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投稿者:シログルミ - この投稿者のレビュー一覧を見る
筆者の取材が深く学ぶところの多い本です。子ども向けですが、大人が読んでちょうどよいくらいの内容です。
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震災の被害を大きく受けた釜石市で、歯科医院を営む佐々木さんのお話。損傷が激しく、外見で身元がわからない遺体を、歯の情報をみて家族のもとに返し続けている。それは歯科医にしかできない仕事。
一人、また一人と、ゆっくりではあるけれど不明者が減っていく背景にはこういう実態があるのだなぁと気づけてよかった。
たまにはノンフィクションものも世界が広がっていい。
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法医学は知っていたが、歯科法医学という分野があるのを初めてしった。
ちょっと前に読んだ「救命: 東日本大震災、医師たちの奮闘」にもデンタルチャートを使った遺体の身元調査がどれほど、亡くなった人たちの体を家族のもとに返すのに貢献したのかを知った。
(本来、生きていくための治療が本業の現役歯科医師の方々がどんな思いで遺体に向き合ったかを思うと心が痛む)
税・福祉の番号制度。こういうものを支援するために使えるといいのに・・・
児童書だけで大人にも読みやすくてよかった。
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図書館で、子供向けの棚に置いてあったので死の現実をさらけ出さず、包んで書かれているかと思っていたが違った。事実を事実として、描写されていた。