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CRTよりも目に優しいと言われた液晶ディスプレイから放たれるブルーライトは眼にダメージを与えるという。そんなことも含め、人間が「リズム」を基本に命を長らえていることがよくわかる。喰う、寝る、食べる、があらゆることの基本かと。
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ブルーライトが単に眼に悪影響というだけでなく,癌や精神疾患にまで影響する分子的システムが良く理解できる.人間の体の細やかさが現代では諸刃の剣になっているということだが,逆に言えば人らしからぬ生活を現代人は行っているといえる.自らの生活を顧みたい.
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ブルーライトのことはそれほど意識していなかったが、スマホにして眼精疲労が増したのは間違いない。
まだ研究が進んでいるところだろうが、加齢性黄斑症の増加がこれかと。
アンチエイジングにまで話は進んで子供のためにも豆電球は消すことにした。
一箇所研究者が怪しい実績があったが、なかなか読ませた。
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[ 内容 ]
スマートフォン、タブレット、LED照明…今や日常生活の至るところで、我々が否応なく過剰に浴びているブルーライト。
実は、その光は眼に、人体に深刻な影響を与えている。
眼精疲労や加齢黄斑変性など眼への影響だけではなく、夜間に過剰なブルーライトを浴びると体内時計が壊れ、心身に変調をきたすのだ。
LEDディスプレイから発せられる、そうした光をカットするPCメガネの登場など世の中の関心が高まるなか、増え続けるブルーライトの使用に警鐘を鳴らし、対策を伝授する。
[ 目次 ]
第1章 ブルーライトはハザードか?(空はなぜ青いのか?;網膜へのダメージ ほか)
第2章 ブルーライトはどこから出ている!?(端末から放たれるブルーライトの量;日本人は世界一明るい照明が好き? ほか)
第3章 ブルーライトと時計遺伝子(体内時計はなぜ二四時間周期なのか?;「第三の視細胞」の発見 ほか)
第4章 ブルーライトと健康(明るさは豊かさの象徴か?;光で迷子になる生き物たち ほか)
第5章 ブルーライトとの付き合い方(ブルーライト二つのルール;多すぎるブルーライトをカットする ほか)
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]
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近接して、長時間強い光を見続けるというのは現代社会における精神的生理学的脅威である。そのリスクが広く社会の共通認識となってほしい。
紫外線が危ないのかと思っていましたが、もっと広く身近な危険があったのですね。
そういわれてもなかなか手放せませんが。
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ブルーライトのいいことわるいこと、深い!
ただ、ブルーライトの話は面白いけど、作者の睡眠に対する理解はいまいちな気はする。
P178 7.5時間が理想的、90分サイクルだからちょうどいい、 という記述あたりとか。
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ブルーライトを長時間浴びるとビジュアルサイクルが追いつかず、目のかすみや視力低下の原因になるだけでなく、網膜に不要な老廃物が溜まり炎症の原因になる。また、就寝一時間前のメールチェックはエスプレッソコーヒー2杯分の覚醒作用があることも分かっている。他方、ブルーライトを浴びることで認知症の進行を妨げる研究結果が報告されている。ブルーライトをハザードとしてのみ捉えるのではなく、正しい知識と情報を持ち、今後どのようにして付き合っていくかが肝要。
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スマホやパソコンはもう手放せない境遇である今、必要な情報でした。
太陽の光エネルギーがなければ、生命の誕生や進化はありえない。地球に生きる生命は皆、体内時計を身につけ、1日24時間の体内リズム=サーカディアンリズムを刻む体内時計を遺伝子の中に受け継いできた。
体内時計は脳の視床下部にある「視交叉上核」というところに存在する。
朝の強い光をキャッチすると眠りを誘うホルモン=メラトニンの分泌が抑えられて覚醒し、夕方になり暗くなると分泌が活発になり眠くなる。
強く明るい光=ブルーライトである。
ブルーライト
目で見ることができる光(可視光線)のなかでもっとも波長が短い、強いエネルギーを持つ光。角膜や水晶体で吸収されずにストレートに網膜まで到達してしまう。
ブルーライトのハザード
①サーカディアンリズムの狂いによる健康被害
②目への影響 ダメージ
ブルーライトの夜の過剰な光により体内時計が狂い体調が悪くなる。
スマホやパソコンの光、LED照明など注意が必要。
子供への影響大である。
赤ちゃん 生後2ヶ月からサーカディアンリズムがあらわれる。体内時計が明確になるのは5、6歳。早寝早起き十分な睡眠。ベッドサイドは暗くする。
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文字通り、ブルーライトの体への影響を書いた一冊。
現在はLEDライト全盛なので非常に恐ろしく感じた。
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朝日の入らない北向きの部屋だと朝起きられないのは当然だったのかな
日本人は明るいのが好きなことがわかった
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本書の真の目的は、決してブルーライトの危険性だけをみなさんに警告することではない。
なにしろ、ブルーライトが人体に与える影響についての検証・研究は、まだ始まったばかりだ。これほど長時間ブルーライトを見つめる暮らしは人類史上初のことなので、10年後、20年後、100年後、僕たちの心身にどのような影響を及ぼすのか、それはいくら現時点で最先端科学を結集しても予測や仮設の範疇を超えない。そういう意味では、僕たちはまさに人類史上初め、いや、生命史上初の「壮大な環境実験」の中で生きていると言っていいだろう。
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タイトルから想像される内容以外にも、視覚の仕組みについてやそもそも光についても書かれており、知識が増える。タイトルがちょっと尖り過ぎなんじゃないかと感じた。