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第20回電撃小説大賞<金賞>受賞作品
よくある学園怪異物。
という印象で物語は進み、
いや、結局はそうなんだけど
「え!?そうくるのん!!?」
って展開に驚かされるそんな作品(何
導入からの流れとか設定がちょっとチャチというか、
雑だなーと思いつつもそれなりに楽しみながら読め、
後半の展開は驚きと共に切なさが滲み出ますね。
なんか同じ様なこと2回言いましたが、
ネタバレしないように書くとこんな感じじゃね?w
青春物にアレルギーがなければとりあえず読んでみて良いと思います。
ちょっと切ないですけどね。
そんな感じ。
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電撃小説大賞の金賞という文言に興味を持ち、読みましたが、、、納得しました。切ないけど、気持ちがいい作品でした。
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時雨沢先生の行ったとおり、騙されました。
ほっこりと切ない気分になりました
これは二度読むべき
レビュー待機
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いいね。ラノベって久々に読んだけど、いい感じに大事なことも入ってる感じ。世界観に引き込まれてしまった。幽霊?のお話だった。
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そういうことだったのか、と思わせる仕掛けを含め、しっかりした構成のきちんと完成した物語。終わり方も良いと思う。この作者のファンタジーでない作品を読んでみたい。
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内向的主人公に、怪談設定。
ありがちな話になるのかと思えば、
最後は予想を裏切ります。(いい意味で)
多少主人公の思考に、短絡的な点は有るものの、
作中を通して人物の内面的成長が見て取れ、
非常に気持ちいい読後感でした。
前を向いて生き続ける事。
当たり前だけど大変な事。
それでも頑張れ若人達よ。
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ラノベ感満載の表紙に騙されました!いや、ラノベなんですが。章ごとにちょっとした違和感を感じつつも、なんで違和感を感じるのかわからず・・・。主人公の落ち着きっぷりや、慌てふためきっぷり。読み終わって、「そういうことか!!」で、「え、でもいつがそうなの!?」となり、もっかい読み直してしまいました。これが処女作なんて!
幽霊や精霊が出てきて、人間でありながら学校の七不思議になっちゃうなんてファンタジー色が強いですが、超心配性の主人公の青春小説が基軸ですので、「ありそう!」って感じてしまいます。ラストはほろりとほろ苦く、青春って甘いだけじゃなかったな〜なんて思い出しつつ、主人公の成長していく姿が胸を打つ作品でした。このトリック、気づかなくて良かった!!
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出だしの進み具合からほんわか作品をイメージしていたのに、後半へ進むにつれてどんどん内容が濃密に…。よく考えられた構成に「なるほど!」と思わず声が出て、ラストでは思わずほろりとするシーンも。
電撃小説大賞『金賞』はダテじゃない!
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「中崎くん」と「てんこさん」の会話が漫才みたいでおもしろい。
中崎くんの成長?立ち直り?を温かく見守るてんこさん?
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自分が七不思議に選ばれたり、精霊的なやつがいたりとファンタジー要素はあるが、舞台は普遍的な学園。そこでの日常と、学園内での事件の起こりがいい間隔で描かれており、テンポよく読める。
中崎君と朝倉さんのやり取りは見ていてヤキモキさせられるし、堀田はマジでうざいし、七不思議の力を使った中崎君の活躍は本人と同じく地味ながらもいい味を出している。いい物語には読者を不快にさせる人物が欠かせないと思っていて(当然作品によるけど)、堀田を始めとした不快キャラの不快さと、その先にある爽快さも魅力。
本の帯に書かれていた、時雨沢さんの「読んだ貴方は騙される。読んだ私が騙されたように。」という感想が頭に残っていると、中盤以降を読んでいるときにちょっとした違和感があるけどその正体が分からず、読み終わったときに「なるほど」と思わせる作りもよかった。
最後は希望を持った終わり。でもやっぱり、彼女との未来がなくなってしまったことが苦しい。彼女との未来はどれだけ願ってもありえなくて、それゆえラストが映えるのだけれど、そこだけは、ただただ切ない。
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病院で診察を待つ間に一冊読み終えてしまった。それはともかく、コミカルで、だけどハートウォーミングなお話。ちょっと子供っぽい。ということで、なんでメディアワークス文庫で出したのかが不明。電撃じゃねぇの?という疑問。むしろ、あれかね。電撃だと、オンラインゲームの世界のような異世界に飛ばされて俺tuseeeeee!でないと出してもらえないの。
とまあ、嫌みはともかく、そういう素直なお話です。中二病的な背伸びに食傷な方には、清涼剤的な一品。
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「電撃大賞金賞」「読んだあなたは騙される」その帯に釣られ購入。結果、笑えて、最後には切なくなる素敵な作品だった。お話の構成も良く練られていて、叙述トリックというほどではないが、まさかの展開でホロッとさせられる。こういう切なくなる話は好きだなぁ。。。 作者の次作にも期待したい。
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【第20回電撃小説大賞<金賞>受賞作品。生きながらも七不思議となった中崎くんのちょっぴり切ないミステリアス・ファンタジー】
石橋を叩いても渡らない心配性の高校生・中崎夕也はある夜、七不思議を司る精霊・テンコと出会う。
深夜の校庭に桜が舞い散る中、宙に浮かぶ袴姿の彼女は、高らかに不吉な言葉を彼に投げかけるのだった。
「おめでとう、お主はこの学校の新しい七不思議に選ばれた」
なんと彼は七不思議の引き継ぎに、仮登録されてしまったのだ! そして、とまどいながらも、テンコとともに学校で起こる事件を解決していくことになるのだが……。
七不思議の一つとなった少年の日々を綴った、思わずもう一度読み返したくなるミステリアス・ファンタジー。
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こんな締め方もあるのか…と、
感心させられました(笑)
感想を言葉に表現しずらく、ちょっぴり切ない物語でした。一回読んだだけでは何かに納得ができず、物足りなさを感じ、何回も読んでしまいましたw
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忘れた携帯を取りに夜の校舎へ忍び込んだ中崎夕也はそこで七不思議を司る女の子の精霊のテンコと出会う。テンコによって新しい七不思議の一つに選ばれた夕也は、生きながら七不思議として学校生活を過ごすことになる。
七不思議となった少年がその能力を生かして学校の事件を解決していくというストーリーから、終盤は伏線を回収し最終章へつなげる、という展開。
単に最終章での展開だけで読ませるのでなく、そこで明らかになった真実から紡がれる物語は、再生であり旅立ちの物語です。中盤までストーリーのテンポやキャラの会話の良さが光っていて、そんな中でも伏線はしっかりとあってなかなか面白かったです。物語のメッセージとしても、この時期に読むのが非常に合う小説だと思います。
第20回電撃小説大賞〈金賞〉