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夢を語り合うだけの「友だち」は、あなたにはいらない. あなたに必要なのはともに試練を乗り越え, ひとつの目的に向かって突き進む「仲間」だ.
必要なのは同じ目標で苦楽を共にする「戦友」だ.
他人の作った作り物の物語を消費するのでなく, 自分自身の人生という物語の脚本を書き,演じろ.
これ以外にも自分に刺さる内容が多かった.
見晴らしのいい場所から自分がどういったイノベーションを作っていけるのか?
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このような本は初めてだったが、読者の興味をそそるような話題の選択や、言葉のチョイスが目立ったので、楽しく読むことができた。自身だけでなく、他者の成功も載せることで、より説得力も増し、疑うことなく受け入れることができた。
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「そんな私だからこそ、今書店に並んでいるような、人脈や仲間づくり、チームビルディングをテーマとした本を読んでみると、違和感を抱かざるを得ない。」
”大きなビジョンを掲げる大切さ”や”新しいものを生み出す時には、何がすでにあるかを知るべきだ”と説く。慣れ合いのような仲間ではなく、ビジネスライクな仲間作りが求められる。日頃の生活では、心地よい関係の友人と過ごすのもよいであろう。しかし、何かを目指すのであれば、一人を恐れることなく、そして、違いを恐れることなく、その課題に合った仲間を集めていかなければならない。そして、その仲間も永続的ではなく、課題ごとに解消し、また、課題達成途中で変わるものでもある。
具体的な例がたくさんでてきて興味深く読めました。やはり、その例で紹介されるのは”強い人”ばかりでした。
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今を的確に読みとり若者へ向けたビジネス本。他のわけわからん自己啓発本よりは百倍マシ。ちょっとツッコミたいとこもあるけど、それでも勉強になるし、無駄にはならない。仕事、人生に悩んでる人にはオススメ。
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あたかも妥当そうな理論や賢人の言葉を借りて若者を焚きつけているともとれる自己啓発本であると感じた。ただし、言葉やロジックの運びは全体的に上手いため、なんとなく納得してしまうが実際になにかをなそうとしてもなにも残らないと感じる。例えるなら鬱屈した社会で活きるものへのビタミン剤であろうか。
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今回の瀧本氏の著書は、
“本書は、「仲間の作り方」の解説書でありながら、投資家としての私の「投資哲学」を始めて詳細に明かす一冊でもある。(p.67)”
とあるように、「私はこういうことをしてきた!」という話がメインで、「まあ、過去の事例挙げるとこんなのもあるよね。」という話がサブというかメインの経験談をサポートしているという形になっている。これまでの瀧本氏の著書3冊も読んできたが、どれも「これから更に進んでいくだろう資本主義社会を生き抜く方法論」という‘論(過去の事例の蓄積により組み立てられたもの)’がメインで、「私‘も’こんなことしてみたよ。」という話がサブとしてついてくる点で大きく異なっている。
先述の「私はこういうことをしてきた!」という自身の経験談の中でも、日本交通の再建に取り組んだ際の従業員に対するあいさつで、かつて親切に対応されたことがきっかけとなっていることを述べていて、胸を突き動かされるものがあった。と同時に、「意外とロマンチストなんだなぁ」とも思った。経営コンサルタントと言えば、感情を排して冷静に数字を読みとり、分析をして方針を立てるというイメージが強いので、余計に覆された思いがした。もちろんタイミングもあるだろう。
リアリストとロマンチストの二面性を持たなければ投資家(特にエンジェル投資家)になどなれないことに気づかされた一冊だ。
そもそも本書は、同著者が2011年に出版した『僕は君たちに武器を配りたい』に対する読者の感想として、
“「これは東大や京大で授業をしている教官が語る、エリートの人々だけに通用する考え方だ」
「自分たちのような〝弱者〟には何の武器にもならない」
「そんなものよりも友だちが欲しい。誰かとつながりたい! 承認されたい!……『僕は君たちに友だちを配りたい』」
そのような感想を抱く若者が、少なくなかったのだ。
本書は、それに対する私からの「回答」である。(p.320)”
とあるように、これらの感想が本書を書く原動力となったことは想像に難くない。
第1章のまとめに、
“コモディティ化がすすむふつうの個人が個人の力だけで立ち向かうのは無謀すぎる。弱者こそチームの力を利用せよ。(p.96)”
とあることをはじめとして、弱者に対しても‘意識的に’語りかけている様子が伺える。
300ページを超えるボリュームの中に豊富な事例を詰め込むことで、‘層’を定めず、多くの人たちに読まれるよう、巧妙に仕立て上げたといえないだろうか。
個人的な願望としては、自らが投資して失敗した例も示して分析してほしかったなぁと思った。方向転換して成功を収めた事例としてGREEやDeNAを挙げているが、(今だからこそ言えるが)これらは(仮に瀧本さんの投資先であったとしても)失敗ではないだろう。
