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材料、製法だけでなく、当時のシチュエーションその他含めて『思い出の食』なんだな。私にはそんなに大事な食、あったかな。。。
猫"ひるね"のカットが、小さいし沢山はないけれど、猫好きな私にはストライクでした
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うーん。可もなく不可もなし。物足りない。
桜の咲く前の話の後に梅雨の頃の話がきて、その後に桜の季節の話という並びは、あまり好きでないです。
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心と胃袋はつながっているんだな、としみじみ思った。
美味しい思い出は、しっかりと身体にもしみこんでいて、その思い出の味と再び出会うことは、そこからの新たなる一歩でもあり。
それにしても目で読むだけでこんなにお腹を刺激するなんて!!空腹時に読むのは避けた方がいいですね、間違いなく。
京都の街の四季と、謎解きと、美味しい料理、これだけあればもう何もいらない。
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旅行のお供に持参した一冊。一話一話、ほっこりと胸に染みて、旅行がより味わい深いものになった。食は自分の心と体を作り出すもの。それを取り巻く思い出は、どんな事よりも色濃く人々の記憶と心に残る。その一口がどれほどその人にとって大切なものになるか…改めて実感。たまらなく料理がしたくなった。私も誰かの記憶に、心に残る一食を作りたいな。
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「思い出の味、探します」
よくあるパターンのものなのかな?と思いながら、読み始めましたが、他のものとは違う感じがしてぐいぐい引き込まれました。父、流さんと、娘のこいしさんの掛け合いがとても面白く、味を再現するだけではなく、背景にあるものまですべて解き明かしてしまう、流さんがとてもかっこよく思えました。この食堂を訪れる依頼人たちも、謎が解かれ、今までとらわれていたものから解放されることで、新しい一歩を踏み出していく姿がとても素敵に思えました。流さんの作る料理がどれもおいしそうで、ぜひ食べてみたいです。
シリーズ化してほしいです。
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本の感想はおいといて。
生前、祖母が作ってくれたスープ。今は食べたくても食べられない。母が同じように作っても何かが違う。「食」の記憶って生々しいほど鮮烈。
甥や姪は母が作る唐揚が大好きでいつもリクエスト。何が違うの?と聞いたところ「おばあちゃんが作ってるからうまいに決まってる」らしい。
この子たちにとって母の唐揚は一生忘れられない味ってのになって行くんだろうね。
自分を思い出してくれるものが「味」ってのもいいな。
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思い出の味を作ってくれる料理屋さん。
推理力がすごいです。
でも料金おまかせって言われたら悩んでしまうー。
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京都の食堂の話
かとおもいきや
実は
食の
探偵事務所。
料理は
味付けだけじゃなく
環境や思い出も
スパイスになっている
ワンパターンで
少し飽きるとこもあったけど
人柄の温かさに感動
とくに
最後の肉じゃがの話は
最高!
2013.12.21
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何の媒体だったかは忘れてしまいましたがどこかで目にして気になりてにとった本。
こちらの作者は京都のグルメ案内本などを書かれているそうですね。
料理春秋という雑誌に立った一行「食捜します」の広告を掲載する、看板も暖簾もない京都の鴨川食堂兼鴨川探偵事務所。
○○食堂っていいですよね。実際のお店もだし、こういう小説も。そそられるし期待度もあがる。
はじめ慣れない関西弁、京都弁に読みづらさが否めませんでしたが、慣れればどうってことないです。読み進めれば読み進めるほど面白くなってきた。鴨川食堂のおまかせ料理はもちろんのこと、よりそそられたのはナポリタン。名古屋も京都も、全部行きたくなるね。お腹が空く小説は読んでて幸せになれますね。
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食を探します。ひっそりとある鴨川食堂。
父親と娘の二人で営む食堂。もう一つの顔が食の探偵。
所長は娘だけど、探すのは父親というなんか親子だなぁと言うところが楽しくもあり、父親の食を通じての洞察力(読んでてたらすぐ分かりますが)ただ者じゃないということ。
これを読んでたら、自分の食べている物ささいな物でも本当にひとつひとつ思い出になるんだなぁと思えました。
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架空の食堂が探偵事務所で、昔存在して味を覚えていた食堂でたべたものを食べるという趣向である。ある程度、現実の京都の場面が出てくるが、架空のものとして読んだほうがいい。卒論の合間に本屋で立ち読みを。
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「食 探します」それだけの一行広告に目を止めた客が辿り着くのは
京都に暖簾も看板もなくひっそりと店を構える食堂。
娘が要旨を聞き取り、元刑事の父が捜し再現するのは思い出の味。
雰囲気は良いが深みに欠ける。
初めての客に振る舞われる「おまかせ」をゆっくり味わいたい。
【図書館・初読・1/24読了】
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懐石料理からカレーまで、器や味にこだわった、
しかも美味しいものが、いつでも気軽に食べれる!
しかもかゆいところに手が届く!こんな素敵な食堂があったら・・・。
しあわせだよね~~~。
思い出の食を探してくれる探偵さん。
味の記憶はすべての記憶とつながっていくのだな。
ほんわかしたお話に心癒されます。
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終始ほんわかした雰囲気がよかった。
でも伏線かなって思ってた所が解説されないままだったり、少し物足りないかな…
一気読みじゃなく1日1話とかが良いかも!!
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柏井壽さんといえば京都の案内の本で何冊か読みました。
実際に書かれている箇所に行ったことも…いいガイド本です。
んで、その著者の小説、京都が舞台。
もと刑事が食を探す…コレだけでは判りませんね、糺の森とか下鴨神社の干支別のお社…あったあったと読んでいて思い出しました。
だが、物語の起承転結の転の部分が無いのかな?と感じてしまいした。
だがさっぱりとした読み応えというか、連作物ですしサクっとイケます。