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タイトルのキャッチーさに、最初は手に取るのを躊躇したものの、目次をみたところ、ひかれる言葉がたくさん。
最初に気になったのは、トラウマは存在しない、のくだりだったが、読み進めてみると、まさに”嫌われる勇気”のところは強く共感できた。また、”すべての悩みは対人関係”のくだりも、自分の人生と照らし合わせて、そのとおり!と腹落ちした。対人関係で悩み、苦労したことのある人であれば、共感できる部分は多いと思う。
といいつつ、正直、ビジネスの世界に生きている人が、アドラーが提唱している思考で生きていくのは難しい気がする。それでもなお、アドラーのような思考で生きて行きたいと願うし、そのために定期的に読み返したい本だなと思った(実際に1度読んだだけでは理解できていないことも多く、もう一度読み返したくらい。2回目はより共感できるところが増えた)。
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発想の転換である。生き辛さの原因は全て人間関係であるという論理は一見乱暴のように感じるけれど、本書を読み進めると非常に納得感のある論理であることが理解できる。
人生とは自分の心も持ちようによって決まるものであり、辛く、生かされていると感じられるのは、勇気が足りないからであるという著者の論理は平易かつ明快だ。もっと早く出会っていればと悔やまれる限りだが、これからの人生が楽しくなるようで、何とも爽快な読後感を感じる。
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今の自分が病んでいる(気持ちが)からか、納得しながら読むことができた。やはり、本はタイミングなのだと思う。
中身は考えさせられることが多く、これからも何回か読み直していきたい。
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アドラー先生の言葉は思い当たる節ばっかり。
今こうなってるのは自分のせい。リスクとる勇気がなかったんだよな。
強く思い、踏み出さないと、このまま何も変わらない。
承認欲求に振り回されずに、意味のあることをしたい。
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人は変われないんじゃない、
「変わらないでいよう」と自分で決めているだけ。
序盤からグサグサ刺さりすぎて後半の理解が追いつかなかった。
読み返しながら、少しずつ理解していきたいと思う。
自分から周りに働きかけ、貢献できたと感じることが大事。
他者からの評価は関係なく。
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アドラー心理学の入門書。アドラーはフロイト、ユングと並ぶ三大巨頭のひとり。カーネギー、コヴィーもアドラーの思想に影響を受けている。
まるきり新しく聞く思想ではないのだけれど、読んでいて胸が痛くなる。真理は胸に痛い。笑
哲学。アカウンタビリティ。
以下、備忘録。
・トラウマは存在しない
・あなたの不幸はあなたが選んだもの
・劣等感は「主観的な解釈」
・お前の顔を気にしているのはお前だけ
・承認欲求を否定する
・「あの人」の期待を満たすために生きてはいけない
・他他者の課題を切り捨てよ
・自己への執着を他人への関心に切り替える
・叱ってはいけない、褒めてもいけない
・人生とは、連続する刹那である
・人はいま、この瞬間から幸せになることができる
ソクラテスは自身の手による著作を残さなかった。アドラーもそれに近い。学びは対話の中にこそ生まれる。
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自己啓発本の類は年齢的に手遅れを知るといった結果が残念なので避けている。それでも引っかかるものがあったので購入。
対話形式がこそばゆかったがなんとか読み切ったという感じ。
自分が抱えている問題部分に当てはめて考えるのが正しい用法なのかも。
それなりに興味深かったが、しっくりこないのは理解が浅いからかもしれない。キンドル版。
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評価は★3ですが、これは自分が理解しきれていないからというのが大きい。
承認欲求を否定しつつ他者貢献が大事だと説く。
自分の問題には人を立ち入らせない、人の問題にも立ち入らない。→でも他者貢献は大事らしい。
見返りを求めるなってことらしいのですが、上記の違いがまだ良くわかっていません。
分からなかったなりに、納得したところもあり。
自分は他者の期待を埋めるために生きているわけではない(逆もまた然り)。→ちょっとゲシュタルトの祈りを思い出した。
人に見返りを求めるから、誰かに手を貸した時に、予想通りの反応が返ってこなかったり拒否されると、悲しくなったり怒りを覚えたり自分の価値が無いと思ってしまったりするのかと。
自己他者分離がうまくいっていない自分にはちょっと耳が痛い。
この本は、全編教師役の「哲人」と生徒役の「青年」の問答で進められる。上記の分かりづらかったところを、もう少し青年にツッコんで聞いてもらいたかったところです。もう1回読むか…。
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皆様が書かれている「すごい本」という言葉の意味が分かる。
まだまだ、感想を書くまでの理解はしていないのだとは思いますが、
ただ単純に、
『何度も繰り返して読んでしまっている一冊』に
なるんだろうと読み終わった瞬間の心境。
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「嫌われる勇気-自己啓発の源流「アドラー」の教え-」読書会
日付:2014/4/17 作成者:とことこ(大塚 拓)
〇この本を一言で表すと?
