紙の本
題名の通りすらすら読める
2020/07/31 22:26
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投稿者:Tomochan - この投稿者のレビュー一覧を見る
兼好法師の徒然草の引用箇所の現代語訳と
解説を楽しむことができてよい本だと思います。
題名の通りすらすら読めます。
古典に興味がある人もそれほどない人も楽しむこと
ができる本です。
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有名だけどなどういう事が書かれているのか分からず興味があった。
対比もできるし説明もとてもわかりやすい。
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タイトル通りすらすらと読みやすいように纏められています。
徒然草の全てが記されているのではなく、約4分の1が記してあります。
原文と日本語訳が上下に載っているので非常に読みやすいですし、テーマ別に分けられているのもわかりやすさの助けになっています。
今という一瞬・生と死というのが全体に流れるテーマになっていて、人生観について考えるのに非常にいい本であると言えます。
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中学か高校以来の古典。純粋に国語の勉強としてではなく、文学を楽しむ気持ちで読めた気がする。
しかし昔の記憶でも覚えてるところは覚えているなあ
雪のおもしろう降りたりし朝
ちゃんと今をしっかり生きろよって伝わってくるし、現代の自己啓発本なんかに書かれていることは大抵昔から変わらない大事な心がけなんだなとよしなしごとに。
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すらすら読めた。鎌倉時代から今にも通じるエッセイ。古典の原文はお手上げだけど、対応訳がついているから、すらすらよめた。
そして最後の頃は対訳読む前に内容理解できちゃった。
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つれづれなるままに…が有名ですが、この本の奥深さは読む前まで見誤っていた気がします。
兼好法師の人生観だけでなく、美学、ありがたい話、質素な生活のしかた、そして死生観まで、今をどう生きるかを短い言葉でひたすら語りかけるところが、とてもよい。
また、現代仮名遣いが原文の下にあることで、対訳を捉えやすく、
訳文だけ、解説だけでも楽しめる構成となっています。
この本の著者による解説も素晴らしく、徒然草の解説だけでなく、方丈記やセネカの思想など、それらを交えて解説するわかりやすさは見事。タイトル通り、すらすらと読めてしまいます。
次は『方丈記』を手に取ってみようかと思います。
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方丈記ともに購入。
方丈記がとてもさくさく読めたので期待して読み始める。
「つれづれなるままに、日暮らし、硯(すずり)に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。」
こちらは、これ以降、なんとなく読み進めることができず。
方丈記の方はなんとなく時系列だったのですが、こちらはエッセイ集めた短編集みたいな感じで、作者にあまり思い入れのない私としては、脈略ない文章を読み進めることができず途中で断念。。。
読了すれば多分思うこともあったと思いますが、ちょっと無理でした。
三大随筆のもうひとつ、枕草子はどうしようかなぁと考慮中。
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兼好は「残酷にも老いと死は待ってはくれないし、突然に死がやってくることもある。だから、他のすべてをかなぐり捨ててでも、今すぐに、自分が成し遂げたいと思うことだけに集中すべきである」と語る。600年以上前の人の言葉が自分の心に響くというのは、すごいことだ。時というフィルターをかいくぐってきた古典パワーだなあ。