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主人公コンビ以外の登場人物が多くて(特に警察関係者)誰が誰か混乱したけど、文章は面白くて、楽しめました。
ドラマ化されたみたいですが、私はテレビを観ないのでそっちはわかりません。
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★★★★ 4 手に取ったきっかけは先日読んだ「君の部屋で」という短編集でこの作者の短編を読んで面白かったなと思ったのがきっかけ。あと、テレビドラマ化されていて名前も知っていた。表紙の絵から、突拍子もないラノベ的な刑事ドラマ化と思ったが、意外にも内容がしっかりしていたのが驚き。事件の謎も二転三転し、読んでいて面白いなと思った。シリーズ化しているみたいなので続刊も読んでい見たい。
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勝手な印象だと、警察モノの二時間ドラマにありそうなストーリー。
似鳥作品の読みやすさは、いつも素晴らしい。
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捜査を進める過程で関連が浮かび上がった連続放火事件と女子大生殺害事件、そして過去の幼女殺害事件。一見頼りない印象のキャリア警部海月とお守り役の設楽がいいコンビ。越前刑事部長のキャラもいいな。真犯人は意外な人物で、全然わからなかった。伏線あったかな?
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頼りない天然系美少女と見せかけて実は切れ者警部+お付きの「やれやれ」系部下というテンプレ設定とありがちなストーリー。可もなく不可もなくとしか評価しようがない…
しかし、カモフラージュなのかもしれないが、自力ではできないことまで後先考えずに無理してやろうとするのは、よく言えばがんばり屋だが、傍迷惑では。賢いはずなのに、なぜ苦手なことも人に任せないのか?そんな主人公つまらんかもしれんが。
刑事部長のさわやか腹黒さがよい。
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面白い。謎解きの楽しさはあんまりないけれど、どうなるの?と先が気になる。キャラもたっていて楽しい。
2016/11/16
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〇 概要
警視庁捜査一課に,キャリアでありながら,ドジな美少女,海月千波が配属される。配属から2日で戦力外通告を受けるが,コンビを組む設楽恭介刑事と独自に連続放火事件を追う。その結果,女子大学院生殺人事件,更には7年前の幼女殺害事件とのつながりが…。背後に遠大な計画が潜む,戦力外捜査官シリーズ第1弾
〇 総合評価
軽く読めるミステリ。先にドラマを見てしまったので,それを前提とした評価になる。ドラマも可もなく,不可もなくという感じだったが,小説も同じ。主人公のキャラクターや展開,最後のオチと,どれもそれなりによくできている。海月千波のキャラクターからして,漫画的であり,リアリティも何もないが,軽く読める。VD(Verification Division)=捜査検証課構想といった海月が捜査一課に配属された裏事情は,この作品ではあまり生きていない。シリーズ作品になっているので,シリーズが続いていく上で,何らかの伏線になる可能性があるのか。山田正紀の「女囮捜査官」シリーズを思い出してしまった。評価としては,★3のど真ん中という印象
〇 サプライズ ★★★☆☆
連続放火事件が,女子大学院生殺人事件,しいては7年前の幼女殺害事件ともつながる展開を見せる。
連続放火事件がサイロームという毒物を手に入れるために行われたもの(サイロームが埋められていた小学校への火災をカモフラージュするために,連続放火をしていた。)だった。
サイロームが何者かに奪われ,奪った人間がテロをするという展開になる。そのテロ犯が,7年前の幼女殺害事件の容疑者として扱われ,自殺をした五十畑健太の父である五十畑浩二だった。
更に警官マニア向けの専門誌,SISの記者である生田が黒幕。警察は,海月千波が,冤罪を防ぐためにVD(Verification Division),すなわち捜査検証課構想のために送り込まれただったことを明かす。
この展開そのものは,全体的なゆるい雰囲気からかい離しており,それなりに驚くことができた。ただ,そもそも驚かそうとして描かれていない。サプライズとしては★3で。
〇 熱中度 ★★★☆☆
連続放火事件,7年前の幼女殺害事件,女子大学院生殺人事件の捜査の3つの記述が混ざって書かれていくので,やや読みにくく,入り込みにくい。全体的に,やや冗長である印象。このまったりとした展開,雰囲気が好きな人なら問題ないのだろうが…。おまけで★3
〇 インパクト ★★★★☆
実は,先にドラマ版を見ている。ドラマを見ずに読んでいればもっとインパクトがあったかもしれない。とはいえ,ドラマではVD構想が出ていなかったと思う。更に,ドラマで扱われていた事件とはだいぶ異なっている印象。ドラマ版と違うなーと感じたという点ではインパクトがあった。
ドラマを見ていなかったとしたら,連続放火事件→サイローム発見→テロ→黒幕は伏線全くなしで,SISの生田記者という展開にかなりインパクトを感じたかも。★4で。