現代日本の劇薬的(一般常識へのアンチテーゼ)な自己転換書
〇全体の感想・その他
・ キーワードだけをとってしまうとどうしても極論で反発したくなってしまいそう。前提条件や背景にある考え方を全て理解しないと受けいれるのは難しい考え方だと思った。
・ 自己啓発の源流とある通り、コヴィーさんの7つの習慣や第8の習慣など、アドラー心理学を基にした自己啓発書は多いと思った。ただし、どれももう少しソフトに書いているとは思いますが。
・ 青年が最後に納得したことに納得できない。あれだけ反発していたことがたくさんあったのに一つ一つどう納得したのかが見えない。
・ アドラー心理学を理解するのはこれまで生きた年数の半分は必要。今知れたことはとても重要で、全て受け入れられるものではないが、50歳くらいになったときにどういう考えになっているか楽しみ。
〇よかった点
・ 目的論:同じ過去だからと同じ人格になるわけではないというのは納得。どう目的と意味づけを行って自分の道を選んでいくのかを考えたい
・ 使用の心理学:新しいものを獲得していくことに目を向けるのではなく、自分の持っているものを掘り起こしていく
・ 承認欲求:他人に認めてもらいたいという気持ちは普遍的な欲求であるが、それにとらわれると自分の自由がコントロールできなくなる
・ 貢献感:「幸福とは貢献感」ただし、見返り求めるのではなく、自己でそう感じること。
・ 自己受容:自己肯定ではなく、自己受容。まず60点である私を受容し、次にどうするかを考える。
〇気になる点
・ ほめることの否定:ほめることを奨励した本や勉強会(プレゼン練習会も)は多い。また、子育て本でほめることを否定しているものは見たことがない。ほめることは上位の視点からの評価を下すことで他者への操作になるとかほめられてくれる人がいなかったら適切な行動をとらなくなるはある程度は納得がいくが、全てがそれにあてはまるとは思えず、ほめるのをやめようとは思えない。
・ 子育ての距離感:子供がどうなろうが子供の課題であり、頼られたら支援はするが放置するというのは高校生以上になった子供にはわからないでもないが、幼児や小学生でまだ世の中をわかっていなかったり、目先の楽なことを優先してしまう欲求に対して、親としてある程度道を見せてあげるのは重要ではないかと思う。
・ 鬱や引きこもり:鬱は病気として認定されているものであり、自己の目的のために作り出したとしてしまったら、このSE業界は大混乱しそう。一般化するのは難しく、個人の課題として取り組むものとしてはいい考えだと思う。
〇みんなで議論したいこと
・ 「嫌われる勇気」とはどう解釈したか?
-好かれる嫌われるは他者の課題であり、気にしてもどうにもならない。自分自身のあり方に勇気を持って、選ぶ道を決めるべきである
・ ほめることについて? ほめることをやめるか、どうするか。
・ 承認欲求について? 認められたいにどうしてもとらわれてしまう。特に好きな人に…。
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安藤美冬さんが2013年読んで1番良かった本!とおすすすめしているのを受けて読みました。
すごく考え方が変わるというか、今までの概念がぶち壊されて、すごい打ちのめされました。
あとの感想はブログにて
http://ameblo.jp/aykpatoranran/entry-11787244063.html
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『目的论』可说明手首切割的理由。个人心理学又アドラー心理学、by Alfred Adler。 An inferiority complex or a superiority complex?
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なかなか挑発的なタイトルだが中身はいたってまとも
アドラーの心理学をわかりやすく記載
対話形式なのも読みやすくていいところ
内容は非常に実践的な哲学のような印象を受ける
学術的な心理学書の内容より遙かに共感できる内容
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今の自分にはぴったりの本だった。
救われたような気分。
過去に何があったって、人からどう見られてようとも嫌われてようとも、そんなことは気にかけない、「この人はわたしになにを与えてくれる?」じゃなく「自分はこの人になにを与えられるか」を考えること。他者貢献。目の前の小さな所属感が失われてたって、もっと大きな共同体には属している。今までどんなことがあったとしたって、今を真剣に丁寧に生きること。
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たなぼた。
幸せとは貢献感。
たしかに、あの人のために自分が何ができるかを考え、勇気をもって行動し、喜んでくれたなら、嬉しくなる。
わたしと、あなたで共同体は成立する。
わたしと空でも共同体は成立する。
わたしと●●を一つでも増やせることが、大切と思える