社会問題の一部です。
2015/11/07 15:52
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投稿者:ゴリラ - この投稿者のレビュー一覧を見る
全ての問題は、拡大を前提とした制度設計の破綻にあります。
もしくわ、破綻が目に見えるにも関わらず、延命して来たことだと思います。
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東洋経済オンラインで紹介されていて、おもしろそうだと思ったので購入。
いやー、確かに労働者の権利としてはごもっとものご意見がものすごく語られているんだが、現実見ると、権利ばっか主張していると嫌われるし、国際競争にも負けていくと思うし・・・という感じの複雑な気持ちになる本だった。
だが、とてもおもしろい部分があって、それは、小学校の段階から社畜教育が始まっているという部分。
将来の夢をなぜか決めることを強要され、しかもそれが仕事でなくてはならない。
しかも、今ある仕事から選べと。
現在でも、30年前には存在しなかった仕事がたくさんあるのに、なぜ今の子供たちに既存のレールしか見せず、そこからしか選ばせないのか。たしかにそういうことは僕も疑問に思っていた。
で、この部分では、世の中お金じゃなくやりがいという思想を植え付けたり、労働者の権利の守り方や取り方を教えなかったり、まあ各所で洗脳とも思われるようなことがされていると述べられている。この部分は、現代の仕事事情に疑問を呈したよい部分であると思う。
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「脱社畜ブログ」に書いてある内容ともだいぶ重なりますが、それが一冊の本に重要なエッセンスだけ纏められているだけでも充分な価値がある本かと思いました。
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やりがいや、仕事を通じて自己実現することを全否定している。
嫌なら、サラリーマンなんて辞めればいい。ただそれだけ。
一つだけなるほどと思えたのは、小学生が将来やりたいことを今ある仕事から選ばされることへの疑問提示。
でも、その年齢からかなりの強い意志を持ってる子供もいるのも確か。スポーツ選手とか。
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当たり前だけど忘れがちなことが書いてあって面白く読めた
著者の意見は会社にやりがいは0でいいという方向なので少し行き過ぎな気もするが、そういう本なので意図的にわざとやりすぎぐらいで書いてるのかなと感じました。
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完全にタイトル買い。重い内容の本ではないので、さくっと読めます。半分は同意見ですが、もう半分は腑に落ちなかった私は完全に社畜なのでしょう。でも、雇われは雇われらしく、もらえる給料の範囲で仕事をすればいいというのは、ちょっと違う気がします。サービスの質が高いのは世界に誇れる日本の美点だと思うので、そこはボランティアだろうと高給取りだろうと、維持してほしいところです。
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日本の就労環境に対して、警鐘を鳴らしている本。
会社とプライベートを切り離すことができない社畜にならないようにしましょう。
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「仕事が苦でならない」人が読むと気持ちが楽になるかも。仕事が好きな人、一流のビジネスパーソンを目指す人は、「反対側の気持ち」を知るために読んでみてもいいかも。さらさらと1時間もかけずに読める本。
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サービス残業は窃盗と同じ
従業員が経営者の視点を持つ必要はない。持てというなら、経営者並の給料を
お金よりもやりがいと教育したり、労働者の権利を教育しないと、小さい頃から社畜教育を行っている
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書いてあることは僕の考え方と同じだし、社畜にならないためにどうすればいいのかという具体案はない。僕は別に読む必要はなかったかな。
社畜に染まっている人が読んだら考え方が変わるのかもしれないが、そういう人がこの本を自ら読むともあまり思えない。勧められても読むかどうか…。
書いてあることはしごく真っ当なのだが、正直あまりこの本の存在意義を感じなかった。残念。
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当たり前の事が当たり前のように書いてある本。この本の題名や内容を「甘え」と言われる日本の同調圧力はもはや"職道"或いは"仕事教"の域。
「会社はあくまで『取引先』と考えよ」の項目は目からウロコだった。
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読み物としては、まあ普通に面白い。ただ筆者の思い描く働き方を実現するには、日本でもジョブ型の雇用慣行が完全施行されることが前提だ。
残念ながら早々メンバーシップ型の雇用意識がなくなるとも思えないので、「生活の面倒は最大限みるから、黙って会社の言うことを聞け」という社会から脱するには少し時間がかかると思う。
現行の雇用慣行下で著者の主張をそのまま会社にぶつけければ、「なら明日から来なくていいよ」という事態になるだろう。
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上司の前ではなかなか言えないことをよくぞ書いてくれましたという感じです。書かれていることは間違っていないと思います。
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すごく面白かった。「ここが変だよニッポン人」的な発想で社会の矛盾を解説し、その中でどうすればいいかが書かれていた。社畜にならないコツなど、非常に共感する部分が多かった。
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日本人の働き方の「異常」さを告発し、「脱社畜」への道を説いている。さくさく読める。
残業は「当たり前」ではなく「例外的」なことであるとの指摘や、受けられるサービスはお金を払った分だけであり、「お客様は神様」というのは過剰要求であるとの指摘、日本では労働者が自分の身を守るための知識についての教育が不足しているとの指摘など、著者の言ってることに共感することも少なくなかったが、仕事に対するドライすぎる考え方にはちょっとついていけない部分もあった。
著者が言うように、「やりがい」にとらわれて、経営者に都合の良い存在に成り果てることには注意が必要だが、仕事は一度しかない人生の大きな部分を占めており、そこに「やりがい」を追求することにはやはり意味があると思う。
ただ、労働を重視する価値観を他者に押し付けてしまうことは慎まなければいけないだろう。著者が強調するように、「多様な価値観を認める」ことが、日本の多くの職場で必要なことは間違いない。