〇 読後感 ★★★☆☆
悪くはない。シリーズが続いていくという雰囲気の終わり方で,実際にシリーズが続いている。この終わり方で読後感が悪くなることはないが,そもそも終わっている感が薄いので,読後感がよいという訳でもない。まぁ,読み終わってイヤな気分になる作風ではない。
〇 キャラクター ★★★☆☆
海月千波,設楽恭介を始め,係長や他の捜査官など,一癖も二癖もあるキャラクターが登場する。しかし,それほど魅力的でないのが悲しい。先にドラマを見てしまったからかもしれないが,刑事モノのドラマや漫画でよくある登場人物=ステレオタイプの登場人物に感じてしまった。魅力がないわけではないので★3で。
〇 希少価値 ★☆☆☆☆
ドラマ化した上に,軽く読める本なので,結構売れたのかもしれない。ブックオフで100円で並んでいる本。希少価値はない。
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何となく読後感が悪い。武井咲主演TVドラマを観て本書を購入し、いよいよ大詰めという場面までは実に面白かった。しかし、毒ガスを日比谷野音上空まで運んで撒き散らそうとした実行犯を説得するシーンで、警視庁が極秘で進める冤罪防止プロジェクトを交渉のネタにするところで急激に冷めた。そんな話で実行犯が落ちるのか? まあ、この後で黒幕でもある共犯者がもう一暴れしたので、何とか持ち直した感があったのに、あとがきが痛すぎていただけない。解説も微妙。竜頭蛇尾だったな。
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警視庁捜査一課に着任したドジッ娘メガネ美少女警部・海月千波は、周囲の期待を裏切る捜査能力の低さで、配属から2日で戦力外通告を受ける。お守役の設楽恭介刑事と独自に連続放火事件を追ううち、女子大学院生殺人、さらに7年前の幼女殺害事件に辿り着くが…。凸凹コンビは犯人の壮大な復讐計画を阻止できるのか!?
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視点変化があっちこっちして思ったより楽しめなかったなぁ。期待しすぎだったのかもしれない。オチはとても良かった。
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以前から読んでみたかった本ですが、先にドラマを見てました。 出てくる捜査官にはやはり違う箇所もありますが、海月警部と設楽さんはほぼ合ってるというのがわたしの見解。 しかしドラマではややコミカルでしたが、こちらは表紙とともに騙されるなかれ、意外と重めです。 小児性愛者の殺人、警察内部の面子による冤罪、テロなどなど…設楽さんと薬物依存の犯人との戦いはちょっと飛ばしたくなりました。でもところどころ、クスッときます☆ 続編もいつか読んでみたいです。
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キャリアの女性警察官が捜査一課に配属される。
下積みなしの飛び級人事に困惑する刑事達だがなにやら特別な才能があるよう・・・なお話。
数年前の冤罪事件と現在の事件をいろいろ絡めた感じはぐんぐん読ませるが昔の古い警察体質の部分が現在も残っているのがなんだか時代とずれてる感が強くていまいち入り込めない。
もしも本当に現在でも時代遅れが警察に居残ってるのだとしたらいい加減にしろと言いたい。
いや・・・たくさんいるんでしょうね・・・。
もう少しシリーズを読み進めるとする。
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「なんだね、あのぶら下がっとるの、刑事さんかい?」
「いえ、違います。断じて違います。あれは警視庁本部の裏にあるケーキ屋さんのお嬢さんです」
以前日常系ミステリのデビュー作を読んで、他のも読みたいな〜と思いながら積み作家(脳内)していた似鳥鶏、縁あって久しぶりの邂逅。
日常系ではなかった。
エリート揃いの警視庁捜査一課に配属された見た目は女子高生、中身はドジっ子お嬢様の警部・海月千波とお守り係の刑事・設楽恭介が連続放火事件を追うお話。
なぜお嬢様が捜査一課に…?という謎と、連続放火事件の真犯人を巡る謎、そして7年前の幼女殺害事件の謎が絡み合って、なかなか「重い」ミステリになっていると思う。
この表紙からめくったすぐが幼女(7歳)殺害についてなので、ちょっと面食らうこと甚だしい。が、事件が重苦しい分を海月警部が一所懸命に軽く軽くしてくれるのでバランスが取れて大変に読みやすい仕上がりにはなっていて、面白かった。
次は2巻に行くか日常系の方にするか悩む。
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飼育員シリーズなんかと違って、まっとうな警察もので、「どうしてこんな事件にいつもいつも巻き込まれるの」みたいな違和感はなく、楽しく読めた。良くも悪くもキャラで読ませる感じ?
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テレビを見てから、読みました。
顔が鶏に似ているから、似鳥というペンネームにしたんです。と、言われていたので
本当の似鳥さんにあって、驚きました!