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尻切れとんぼ。持ち直すところがあっさりし過ぎ。ハッピーエンドはいいけど、ここまでの内容ならで、違う終わり方があったような気がする。7分目ぐらいは、出来過ぎぢゃね?と思いつつも面白くどんどん読み進められただけに、残念な感じが物凄く残った
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人と富が都市部に偏るるべきではない。
高速道路網や鉄道網が整備されるにしたがい、若者と活力は都会へと流れて行った。これからは都会から地方へ流れ出してほしい。
限界集落に元気になってほしい。
きっと作者のそんな願いをユーモラスに描いた小説。
どこにでもある限界集落が協業経営、株式会社化で元気になってゆく。
それにしても順風満帆すぎる。
障害が多いほどストーリーは盛り上がるだろうに、多少の非同調者、役場やJAの嫌がらせ、鳥獣害、終盤に来て社員のスキャンダル発覚と、大した障害とも思えない。
「北の国から」くらい苦しんで躓いて、その上に成功を積み上げてほしかった。
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最後は読めたが、それを差し引いても楽しく読める小説でした。出来すぎの部分もあるが、それはそれで、エンターテイメントですからいいのではないかと、、、テンポもよく最後まで一気に読める小説です。
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ハッピーエンド
主人公が出来過ぎ、話も出来過ぎ、
でも、気持ちがいい
田舎暮らしの人には、いろいろ共感できて良いと思う。
都会に住んでいて、そこそこ満足している人には、何の共感も無いかな。
私としては、続きが読みたい。
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序盤はなかなか話についていけなかった。
なぜ優がそこまで村興しに力を入れるのか動機が伝わってこないし、人物像が弱く、話の展開が強引な気がした。
けど、村が安定してきた中盤以降は、それぞれの性格や立場も明確になってきてのめりこめた。
が、最後の最後で失速感。
2013.11.24
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あっという間に読んでしまいました。
こんな上手くことが進むものかと思いましたが、ここは物語の娯楽性ということにしておきましょう。
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IT企業を辞め休息のために訪れた故郷は、過疎・高齢化の山間の土地。
老人たち、訳ありの父娘、フリーター、ホステス崩れ、負け組が立ち上がる地域活性エンタテインメント。
ちょっと非現実的で、最近の楡周平の経済小説ほどアイデアはないが、暖かさが残る作品。ばぁちゃんがとてもいい。
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都会で働いてきた元エリートが,故郷である限界集落を経営手法を駆使しつつ,その土地の人達と協力して再生・復興を目指す話.
起承転結が明確で,最後の展開が読める内容.話の展開はとんとん拍子で進んで行くところも多く,現実はこんな簡単なものではないという批判もあるかもしれない.この話が映像化されるならもう少し泥臭い方が面白いかも知れないが,小説としてはテンポ良く読めるこの位がちょうど良いのかもしれない.
話は淡白でも,田舎特有の難しい人間関係を表現しようとする姿勢は文章から読めるし,実際にもこういう人はいるよなっていうテンプレートは押さえられていると思う.
限界集落について予備知識が無くても読めるが,事前に限界集落の現状を理解した上で読むと,さまざまな角度から感想を持つことができるのではないだろうか.
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長いプロットを読まされているような、無味乾燥で味気ない小説だ。
未来を担う若年層が消えて、ただ消滅を待つだけの「限界集落」を舞台に、祖父の代までこの地に縁のある元銀行マンが居座り、いつのまにか枯れていた人々に輝きが戻り、金のなる農業を目指し、最終的に村が復興していくまでを描く、サクセスストーリーだ。
人も心も村の風景も、描写がありきたりで平板だ。物語の筋とは裏腹に読めば読むほど気持ちが離れていってしまった。この小説の中では三年間が経過していたことをラストで知った。畑を耕し、野菜を収穫して村が利益をあげるのだから、短い期間であるはずがないのだが…… でも実際には三ヶ月程度の時間の経過にしか感じない。
村人たちは大した窮地に陥ることもなく、さくさくと右肩上がりに村が成長する。いや、実際には窮地に陥っているのだが、その切実さがまるで伝わらないために、物語に入り込むことが難しかった。
題材が面白いだけにこれはもったいない。
これを読んで農業に目を向ける若者が沢山いればよいと思う。
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限界集落といわれた農村で、株式会社を立ち上げ村の再生に取り掛かる物語。限界集落のリアルな状況が描かれ非常に未来を感じられない話から始まるが、力を合わせて少しずつ状況を好転させていくストーリは感動的な部分もある。あくまでもフィクション。
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「どんと来いTPP」という帯に惹かれなんとなく手にとったら、意外と面白かった。過疎化した農村の再生に奮闘するストーリーの中から農業の問題点や着目すべきトピックスがわかるし、恋愛物語としてもなかなか凝ってる。
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今年1番のツボ小説!
田舎に逃げてきたサラリーマンが、地域活性を画策して仲間意識と自信を取り戻していく…
ありがちなストーリーだが、各キャラクターの2面性が立っていて面白い。
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面白く読み終えました。
話ができすぎているけれど 安心して読み進められて
読後感 すっきりです。
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都内でIT企業を辞めとある限界集落にやってきた主人公が、徐々に限界集落をどう再興させるかと気づいたら農業経営にのめり込んでいく話。
話自体はちょっとできすぎ感もありつつも小気味よいテンポで描かれるストーリーなのですらっと読める作品。もちろん途中で恋沙汰などもあり、主人公自身も気づけばその渦中に。
最後はその限界集落にピンチが訪れるも、ハッピーエンドで幕を閉じるお話し。読んでいてモヤモヤ感もなく楽しく読むことができました。なんだかドラマか映画化されそうなそんなお話。
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限界集落からの脱却に住民による自発的な経済活動が必要なのは良くわかったし、その先に法人化があるのは必然であろう。
しかしながら、いくら敵役とは言え、自治体や農協をこれほどに悪し様に描くことに違和感を感じる。
私は自治体職員だが、いまだかつて住民の足を引っ張るようなことをしたことはないし、職場が私怨で誰かを貶めることが可能な環境でないことは断言できる。
現実の地方自治体や農協の多くは、地域振興、農業振興に多大な労力を注いでいるのだが、そういった背景を考慮することない脚色に対してただただ、残念な気持ちになった。