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健気なふたり。
2016/08/27 19:20
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:nachi - この投稿者のレビュー一覧を見る
大宮良い奴だな。
コールボーイが急に家に押しかけて、そのまま流されるってすごいけど、「運命」とか「巡り合わせ」とか世界が滅亡するかもってときに感じちゃうのはあることかもしれない。そんでもって相手がハネちゃんだったからは絶対でしょう。
恋愛貧乏体質だし、ちょっとマイナス思考なのがもどかしいけど、大宮が大好きすぎて恐れ多い感じから、一生懸命に仕事にも打ち込む感じも、ハネちゃんの不器用さがほんと可愛い。
友人の祐太もなかなかナイスですよ。
致してるシーンは結構ボリュームあるというか、幸せな感じして良かったです。
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少々強引な設定かな
2019/03/12 14:20
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さなにょろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
受けが攻めを好き過ぎて、嘘をついてしまった物語。
その嘘が元で二人は親しくなるわけですが、それが後々受けを苦しめる。
悪人は出てきません。
攻めは少し強引ながらも、一貫して優しい。
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切なくて甘い恋人ごっこから始まる恋物語。コールボーイ・イチゴと己を偽り、片想いの相手である大宮と一夜を過ごしてしまったハネちゃん。実は大宮とは同じ会社の同僚だけど、大企業の中で影の薄い存在である自分のことなど憧れの的である彼の眼にとまることなどありえなくて、それを逆手にとっての一世一代の大嘘だったのですが。
いつも強烈にクセのあるキャラを登場させてくる作家さんですが、今回はなんと淫乱なコールボーイと偽って後に引けなくなる、健気でちょっと抜けてる総務課勤務のハネちゃんという男子が主人公です。このハネちゃんが、とてもかわいかったです。なぜ、コールボーイ?しかもなぜ自らHが大好き設定にしてしまった?その嘘で完璧通せると思ってるようですが、どう見たって詰めが甘くてバレバレなところにクスッとさせられちゃいます。
結局ハネちゃんは嘘を嘘で塗り固めて、大宮に自分の恋心を告げることができなくなってしまいます。
まぁ、その嘘も大宮の会社での立場とか彼の身を案じてのことなので、読んでいて不思議と不快感がないんですよね。それだけ、ほんと一途なんです。
やっぱり受の性格のよさというのは大事です。どれだけ大宮のことが好きか読んでいてひしひしと伝わってきました。
大宮がとても明るくてやさしくて、ハネちゃんのことを大切にしていてキュンとさせられました。
あと、ハワイの話がよかったです。新婚旅行はハワイと言っていた大宮の言葉にものすごくショックを受けていましたからねw
とてもスイートな話でした。
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すごくきゅんきゅんしちゃいました。 皆さんの感想が結構好評で切ない感じと書いてあったので初読み作家様ですけど、購入しました♪ あらすじからもっと暗い設定もしくはコメディ?と思ったんですけれど、それなりに楽しいし なんかすごく可愛くて一生懸命で良かったわ♪
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初読み作家さん。
攻め:大宮崇央
受け:羽野木沢梗
同じ会社のさわやかでかっこいい営業マンに一目ぼれして2年。彼が同性に失恋してゲイかもしれないと悩んでるところに出くわしコールボーイの真似をして関係を持った梗。向こうからは二度と会えないし一度きりと思っていたのに会社のパーティで見つかってしまい、、、。
受け子ちゃんの梗が天然さんで可愛い。
でも可愛いだけじゃなくて強い意志もある。
恋ってどういうものなのか、やっと分かった梗の感情がピュアで良かった。
エチシーンが結構長く濃厚な描写で読みごたえがあった。
めばるさんの挿絵も初めてだったかも?この文体の攻めのイメージはもっとしっかりした感じなんだけど、まあでもこういうものかな?
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気になっていたけど、帯でちょっと手を出してなかった・・・・のが悔やまれる。
すごく素敵なお話でした。
2年想い続けた会社の先輩がもしかしたらゲイかもしれないと知り、コールボーイに成りすまして一夜の関係を持って。
半年後会社のパーティーで先輩と話す機会があってからどんどん距離が縮まっていく。
コールボーイとはバレてないけど、嘘が重なっていくのに辛くなる受け。
でもお互いがホントに大切に思い合う気持ちが伝わってきて、ホント甘い甘いお話。
くっついた後のお話もすごく良かったし、なんだかほんわかして、めばる先生の絵が合ってた。
あぁ、久々にきゅんきゅんした!
☆4.8
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一度きりの思い出にするつもりでコールボーイのふりをして想い人と身体を重ねたことから始まる、嘘が引き寄せた恋の話。ハネちゃんのゲイ友の祐太が地味に好きだったので、もう少し絡んできてほしかった。しかし、できれば始まりの短編である『世界の終わりに星が降る』は本編の前に収録してほしかった…。
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羽野木沢梗、あだ名ハネちゃんが2年想い続けた営業部の大宮とコールボーイと偽り出会うことから始まります。
ハネちゃんの嘘がぐるぐるして恋慣れない可愛いさ、大宮の懐深さと逃がさない貪欲感が良かったです。
優しく甘いお話でした。
最初はハネちゃんの好きが空回りするくらい大きく感じますが、そのうち大宮の好きが大きくなって、とにかくハネちゃんを甘やかす溺愛っぷりと、ちゃんとハネちゃんの男気を理解してる所が善きでした。