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児童文学の名作のざっくりととした紹介書。ところどころ、ユング的なキーワードの解説を付け加えてくれる感じ。そもそも原作を読まないとよくわからないし、あまり、読まなくてもいいかな。
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数日前に読み終えた『エデュケーション』(タラ・ウエストーバ)で、ひとりの女性の成長していく前後の世界を辿ったばかりだが、その余韻を引きづって今度は子どもの自分に戻って忘れていたり、心に留められなかった記憶から自分の物語りを描いてみる機会を得た。
誰もが通過する子ども時代『七歳までは神のうち』---大人の濁った目で見るよりも、子どもの澄んだ目で見る方がたましいの真実が良く見えるとされている。
私の働いている街では子どもにたくさん出会う。街で見かける彼らはまさに“神のうち”だ。あの頃の自分を振り返ってももまだ自分でなかったようなぼんやりした記憶しかない。
心が洗われるというか、ずっと昔に忘れていたものを思い出したような思いが過ぎった本だった。
ここに紹介されてる作品にこれから随時触れていきたいと誓った読後の決意がある。
この本を手にとったきっかけは、NHKラジオ『カルチャーラジオ 人間を考える〜今“学ぶ”ということ(若松英輔)』での紹介だった。
★最後の『きょう、わたしは生きている。しかし明日になったら、きょうという日は物語に変わる。世界ぜんたいが、人間の生活の全てが、ひとつの長い物語なのさ』(お話の名手ナフタリと愛馬スウスの物語より)
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読んだことのある作品が多かったが、自分がこの作品のどんな所に惹かれたのかがよく分かった。
本書を元にすべての作品を読んでからまた戻ってきたい。
とても素敵な児童文学の案内本だった。
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物語とふしぎ―子どもが本に出会うとき 岩波書店 (1996年3月15日発売)の方を読みました。
https://booklog.jp/item/1/4000022938
内容は、 原書通りのようです。