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もうあれから25年
2015/08/31 23:54
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nawade - この投稿者のレビュー一覧を見る
もうあれから25年経ったんですね。外国産ファンタジーを読んでいましたが全く面白いと思えず、グインサーガにも馴染めなかっただけに、この本に出会ったことにより初めて狭義のファンタジーの面白さを知りました。今読む直すと元がTRPGだった影響もあるのか朴訥とした群像劇っぽい印象も受けます。当時はエトやスレインの成り上がりに結構衝撃を受けたものです。カシュー対ベルド以外はわかりませんでしたが、世界情勢の説明とかも加筆されていたかな?シリーズ全体の主役としてパーンを据えたのは先生の好判断だったと思います。
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新装版が出たので、ものすごく久しぶりに読んだ。
なつかしいなぁこれ初めて読んだの小学生とかじゃなかったかな…と思いながら読んでいて、気付けば自分がスレインどころかカシューより年上になってたことに驚きを隠せなかった。
元がTRPGだけに、イベントごとにレベルアップしていくなあというのが分かりやすい構成だと改めて思う。そして、初めて読んだ時より自分に知識が増えているので、海外FTからの影響を受けている部分などが分かって面白い。
旧版も読み返したくなった。
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名作ロードス島戦記に加筆修正が加えられた新装版。
25年前の作品故古臭さはどうしても否めないんだけど、それが読みづらさには繋がっていないのがすごい。
加筆されたのは、終盤のカシューとベルドの一騎打ちの部分。
カシューの過去を臭わせるようなやり取りで、知っている人にはニヤリとできるかと。
神々が作り人間やエルフ、ドワーフ、モンスターたちが住む剣と魔法の世界を、戦士や魔法使い達によるパーティーで冒険する。
小説にしろゲームにしろ最近では滅多に見なくなってしまった設定だけど、やはり今読んでもとてもワクワクしますね。
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加筆訂正が結構あるということで購入。
冒頭から相当な加筆がしてあることが分かった。
本の厚さも全然違うし。
以前のものを引っ張り出して読み比べなければならないかな。
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物語の面白さはそのままに、更に厚くなってる。何度読んだか分からないけれど、何度読んでもやっぱり面白い。この辺が増えたのかな?と思う部分はあるのだけれど、確信が持てないので、旧版と読み比べてみたいなあ。
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懐かしい。今読んでも面白かった。プロットがいいだろうな。ただ、キャラはいまいち。特にパーンがダメ。昔読んだ時に感じた一巻の違和感これか。二巻以降、ディードのキャラが立ってくるとパーンが面白くなってくるんだけど。
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実はロードス島戦記を読んだことはありませんでした。
なので新装版が文庫でも出ると知って、これは読まねば! と。
そして読んで「なぜもっと早くに読んでなかった、自分!」となりました。
すごくおもしろかったです。
王道ファンタジーを読んだのは初めてかもしれません。
小学校の頃は名作と呼ばれているものを読んでいて。
中学でラノベレーベルと出会ってどっぷり浸かって。
もちろんラノベにだってすてきなファンタジー作品はあるけれど、ロードス島戦記とはちと違う感じですし。
冒険があって、絶対的な敵がいて。
読んでいえ、すごく引き込まれてしまいました。
これで勝てるんだ! って思ったときの安堵感。
そしてその後に起こった悲劇。
読後の「……はあ」という寂寥感。
メインキャラたちは最後まで立っていると思っていたからなあ。
だから余計にショックでした。
それが悪いとかじゃなくて。
決していいことばかりじゃない。
悲しみを背負って生きていくこともあるってこと。
困難を乗り越えていく登場人物たちに心を寄せてしまっていました。
水野良先生の作品は「魔法戦士リウイ」シリーズを読んでいまして。
そのシリーズにロードス島が登場したことがあって。
今こうして新装版を読んでみて、ああ、やっぱりそれぞれにすてきな魅力が詰まっているなあ、と思いました。
第2巻も買わなくちゃ(*´▽`)
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『2013年 11月 1日 初版 発行』版、読了。
新装版として新たに刊行された作品です。大幅な加筆修正があったようです。が、自分はこの作品自体、今回が初めてだったので、20年以上前に刊行された元版については未読です。それをふまえての感想です。
表紙絵は新たに描き下ろされたようですが、本文中の挿絵は一目見ればわかるほど「まんま当時」のモノ。そういう意味では新装版と銘打っているものの、復刻版的な色合いが濃い気がしました。
また文体というか文章表現にクセがあるように感じて、説明や状況描写が少し不親切な気がします。加筆修正した文章とのバランスが悪いんだろうか???
そして肝心の物語としては、キャラ立ちはしていたものの、基本、勇敢というよりは猪突猛進な「だけ」の雰囲気を醸し出す主人公や、その影響か、偵察はすれども騎士道精神が強いのか、罠がないとわかれば突撃をモットーとしている気がする、ほぼ戦術的な要素を感じなかったパーティ戦など…20年以上前の当時であるリアルタイムで読んでいたら印象が変わったのかもしれませんが「軍師」的なキャラがいなかったのが残念です。
とはいえ、属性や職業の異なる6人編成のパーティ冒険活劇として見るなら、そこそこ楽しめるんじゃないかと。それも今巻一冊で終了ですが。
今後の展開がどのように進展していくのか、これを機会にして、とりあえず新装版を読破していこう…とは、思いました。
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実は初読。
クリスタニアの方から読んでたので、英雄王とか砂漠の傭兵王とかのキーワードでちょっとドキドキ。
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その昔、ディードリットという魅力あふれるヒロインがいると聞いたことがある。
「あぁロードスね、ロードス」と何となく敬遠して四半世紀……新装版で復活したのを機に一気読み。
読んでみるとこれが王道ファンタジーの金字塔なんだと改めて実感させられます。パーンとその仲間たちの冒険はRPGみたいでワクワク。
また巻末にあるこの『ロードス島戦記』に影響を受けた豪華作家陣の解説も興味深かったり。
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今読むとさすがに古いと感じました。
物語の構成も粗いし、心理描写も弱ければアクション描写も弱いと感じました。
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日本の西洋風ファンタジーの草分け的存在、今読むと指輪物語の影響がモロにでた作品ですね。
聖戦をジハードと読んだのはこの作品が初ではないだろうか?
1990年アニメ化。
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十何年かぶりの再読.さすがに記憶と色々食い違っている.一作目でここまで進んでいたっけ? というのが一番の印象.
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20年以上も前に夢中になって読んだ本、TRPGのリプレイから作られたファンタジー小説。でも今になって読み返してみると、一つは話の進み方がいかにもゲーム的、TRPGリプレイを小説にしたのだから当然と言えば当然かもしれないが、そこはドラゴンランス戦記の方が小説としては完成されていると思う。小さなシナリオをクリアしながら次第に結末に向かってゆくというのも、ドラゴンクエストを進めていっているような雰囲気。割り切って読めばいいのかもしれないが。
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風景描写やキャラの行動一つ一つにキャラクターの心理が重ねられており、一緒に旅をしてる様な臨場感が感じられた。
設定等あまり細かく説明されていないけどその分さらさらと読めてしまう。
中立をあえて否定するストーリーテリングは斬新に思えたし、ラストシーンはあるキャラの名前の伏線回収も相まってかなり好きだった。