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で猫も杓子もビッグデータ状態なIT業界なのだが、実際に何が出来て、何が出来ないか・・ということを真正面からちゃんと解説した本と言うのは意外にない。だいたいの本は、「ビッグデータで○○が出来る」系のあおり本か、テクニカルな解説を行っていて数学に慣れていない人には開いた瞬間から眠くなってしまうような本だ。そういった「何が出来て、何が出来ない」という話に真正面から答えようとするのが本書だ。ただし、実際の内容の半分ぐらいは「ビッグデータでなくてもできることはたくさんありますよ」という内容なので、ビッグデータ真正面からの本というわけでもない。
本書は「まずビッグデータを使って何かやらなければ」となった企画部門の人が対象であって、本格的に統計解析を学びたいという人は別の本を読む必要があるし、自分のテーマにビッグデータがふさわしいかどうかを真剣に考えたいという人には、また別の参考書が必要となる。そういった「まずは何が出来るの」を考えたい人にとっては巻末に実際の事例があるというのはうれしい処で、とりあえず何か上司にレポートを出さなければいけない、という時にはここをまとめるだけでも、時間を稼ぐことができるのではないだろうか。
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テキストマイニングを勉強したかったんだけど、間違えてた。
データマイニングとテキストマイニングは全く別物です。
でも、ここで分かったこと。分析手法が古臭いものであっても、大量のデータを対象にすることで明らかになること、以前とは格段に高い精度の分析/気づきが得られそうだ。
デシル分析
10のセグメントに分析することで、自社のビジネスがどの層によってなりたってるかを把握
RFM分析
Recently, Frequency, Monetaryのそれぞれでセグメンテーションを行い、顧客の動向を分析し、マーケティングに活かす。
これだけでも、小売の全量データを対象にすると面白い事が見つかりそう。
問題は、手を打つ箇所が見えたところでどういった手を打つか、即ちWhereやWhoが分かったけどWhenやHowどうするかだね。そこは経営者次第なのかもしれないけど、それを分析によって導き出せるとより価値が出てくると思いました。
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イマイチ思っていたような内容じゃないなぁ・・・
このまま最後まで、こんな感じだと無駄金になるなぁ。
ビッグデータ関係ないやん。
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巻末のIBMとアクセンチュアの方との対談がおもしろい。
「スモールスタートでビッグに考える」
ビッグデータについて、わかりやすく記されている書籍。現場の感覚も近い
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●向いてる人
ビジネスでデータを使って業務改革や課題解決をするテーマを推進する人。分析業務だけでなく、会社の中でデータを強みにして折衝する立場にある人(他部門の課題把握やプロセス改善の働きかけをする人)、そうなりたい人向け。
●向いてない人
手法としてビッグデータ分析を学びたい人。知識として高度なものを求めている人。
EXCELでできる分析だって会社に役に立てば良いから、とにかく分析をビジネスのアウトプットに繋げたい!という人はオススメです。