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紙の本
危険思想に基づく強烈で過激な本!
2013/10/19 16:26
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:MAJ Tanaka - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本は前半約100ページが序説になっています。
その後、第1章から第11章で構成されています。
序説で著者は世界一有名な恋愛本、西洋人が書いたスタンダールの「恋愛論」を完全に叩き潰すような姿勢で矛盾や論理的に破綻している個所を指摘しながら、最後に根本的な誤りをあらわにします。
その際、現在の日本の男女が上手く恋愛できない理由も明らかにされます。
第1章~第11章では11人の女性が登場します。
そして著者の過去の恋愛(ナンパ)体験談を紹介しながら、具体的に11通りの「強烈に惚れさせる方法」を読者に教えます。
その著者の方法論の背景になっている本が日本の古典の「葉隠」です。
第2次世界大戦中、欧米人はこの本に基づく思想で日本軍に苦戦しました。
三島由紀夫やこの著者も語っていますが、「葉隠」は日本でたった一つの理論的な「恋愛論」を展開した本です。
ですが、戦後、この本は危険思想の部類に属されています。
この危険思想を背景とする著者と付き合った女性が強烈に惚れるのは当然だと思います。
序説では西洋人の女性との恋愛経験のエピソードも幾つかありますが、彼女たちも同じだったと思います。
国防に関する仕事をやっていた自分はそんな感想を抱きました。
日本の女性にも積極的に読んでもらいたい最高の「恋愛論」です。
自分の個人的な恋愛に限らず、過去の仕事における考えからも著者にお礼を言いたいです。
ありがとうございました!
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