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可愛い表紙と打って変わって中身はなかなか
(特に後半は)難解でした。
一貫して著者が書いているのは例えば、
いじられキャラ、毒舌キャラなどといった
「キャラ化」による人間関係について。
この「キャラ」によりスクールカーストでの
コミュニケーションが円滑化されるがキャラに
しばられて、身動きが取れなくなる。
エヴァンゲリオン、秋葉原事件は 楽しく読めました。
モンスターペアレントについて書かれた部分も
興味深かったです。
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承認に関する話が綴られた一冊。
因果関係についてもう少し説明してほしいところが何箇所かあった。
若者論は土井隆義が一番。
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学会誌、現代思想、こころの科学等に寄稿されたものが集まった本。
難しかった。わからない言葉がたくさん。
記事ごとに話題が変わるので頭を切り替えるのも大変だった。
・若い世代が「就労したい」と望むのは、基本的に「承認欲求」のため
・現代の若者にとって重要な価値を帯びているのは「コミュニケーション」と「承認」
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様々な観点からコミュニケーションや自信のキャラについて記載されている。
すごく気持ち悪かったのは秋葉原の件が筆者によって美化されているように読み取れた点。精神科医的な立場から見ると、これまで犯罪を犯した人の家庭環境などから同情せざるおえないものもあるとは思いつつ、不細工キャラとして繋げるには少々無理があるのでは。
ただ家庭内DVが親からのケースだけではなく、子から親へのDVがあることも改めて勉強になった。