世界に入った人はごく少数で、ほとんどの読者は、彼女と同世代〜一世代下の、彼女の代表作はほとんど読んでる人だろう。読んでいて、その頃の自分の部屋の様子や空気感を思い出したのは私だけではあるまい。その頃読書のBGMにしていたユーミンのCDを久しぶりに聞いてみました。
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遠い遠い未来のお話。
もしもこんな世界だったら?っていう、色々な不思議ワールド全開の短編集。
休憩中にサクッとかるーく読める本でした。