しかし、今回の著書を含めて、これまでの著書のすべてを真に受けたとすれば、具体的な失敗例を見たことがない。ゆえに‘私の投資は無敗である’と言っているようにしか見えない。仮に失敗例があったとして明確に取り上げてしまうのは、その後の活動に支障を来す恐れがあるため、暗にぼかして過去に別の人が引き起こした事例に組み込んでいるのではないかと考えれば自己解決する話ではあるが…。
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正直、「ハズレ」というのが読後の感想。これまでにも「僕は~武器を配りたい」「武器としての決断思考」「武器としての交渉思考」は読み、それらは非常に参考になる点が多かったが、これに関しては参考になる点がほとんどないというのが率直な感想。
引用エピソードが多すぎるし、ウィークタイ等についても東大教授の玄田氏が既に著書で述べていることであるし、目新しさもない。
そして、個人的に一番違和感を感じるのは「コモディティになるな」という主張である。これは代替可能な人材になるな、オンリーワンになれという主張ともいうことができるだろう。たしかに現代社会は自動化が進み、ルーチンワーク的な仕事をする人材がカットされるという流れができてしまっているが、それでもやはりどこかはコモディティ人材がいなければ社会は成り立たない。たとえば、物流のトラック運転手はどうするのか、スーパーで品出しする人はどうするのか、清掃作業員はどうするのか・・・、まさかこれらすべてが21エモンのゴンスケのようなロボット人材がやってくる日がすぐにでも来るわけはあるまい。やはりどこかで、エグゼクティブになる人もいる一方、コモディティとなる人も必要になるのではないか。
その視点がこの本にはほとんど触れられていない。東大→マッキンゼー、という華々しいキャリアを強調するのもいいが、このコモディティにならざるを得ない人がどうやって生きていくべきか、その点に触れる著書をそろそろ出してもらっても良い時期にきたとおもう。
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タイトルが意味深で、よかった。やっぱり著者の本はなぜか読みやすい。
これまで何冊かビジネス本を出してきている瀧本さんの、本格的な組織論。うんざりするほど、徹底的に合理的なひとやなあと思いました。
早稲田の税所さんの話が出てきてびっくりしました。組織に必要不可欠なパーティは、勇者、魔法使い、エルフ、ドワーフ、トリックスターの五人らしい。正直、わかるけど、このたとえにした意図がよくわからなかったです。
しかしこれが人気の本になるっていうのは、時代の鏡だとしか思えない。
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エンジェル投資家兼京大教授 瀧本さんによる、友ではなく、チームを推奨する本。例としてあげられるは、七人の侍。物語にも作成過程にも、チームが深く影響している。瀧本印にはずれなし!
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既存の組織が崩壊し、小グループによるビジネスや学習の時が来ていると訴えている本。主張の中に旧来の日本を否定し、アメリカのグローバル企業を手本とする内容があり、新世界秩序的、新自由主義的であると感じた。中国の労働力のように流動的なのが良いような事も言っていた。
小グループは人を切れずに戦力として育てるしか方法が無いと言いつつも、目的指向型のグループゆえに目的に達した後はグループを解散するとか、グループ内の不要人材をどのように切るかといった話もしている。支配者側の人材集めには良いアイデアかも。
でもこれからこのような社会が出来上がるのだと思わされ、聖書の預言の成就の時なのだなと思わされた。
星二つ。
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グローバル資本主義の時代を満足して生き抜くために、どのような武器をを手にすればいのかを教えてくれている。そのために大切なのは「仲間」だと説く。タイトルは逆説だ。つまり、仲良しごっこではなく、共通の目的を持って解決すべき課題に取り組むチームを武器として持とうと呼びかけている。自分で自分の舵をとりたいのなら、時にはでかすぎるビジョンを打ち上げないと強い力は生まれないとも。一理あると思わせる内容を力強く論じている。一読の価値ありと思う。
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瀧本さんの本は全て読もうと思う。
戦略的にビジネスパートナーを得るための具体的な方法が書かれている。
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チームワークとチームの違い。他者依存ではなく、組み合わせによって無限に広がる力。相手にまず価値をあたけられる人になる。
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気の合う仲間では組織は機能しない。必要なのは補完できる同志である。会社経営で人事は社長の重要案件です。大変参考になりました。
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真の友達は、一緒に遊んでいるだけでは出来ない。
同じ方向を向いて、一緒に行動したら、変化が…
2012年ビジネス書大賞受賞の瀧本哲史さんの新作