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礼儀・礼節を軸にしながら、3つの力「関わる力・聞く力・伝える力」に分けて、コミュニケーションの重要性を説く。この本を読んで思うのは、知っていることでも、ちゃんとできないことが本当に多い、ということ。文中にも出てくる「ABCDの法則(当たり前のことを、バカにせず、ちゃんとやる、これをできる人と言う)」をどこまで徹底できるか。これが徹底できれば、コミュニケーション力は格段に上がるだろうな。背筋を正して、何度も読み返したい一冊。
・人は見たままの印象で人を評価する。隠れた内面は関係ない。だからこそ、ネガティブな自分は出さなければいい。
・姿勢というは、姿に勢いがあると書く。勢いのある姿をしているか?
・かゆいところだけをかく。全てをかきむしらない。
◆初訪後に相手に印象を残す方法。
・名刺交換時に後でメールをしてもよいか尋ねる
・退社後、則、御礼メール。
・間を開けずに御礼の手紙
・再訪問
メールをしてもよいかと尋ねるセールスは稀だし、言った直後にすぐにメールをすると「仕事が早い印象」をつけられる。間髪入れずに、手紙の御礼文が届けば、他のセールスとは違う印象に。再訪問する時には、メール・手紙と2度の接触機会を作っている。接触回数を増やすことで、インパクトを上げる。
・断られた時には、自分の営業が何点だったか・その理由を聞き、答えてくれたら御礼を伝える。その上で、次回にはその点数を超えるので、再度チャンスをもらえるようにお願いする。仕事において、遠慮は美徳にあらず。
・ガミガミ言う上司がいたら、自分はなんてラッキーなのか!と思うこと。
・ほら吹きとうそつきは違う。ホラは大きな夢を語ること。そのあと、夢に向けて行動が伴えば、ホラは嘘で無くなる。言行一致させていくこと。
・自分が中途半端だと、人脈も中途半端になる。緩い関係を求めている人には、緩い関係しかできない。
・部下の大きなミスはしからない。大きなミスは本人もミスしたことがわかっているし、大きなミスの責任を取るのが上司の役目。が、小さなミスはおおいに叱る。このぐらいのミスといって見過ごされがちだが、小さなミスの先にこそ大きなミスが潜んでいる。小さなことを疎かにせずに、やりきることが大切であり、それを習慣付けさせるのが上司の役割。
・同じ内容を言っているにも関わらず、言う人によって受け手の印象は変わることが多いが、誰が語っているかではなく、何を語っているかに集中する。
・クッション言葉を上手く使う。大変言いにくいことですが率直に言わせて頂いてもいいでしょうか、など。プレフレーム。
・〇〇さんはどう思いますか?突然質問を振ることで、相手を会話に集中させる効果がある。聞いていなかったとしても、不快な態度を出さずに、もう一度丁寧に説明する。
・迷ったら困難な道を選ぶ。向き不向きより前向き。やらない後悔より、やった経験。
・駄目なものは駄目と言う。NOを突きつけることで人は成長する。
・できません→できかねます。わかりません���わかりかねます。否定語を肯定後にすることで、表現が柔らかくなる。
・カマスの話。金魚とピラニアの話。
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コミュニケーションで大切な事を関わる力、聞く力、伝える力の3パートで構成されていて読みやすいしわかり易いが、これから社会人になるような人を想定しているので、自分にとって目新しい事は殆どなかった。
「礼儀正しさ」がコミュニケーション向上には非常に重要だと言う事が本書の一貫した主張。
気に入った言葉
「成果を出す最大の近道は、今目の前にある事に手を抜かない事です」
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なるほど、へーっと思うところもあったが、個人的にはこんな営業マン嫌だなと思うシーンが多々あった。
カマスとピラニアの話は使えるネタだと思う。