紙の本
文系の人向け
2018/11/06 10:33
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投稿者:自称コンシェルジュ - この投稿者のレビュー一覧を見る
理系の人には物足りないが、なかなか良いことも書いてある。
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機械設計7年目で出会った本。
この本を読むことで、今まで培ってきた断片的な知識を体系的な知識として整理することができた。
初心者だけでなく、一通り知識のあるベテランにもオススメ。
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知っていても、選べない、のジレンマから抜け出す。
大学の「材料学Ⅰ」「材料学Ⅱ」の参考書として購入。材料選定のセオリー(定石)を与える。材料表と各個材質はわかっていても、いざ製作のときにどれを選ぶか、時間がかかってしまう初心者に良い指針となる。
JIS規格の材料を項目別に可能な限り簡潔にまとめている。以前レビューした「よくわかる材料学」などで膨大な情報を得た後に、頭とノートの整理に役立ち非常に良い。比較表もわかりやすくて良い。簡潔とは言っても、錆びや熱膨張といった実務上重要な項目は盛り込まれている。
かなり平易に、細部には言及せずに書かれている。他の材料学の専門書と内容を相互補完するので併用が良いと思うが、半分近くは一般論で重複してしまう。短時間でサクッと読める。
目次
0.はじめに
1.材料知識の全体像
2.材料の性質と機械的性質
3.物理的性質と化学的性質
4.鉄鋼材料
5.非鉄金属材料と非金属材料
6.熱処理
7.材料選定の手順
8.これからのステップアップに向けて
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どこから手をつければいいのかわからない加工材料の入口として最適と教えてもらったがたしかにその通り
仕事始めて3ヶ月ほど経って読み返しても同じように思う
興味をそそられるフックもかなりあるので良い本だと思う
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信頼と安心の西村氏の著書。今回も分かりやすい。初学者は問答無用でまずこれを読むべき。1章で材料知識の全体像、2章で機械的性質、3章で物理的性質と化学的性質。ここまでで加工材料に要求される種々の特性、分類の考え方などが整理できる。以降は個別の材料ごとの各論へ入っていく。様々な材料を万遍なく解説するというより、「実務」に重きを置いた視点で、実際の現場で使用頻度が高いものを丹念に解説してくれている。まず本書で基礎を学んで、その後読者がさらに興味を持った範囲へと進んでいけば良い。
余談だが、コラム的に書かれた奈良の大仏の建立エピソードが面白くて、本書を読んでる最中に関連する書籍をAmazonで注文した。