紙の本
訴訟について関わる機会が少ないからこそ、読んでおいた方がいいと思いました。
2017/01/28 16:13
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投稿者:ライト - この投稿者のレビュー一覧を見る
この本、いいですね!
何となくタイトルが気になって購入してみたのですが、私のような一般人には中々馴染みのない裁判や訴訟について、ホントのところがわかりやすく書かれていましたね!
「弁護士が増加してることで各々の質が低下していること」「弁護士は頭が良いというだけで、口達者ではないこと」といったことから、自分で訴訟を起こすときの手順や解説まで書かれていて、この作者の方は本当に様々な経験を踏み、自ら行動されたのだ、ということが伝わってきました。
本人訴訟は、この作品にも書かれていたように本気の覚悟と度胸が必要だと思います。ここまでの決心をされる方は少ないと思います。ただ、訴訟を本気で考えている方にとって、この本は非常に役立つと思います。全て解説つきで流れや手順も載っていますので、全部専門家任せにするのではなく、この本の内容を参考にしなら専門家と相談して進めていくのもいいのではないか。少なくとも、私が「訴訟」を本気で考える事態になったときには、そうしようと思いました。この本、大切にします!
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# 書評☆1: やっぱり!最後は本人訴訟 | 弁護士や裁判官への不満ばかりで肝心の著者の経験談やWebサイトもなく参考にならない
## 概要
- 書名: やっぱり!最後は本人訴訟
- 副題:
- 著者: 住友, 瑞人
- ISBN: 9784434186905
- 出版: 2014-01-08
- 読了: 2022-05-13 Fri
- 評価: ☆1
- URL: https://book.senooken.jp/post/2022/05/13/
## 評価
本人訴訟に興味があり、ページ数が少なく、当事者の体験談として参考にしたいと思って読んだ。
事前にアマゾンのレビューで評価が低かったので心配だったが、事前の評価通りの内容だった。
本人訴訟した理由や、体験談、注意点などを期待して読んだのだが、期待した内容がほとんどなかった。
記載されていたのは、弁護士や裁判官への不満や問題点などをひたすら列挙したもので、具体的な内容は他の情報に譲るとして記載がなく、肝心の体験談の部分もほとんどなかった。
## 参考
> ### p. 33: 裁判費用の8〜9割は弁護士に支払うお金
裁判費用について記載があった。日本弁護士連合会で「弁護士報酬規定」というのものがあり、民事の場合勝訴額ベースで、着手金が2-8 %、報奨金=4-16 %とのことだった。
> ### p. 36: なぜ、最後は弁護士を立てずに自分の手で訴訟を行ったのか
本書の読者の目的の一つであろう、本人訴訟を行った理由について関連する記載があった。
公式WebサイトのURL (http://riki-hitoshi.jp/courts.shtml) の記載があったのだが、リンク切れで閲覧できなかった。そして、「なぜ、自分で訴訟を起こそうと思ったのか?」という本文内の質問にすら、明確な回答はなかった。弁護士や裁判官に対する文句がこの後書かれているが、著者の明確な理由はなかった。
> ### p. 81: 裁判所の相談センターで添削してもらいましょう
訴状を提出する際は、裁判所の相談センターで添削してもらうことができるらしい。裁判所も予定がぎっしり埋まっているというわけでもないので、応じてもらえるらしい。
## 結論
本人訴訟の参考にしたいと思って読んだのだが、全くの的外れだった。
Webサイトはリンク切れで、肝心の内容をほとんど知ることができなかった。元々タレントで問題があって本人訴訟を起こしたらしいのだが、今となってはほとんど情報にアクセスできない。何か問題があって閉鎖したのかもしれない。
情報源として参考にならない、時間の無駄な本だった。