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18通りものダメ部長のパターンを列挙し、その部長に対する側の対策も記されている。誰でも少なからずどれかに当てはまると思う。まずは自分の言動特性を振り返りどういう価値観を持っているか確認できる。まじめな本であるが筆者のアセスメントに対する厳しい姿勢も感じ取れてみが引き締まる思いもした。なかなか自分の特性や能力を冷静にたな卸しする機会も少ないと思うのでこういった本をきっかけにやってみるのも大事だと思う。
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冒頭からダメ部長のオンパレードで面食らいました(笑)が、ダメ部長への対策というか対処法、部長と課長の役割の異同、そして部長の能力開発について丁寧に解説。特にダメ部長の能力をいかに開発するかを詳述しています。どんなコンピテンシーを伸ばし改善するかなどに説明の力点が置かれていますが、その手法自体には新鮮味なかったので、むしろ部長に求められる役割についてもう少し紙面を割いて欲しかったなと。部長というミドル層のキャリア形成やモチベーション維持は重要性を増しているし、個人的にも関心あるところなので、考えを整理するのに有益な一冊でした。
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日経の広告をみて、スグに書店で購入し、読み切りました。
もちろん、自身が部長ではありませんが、どの様な能力をアセッサーが見定めているのかが、よく理解できました。
ただし、理解したからと言って、小手先の対応だけで済まないということも。
本書で解説している様に、アセッサーは、面接や行動演習などを通じて、対象者の言動特性を観ています。
言動特性は、対象者の今までの生き様がそのまま写し出されるそうです。
自分も数年前に面接方式のアセスメントを受けましたので、受講後のフィードバックで実感しました。
他に本書で感銘を受けたのが、リーダーシップとマネジメントの違いについての解説です。
自分は、今の激変の時代には、変革するためにはリーダーシップありきであり、マネジメントは管理・統制に主眼をおいた受動的イメージと理解してました。
しかし、本書ではマネジメントの包括性・奥深さ、リーダーシップをマネジメントの下位においているということを、冷静に解いており、その論に納得しました。
近年のリーダーシップ論の学者の主張に、自分は少し引っ張られていたかなぁと実感。
また、自身のマネジメント能力開発手法についても、詳細に解説しており、早速試してみようと思いました。
マネジメント能力は、人として他の人達と関わりながら生きて行く以上は、どの様な立場の方でも必要な能力だと思いますので、その部分だけでも必見の価値ありだと思います。
自分にとっては、期待以上の良書でした。
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マネジメントのヒューマン・アセスメントについての解説書。部長としてどう仕事に取り組むべきかというような自己啓発の書ではない。マネジメント能力はいつからでも開発できるという主張には賛成です。
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①とりあえず、円満至上主義を自覚し、プロセス・スケジュール管理と整理整頓を徹底する
②部長の仕事は改革・創造とチーム力の発掘
③信頼性はコンプライアンスの徹底や規則・ルールの遵守といった基礎的な行動
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2013年の本の為、ちょい古いビジネス書
課長と部長の違い。マネジメントの考え方。
事例もあるが、古い体験談。